古賀史健のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
集団浅慮という言葉は聞いた事がなかったのだけど、浅慮とはどうやら熟慮の対義語らしい。
この本を読もうと思ったきっかけは、サブタイトルにある通り、なんでブジテレビのような一流企業の経営陣が集団浅慮に陥ってしまうのかとういう点を知りたかったからです。
そのポイントは凝集性の高さにあるとのこと。
また聞いた事がない単語が出てきた。
凝集性の高い組織とは、メンバー間の関係性が良好で、チームとしての一体感があって、所属する組織に誇りを持ち、その一員である自分にも誇りを持てる組織のことであるらしい。
おいおい、それって理想の組織だし、会社組織として目指すべき姿なんじゃやないの?と思うのが当然だと思 -
Posted by ブクログ
自分にとって、宝物の1冊かもしれない。もし自分に子供ができたら、読んでもらいたいなとも思った。
たまたま書店で見つけて、キレイな表紙と、何か書きたいはずなのにしっくりきてないと地味にずっと考えてたからタイムリーな本かもと思って買った本。買ってよかった。
ストーリー仕立てで面白い。
でも、書くとはなにか?言葉にするとはどういうことなのか?なぜ書くべきなのか、考えないといけないのか…
単なる″日記のススメ″ではなくて、もっと本質的な、自分自身と向き合うことの大切さや考え方が書かれているような気がした。
自分もノートとか書いてみたけどなんか気持ち悪くて、書きたいことあるはずなのに書けなかったが -
Posted by ブクログ
最近「言語化」についてよく考える。
もっと自分の言葉で色んな事を語れるようになりたいなーと思っているところにピッタリな本だった。
心に残ったのは主にこの二つ。
・スローモーション再生で日記を書く
日記にはただ単にその日のできごとを書くのではなく、印象に残った出来事をピックアップして、スローモーションのように細かくその時の自分の感情や言動を書くと新たな発見がある。
・日記を書くというのは自分というダンジョンを冒険すること
自分の事は一番よくわからない。そんな自分が感じたことを毎日少しずつ書き残すことで、ダンジョンを攻略していくように自分のことを少しずつ知っていくことができる。
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Posted by ブクログ
フジテレビ第三者委員会報告書をもとに、「同質性の高い壮年男性」による意思決定の誤りを「集団浅慮」の視点から読み解いた書であるが、それだけにとどまらない内容を含んでいる。男女共同参画社会が言われてからも、人権教育が進んだといわれる日本(しかし世界の中では人権意識は低い部類に入る)で、いまだに旧態然とした組織構造が続けられているのかを考察されている。ダイバーシティや公正の概念が言葉でしか受け入れられていない現状、本報告書は「ビジネスと人権」の視点から書かれているが、日本人の人権意識の低さ、というより人権知識の低さの観点から考察し、性暴力を人権問題からの考察として語られている。ビジネス書の書き手であ
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Posted by ブクログ
「さみしい夜にはペンを持て」の続編?、相変わらず表紙が芸術的で、ずっと眺めていたくなる(本作中でも表紙をクローズアップする話があり、この関心の持ち方が肯定されてて嬉しい)。
勉強する理由は?本を読む理由は?という誰しも一度はぶつかる疑問に、本をもって答えるという内容だったかと思う(「本」とは、本作であり、引用される多数の本も含む)。
選書や読み方のコツなどの実用書的側面があるのは前作と同じく、やっぱりジャンル分けできない魅力を感じる。
続編故に主人公がちょいちょいヤドカリや日記のことを思い出していたのも嬉しかった。自分は日記止まっちゃってるのでタコジローすげえよって言われてるシーンでそうだ -
Posted by ブクログ
アドラー心理学は、行動指標を示しているのであり、人生の正解を解いているわけではない。
今この瞬間にスポットライトを当て、自分で選んだことをダンスするように楽しむことが大事で、未来を案じる必要はないと解いている。
関係性にゴールはなくて、その瞬間ごとに完結しているって言う意識は非常に有用だと思う。
共同体感覚を育むことが重要で、そのために家族や友達、恋人との繋がりを大切にして、求め続けること大切だ。でも、それだけじゃなくて、さらに広い世界との繋がりを感じられるようにするとその意識が揺らぎにくくなる。その文脈において、海外の人と交流したり、読書や映画で世界をひろげたり、歴史や地理、文化を学んだりす