古賀史健のレビュー一覧
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飲食コンサルティングにも役立つ
今ある悩みのタネは何でしょうか?
この本で扱っているアドラー心理学では、職場、家族、友人、恋愛などさまざまな悩みがある中でも、共通しているのは対人関係であると伝えています。私も飲食コンサルティングする上でさまざまな人とやりとりがあるので、読んでみてとても勉強になりました。 -
ネタバレ 購入済み
問題を切り分ける革新的な考え方
他者の課題と自分の課題を混同しないというのは、自分にとって衝撃でした。
一方で、気をつけなければならないのは、今回の幸せになる勇気というのは、¨自分自身“が幸せになるためのヒントを得ることを指しており、人間の抱える悩みは大抵対人関係の問題だとして、では他者個々人とどう関わるのかというコミュニケーションの仕方の話ではないということです。
どう世界を捉えるかという自分自身の思考を助けることにはなりますが、対人関係を避けられない中でよい関係を構築していくための方法論ではありません。
青年の言うとおり、冷たい人だと思われるような考え方も入っています。そこもさまざま踏まえて嫌われる勇気が必要なのでしょう -
Posted by ブクログ
これはあまりにも良書。
凄まじくクオリティの高い情報が詰まっています。
私は物書きでもなんでもないのですが、自分の人生を良くしてくれる学びがたくさんありました。
これ、全人類読んだ方がいい。
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評価とは、自分の都合に従って導き出された、安直な結論である。他者を評価するときあなたは、その人の価値、能力、職業観、人生観、可能性を決めつけてしまっている。 相手を評価しないこと。 それは相手のことをどこまでも考え続け、もっと深く知ろうと耳を傾ける、「聴くこと」や「読むこと」の大前提なのである。
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良い言葉がたくさんあり、全てについて感想を残していると途方もなく時間がかかりそうなので、中 -
Posted by ブクログ
ずっと読みたかった本。よかった
本書はライターの教科書として書き上げたとあり。これが結論です。
文章を書き記すための方法論ではなく、日常を超えて、人の心を打つものを生み出すための努力と熱い想いを語ったものとしてとらえました。
一つのコンテンツを作り上げるためには、さまざまな段階で想像を超える努力と思考の積み重ねが必要であることを本書は物語っています。
気になったのは、以下です。
・いいものを読んだ、気持ちのいいものに触れた、いい出会いだった、と思ってもらえてこそコンテンツなのだ。
・取材したこと、調べたことをそのままに書くのがライターなのか?違う、絶対に違う。ぼくの答えは、「返事」で -
Posted by ブクログ
書く人の教科書ということで、ライターではないけれど文章が上手くすらすら書けるようになりたいと思って手に取った。
ライターとは、ただ文章を書くのではなくコンテンツをつくる人。そしてコンテンツとは、エンターテイン(お客さんをたのしませること)を目的につくられたもの。デザイナーと一緒。という著者の指摘にそうか!と驚き納得した。
完成品しか見たことがない取材やインタビュー記事がどうやって作られているのか、入念な下調べと当日の進行、取材後の苦労を知ることができ、面白かった。人の話を聞くのが好きなので自分もやってみたいと思った。
物語としても面白かった。導入部分から結末までの距離が離れていて、想定外