太平洋の薔薇 下
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太平洋の薔薇 下

781円 (税込)

3pt

4.3

21世紀最高の大型海洋冒険小説!

テロリストにハイジャックされた不定期貨物船パシフィックローズは、リーダー・アララトの指示のもと、太平洋を北に進んでいた。柚木静一郎船長以下、船員たちは天候をまったく考慮しない無謀ともいえる航海指令に従いながら、反転の機会を探っていた。
アララトたちは、究極の生物兵器「ナターシャB」を手に入れることで、世界を牛耳ろうとしているのだ。国際海事局海賊情報センター、日本の海上保安庁がパシフィック・ローズの救出に乗り出し、アメリカのCIA、FBI、ロシアのFSB(ロシア連邦保安局)がナターシャBの行方を追うなか、豪華客船「スターライト・オブ・シリウス」のペントハウスには、世界の運命を左右する男たちが乗船していた。

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太平洋の薔薇 のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 太平洋の薔薇 上
    781円 (税込)
    カリブの海賊も慄くスペクタクル冒険小説!  柚木静一郎は、四十年近い船員生活の掉尾を飾る航海に出ていた。船長として乗り込んだのは、船齢二十四年の不定期貨物船パシフィック・ローズ。パシフィックローズは生ゴム一万二千トンを積んでスマトラ島中部のドゥマイ港を離岸した。目的地は横浜。そこが柚木の船乗りとして最後の寄港地となる。パシフィックローズは、娘の夏美を初めて乗せた船でもあった。  パシフィックローズはマラッカ・シンガポール海峡を航海中、ビンタン島沖合で船火事に遭遇する。要請を受けて救難に向かった柚木たちを待っていたのは、手痛い裏切りだった。パシフィックローズは、アララトと名乗る男が率いる集団にハイジャックされてしまう。船を乗っ取ったアララトは、北へ向かうよう指示する。彼らの目的は、積荷は身代金ではなかった。パシフィックローズは、世界規模のテロに巻き込まれようとしていた。  太平洋、ロシア、アメリカ、アルメニア……世界中を舞台に究極の生物兵器をめぐる攻防戦が始まる!
  • 太平洋の薔薇 下
    781円 (税込)
    21世紀最高の大型海洋冒険小説!  テロリストにハイジャックされた不定期貨物船パシフィックローズは、リーダー・アララトの指示のもと、太平洋を北に進んでいた。柚木静一郎船長以下、船員たちは天候をまったく考慮しない無謀ともいえる航海指令に従いながら、反転の機会を探っていた。 アララトたちは、究極の生物兵器「ナターシャB」を手に入れることで、世界を牛耳ろうとしているのだ。国際海事局海賊情報センター、日本の海上保安庁がパシフィック・ローズの救出に乗り出し、アメリカのCIA、FBI、ロシアのFSB(ロシア連邦保安局)がナターシャBの行方を追うなか、豪華客船「スターライト・オブ・シリウス」のペントハウスには、世界の運命を左右する男たちが乗船していた。

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太平洋の薔薇 下 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ラストは久々に魂が揺さぶられ、感涙ものである。本作の骨太なエンターテイメントはぶれることなくラストに見事に熱を発しながら収束する。物語の端緒でハイジャックされた後、荒れ狂う海を南シナ海、東シナ海、日本海そして津軽海峡を経て太平洋まで操船してきたシーマンとしての柚木キャプテンの存在が本書の全てであるが

    0
    2017年10月29日

    Posted by ブクログ

    最後までハラハラドキドキのオンパレードでした。
    一人のキャプテンの勇気と乗組員に対する愛が国を超えて、海の男達の心を動かしたこと、涙が出ました。
    命を懸けるお仕事、残される家族の辛さも含めて尊敬します。

    0
    2015年01月26日

    Posted by ブクログ

    読み終わってしばらく、胸が震え、涙が止まらなかった。
    なんというスケールの大きさなんだろう。主人公が絶望的な状況にあっても、勇気と気概をもって事態に対処する姿に、心熱くなった。
    ここ数年読んだ小説の中で、ベストの一冊です!

    0
    2014年07月12日

    Posted by ブクログ

    ハリウッド映画のようなエンターテイメントストーリ!
    海の漢たちの熱い思いに熱いものがこみ上げてきます。
    分かっていても、この鉄板ストーリには涙腺が緩みますね(笑)

    下巻です。
    テロリストのリーダ、アララト。
    徐々に明らかになるその目的。
    民族紛争がその背後にありました。こうした民族紛争はいつまでも

    0
    2025年11月09日

    Posted by ブクログ

    冒険小説というカテゴリーでは、新しい世代。カタルシスも充分だと思う。読後、アリステア・マクリーンを再読した。

    0
    2021年10月16日

    Posted by ブクログ

     海洋サスペンス小説の下巻。各地でバラバラになっていた物語が、太平洋の薔薇にだんだんと収束してくる。それにしても重要な役割だったはずの人物が終盤にかけてだんだんといなくなっていく展開には驚いた。最後までアクション映画を見ているようなドキドキする展開が続き、面白かった。

    0
    2020年06月27日

    Posted by ブクログ

    ラストは涙なしには読み進められない。人の世の道理がすべてを超越する。登場人物の生きざまがただただカッコいい。これは解説不要でただ読んでみて、としか言えない。少々、冗長だが自身の時間を投資する価値のある作品。

    0
    2019年08月03日

    Posted by ブクログ

    10年ほど前だが、トレジャーボートの免許を取得したので、何度も東京湾に繰り出した。たった6人乗りのボートでも、波に向かって当たる角度を計算して乗りこなさないと転覆のリスクがあり、苦労した覚えがある。スピードに乗って真正面で飛び込むと、ものすごい衝撃が。本書のストーリーはともかくとして、嵐の中での大型

    0
    2014年06月09日

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