古賀史健のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
・本書は、2025年に大きな社会的議論を呼んだ「フジテレビ問題」と、同社が設置した第三者委員会の報告書を出発点に執筆されたビジネス書である。
・著者の古賀史健は、フジテレビ事件を単なる個別の失態として消費するのではなく、組織全般が陥る構造的な意思決定の病理を考察するための素材として扱っている。
・本書の中心概念は、社会心理学者アーヴィング・L・ジャニスの提唱する “集団浅慮(Groupthink)” であり、「優秀であるはずの個人が集団になると愚かな決断を下すプロセス」を指す。
・ジャニスの理論によれば、高い凝集性・閉鎖性・均質性を持つ集団は、外部の意見や反対意見を排除し、リスクの高い決 -
Posted by ブクログ
いわゆるストーカー行為は、典型的な復讐です。自分のことを愛してくれなかった人に対する、愛の復讐ですね。ストーカーとなる人たちは、相手がそれを嫌がっていることくらい十分理解しています。そこから良好な関係に発展しえないことも理解しています。それでも憎悪や嫌悪によってなんとかつながろうと画策する。
自称行為や引きこもりもそう
こんな自分になってしまったのはお前のせいだと訴える
問題行動には段階があって、第五段目までいくと無能の証明をし始める
期待するな私は無能である
愛の話とか信頼で自分を信じなければ他人を愛したり信じれないというのは本当にそう。
メサコンの話あったの意外だった。
アドラー -
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私も自分が愛される自信がないから、自分から愛することをしないんだと思う。
まず先に自分が愛するしかない。
先にまず愛することから始めなければならないと思った。
自立して、他者をきちんと愛してみる、そうすうると共同感覚が生まれるのだと思う。
自己中心性から解放されるためには、他者を愛するしかない、他者を愛することのみ自立をすることができる。
まずは、無条件に人を信じること、愛すること、相手に関心を持つことから始めなければならない。
五つの段階の話は面白かった。
・褒められたい
・何でもいいから注意を集めたい
・権力争い、自らの力を証明したい、勝ちたい、反抗したい
・復讐
てめぇのせいでこう -
Posted by ブクログ
集団浅慮という言葉は聞いた事がなかったのだけど、浅慮とはどうやら熟慮の対義語らしい。
この本を読もうと思ったきっかけは、サブタイトルにある通り、なんでブジテレビのような一流企業の経営陣が集団浅慮に陥ってしまうのかとういう点を知りたかったからです。
そのポイントは凝集性の高さにあるとのこと。
また聞いた事がない単語が出てきた。
凝集性の高い組織とは、メンバー間の関係性が良好で、チームとしての一体感があって、所属する組織に誇りを持ち、その一員である自分にも誇りを持てる組織のことであるらしい。
おいおい、それって理想の組織だし、会社組織として目指すべき姿なんじゃやないの?と思うのが当然だと思 -
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フジテレビ第三者委員会報告書をもとに、「同質性の高い壮年男性」による意思決定の誤りを「集団浅慮」の視点から読み解いた書であるが、それだけにとどまらない内容を含んでいる。男女共同参画社会が言われてからも、人権教育が進んだといわれる日本(しかし世界の中では人権意識は低い部類に入る)で、いまだに旧態然とした組織構造が続けられているのかを考察されている。ダイバーシティや公正の概念が言葉でしか受け入れられていない現状、本報告書は「ビジネスと人権」の視点から書かれているが、日本人の人権意識の低さ、というより人権知識の低さの観点から考察し、性暴力を人権問題からの考察として語られている。ビジネス書の書き手であ
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「さみしい夜にはペンを持て」の続編?、相変わらず表紙が芸術的で、ずっと眺めていたくなる(本作中でも表紙をクローズアップする話があり、この関心の持ち方が肯定されてて嬉しい)。
勉強する理由は?本を読む理由は?という誰しも一度はぶつかる疑問に、本をもって答えるという内容だったかと思う(「本」とは、本作であり、引用される多数の本も含む)。
選書や読み方のコツなどの実用書的側面があるのは前作と同じく、やっぱりジャンル分けできない魅力を感じる。
続編故に主人公がちょいちょいヤドカリや日記のことを思い出していたのも嬉しかった。自分は日記止まっちゃってるのでタコジローすげえよって言われてるシーンでそうだ -
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フジテレビ問題の第三者委員会による報告書に関する書籍、という言葉に留まらない内容でした。
報告書を通して、
どの組織にもおこりうる問題のメカニズムと、
それに対してどう考えていくか?
が分かりやすく纏められています。
273pにわたる第三者委員会の魂の報告書を世の人たちに広く知ってもらいたい、という著者の熱い思いに溢れおり、報告書の要点をまとめるのが上手いのもさることながら、それに関わる論拠の肉付けも面白く、押し付けがましさを感じない優れたビジネス書でありました。
自分の置かれた組織での、ひっかかりのある気持ち悪さを紐解くのに必要な視点を与えてくれたことに感謝
集団浅慮と人権尊重、
こ -
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「嫌われる勇気」が売れた理由がよくわかる。
取材・執筆・推敲が圧倒的だったんだ。
そして、普遍性を意識したこと。
「嫌われる勇気」を読んでいた時には、全く気がつかなかった。
100年前に読んでも面白いということ。100年後に読んでも面白いと言うこと。
流行りを追いかけがちな私の脳みそに、よい教えをいただいた。
文章を書くのにも才能は必要だということがよくわかる。
私は、自分が得意なことは、何かが降りてくる瞬間、ひらめく瞬間、スッとわかる瞬間があるのだけれど、文章を書いている時には、全く何も降りてこない。
だからといって、生きていると文章は書かないといけないことが多いから、日々努力が必要だな