古賀史健のレビュー一覧
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息子へ
アドラーの心理学を、小説仕立てで解説した本。
アドラー心理学は、ためになる。救われる。苦しいときに読むべき本だ。
7つの習慣に共通する教えがあった。まず自立、その後、相互補助。
Key takeaways
- 目的論:
感情は、原因論ではなく、目的論。怒りは、なにかあっていかっているのではなく、怒ることで、なにかを避けたい、マウントを取りたいという目的で、怒っている。
- 課題の分離:
悩みはすべて人間関係からくる。解決する方法として、他人と自分との「課題の分離」。他人があれこれ言う、自分に求めるは、すべて他人の課題。その意味で「嫌われる勇気」
- 縦の関係は、存在せず。 -
Posted by ブクログ
「嫌われる勇気」と同様に、わたしは発売当初斜に構えてひねくれていたため、ベストセラーになったこの本を手に取るまでに10年かかってしまいました。もし10年前に素直に読んでいたらどんな人生になっていたのか、後悔はしていませんがとても興味があります。それほどまでにこの本には人間が善く生きるための知恵が詰まっており、陳腐な言葉ではありますが本には人生を変える力があるのだと強く実感させられます。本著に出てくる哲人も言っていますが、アドラー心理学は一度知識として知っただけではとてもじゃないが理解できず数年かけて自分で実践する必要がありそうです。そのためにも「嫌われる勇気」と「幸せになる勇気」をまずは何度も
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Posted by ブクログ
「嫌われる勇気」の再読も終わったので「幸せになる勇気」も読んでみた。
序盤、なんだか教育の話ばかりで何だこれは?となっていたけど、青年同様、読者の私も哲人の言葉に呑み込まれていきました。
うーん、凄い。
何度も論破され、怒りを露わにしながらも見事に再論破され(笑)、そんな青年に苦笑しつつ自分と重ねることができました。
いいやつだなあ、青年。
「嫌われる勇気」が大ベストセラーになったから、ついでに2作目で狙ったのかな?と思って少し冷めた感じで読み始めたのですが、前作の理解がさらに深まるうえに、さらに踏み込んだアドラーの世界を知ることができました。
人生とは?
愛とは?
幸せとは?
やっぱ -
Posted by ブクログ
ネタバレ2019/06/09
アウトプット大全に「読んでいても覚えてなければ意味がない」とありました。マンガを含めると3回くらいはアドラーに触れているはずなのに、まったく覚えないことに気づいての再読。「トラウマは存在しない」「全ての悩みは対人関係」「対等な横の関係を作る」「いま、ここを真剣に生きる」読み返すと、簡単なようでいてめっちゃくちゃ重いなと思います。難しい。次は『幸せになる勇気』を再読しますが、青年が「騙された!」と文句と共に登場することしか覚えてませんからね。今度こそ、覚えます。
2017/02/18
前にマンガでアドラー心理学を学んだはずなのですが、定着していないことがよくわかりました。 -
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古賀史健。なんと直前に読んでいま嫌われる勇気の著者だった。書きぶりや内容は全く異なる2冊だっただけにこの本を強い使命感を持って執筆されたのだということが強く伝わってくる本だった。
手に取ったきっかけは「集団浅慮」という4文字の単語に何となく心当たりがあると感じたこと。フジテレビの第三者委員会の報告書がベースになっていたことは本を手に取って初めて知った。凝縮された共同体の中に働く力学と陥穽を説明しながらも、テーマの題材となったセクハラやジェンダーについても深めていく。自身の中にある「フジテレビ性」と向き合わざるを得ない、痛みを伴う学びのある本でした。巻末記載の参考文献が74冊と半端ないことからも -
Posted by ブクログ
ネタバレ心の奥にずっとずーっとあったしこりを取り除いてくれたような本でした。
今まで他人の事を気にしながら生きて来たけど、他人の事を考え過ぎだった。
更に敵とみなすのではなく仲間なんだという考えに目から鱗が落ちた。
自己受容し、他者に嫌われる事を恐れず他者を仲間と思い、他者を信頼し、他者に貢献するからこそ自己受容出来る。
「世界を変えるのは私自身」=「万事は胸三寸にあり」という事か…。
本当だ…、世界はどこまでもシンプルだ。
いつも頭の片隅にこれらの考えを置いておけば、今までよりずっと楽に生きられるなぁと心が軽くなりました。
続きも絶対読みたい!! -
Posted by ブクログ
アドラー心理学をベースに、「人はどうすれば自由に生きられるのか」という問いを対話形式で掘り下げた一冊。過去の出来事や環境に人生を規定されるのではなく、自分の選択によって生き方を変えることができるという考え方が中心にある。
本書で繰り返し語られるのは、「課題の分離」という考え方である。人は他者の評価や反応を過度に気にすることで、自分の行動を制限してしまいがちだ。しかし他者がどう評価するかは他者の課題であり、自分がコントロールできるものではない。自分が向き合うべきなのは、自分の選択や行動といった、自分が変えることのできる領域だけだという指摘が印象的だった。
他者の期待や評価を基準にして生きてい -
Posted by ブクログ
他の人も書いているように、正直ちょっと宗教感があるなと思った。でもそれ以上に学びになることが多かった。
特に印象深く残っているのは自己受容について。存在しているだけでありがとうと思うこと。最近専業主婦になり、働きに出て稼いでいないことへの罪悪感や、所属感が無く焦る気持ちを持っていた。存在しているだけで有難い、役に立っている、という考え方には励まされた。自分は「外で働いている」「稼いでいる」という行動を軸に物事を捉えていて、だからそれをしていない自分が受け入れられなかったのだと気づいた。そもそも私は地球に所属していて、在住の都道府県や市町村に、そして家族の中に属している。孤独感を持ちしんどくなっ -
Posted by ブクログ
組織の中で人がどのように考え、どのように判断を誤っていくのかを丁寧に描いた一冊である。私たちは組織の中で意思決定を行うとき、必ずしも「正しさ」を基準に議論しているわけではない。むしろ、会議を円滑に終わらせることや、集団の調和を保つことが優先される場面が少なくない。本書は、そのような状況で起こる思考の偏りを「集団浅慮」という概念で説明している。
凝集性の高い組織ほど異論が出にくくなり、結果として誤った判断に至る可能性が高まることが示されている。会議では「余計なことを言うな」という無言の空気が生まれ、議論の目的が「正しい結論を探ること」から「場を乱さず終えること」へとすり替わってしまう。このような