古賀史健のレビュー一覧
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ネタバレ"p56 書くことは考えること 書くのが面倒なのではなく、考えることが面倒くさいのだ
p81 本の感想として「感動しました」は思ってない。もっと詳細に感情が動いたはず
p88 言葉による暴力は、説明するというコストを省いているもの
p91 日記はその日に何が起こったのかを書くのではなく、何を考えたのかを書く
p93 ポテトチップスを食べたというだけでもどんなことを考えたのかを深堀りすると、結構書けたりする
p119 今の気持ちを書くのではなく、あの時の気持ちを書く
p124 記憶が曖昧なときはいきなり全体を思い出そうとしない→限定されたシチュエーションを細かく思い出せ
p129 考えることは答えを出そうとすること。保留にすることは考えていないことと同じこと
p138 日記を書くことは自分一人と向き合うことを意味する。一人の考えが深まっていく
p148 数年後にその日記を読み返す。真剣に生きていたあの時の自分と向き合うことができる。これは最高の自分へのプレゼントになる。
p175 語彙を増やすには使わないと身につかない。声に出して呼んでみることで身につく
p184 スローモーションの文章を書くことを意識する。
p197 一つの文には一つのメッセージを書く。書きすぎない。
p226 心配事と考え事に分ける。心配事は自分で解決できない。考え事は自分で解決できるもの。考え事を解決していく。
p234 「僕」ではなく「龍生」にして物語も主人公っぽくする。
p237 誰に見せるものでもないから、本音を書く。かっこつけたりすると続かない。
p270 書いたら定期的に読み返す。→「読みたいから書きたい」に変わる。
p272 だいたい10日書いたら初日の記憶は曖昧になっている
☆この本は日記を書くことの重要性を語っている。これから日記を書いていきたい。" -
Posted by ブクログ
「読書」とは、どちらかというと受動的で非生産的なイメージが付きまとう。
何もする事がないから、読書をする。暇つぶし。確かにそういう時間の使い方の一つが読書でもあると思う。
でも、この本を読むと「読書」が能動的で創造性のある行為だってことがよくわかる。
本を渡されても、そこには文字が羅列してあるだけ。その文字を読んで頭の中でイメージしたり意味を咀嚼して自分の中に落としこんだり、それを元に考えたりすることは、間違いなく能動的に「読書」しないとできないことである。
本も勉強も、自分を耕すこと。
特に、受験を控えて進路選びに悩んでいる子、なぜ数学を勉強しないといけないかと頭を抱えている子にもおすすめしたい。
もちろん、大人が読んでも面白い。 -
Posted by ブクログ
何度読んでも発見がある。
子育て・教育のこと、パートナーとのことの2つを通じて、他人との関わり方・姿勢を見つめ直すことに重点が置かれている。
◾️面白かった箇所
p210
別れた人の嫌なとこばかり浮かぶ→美点が思い出されるようになったら、その人への思いから解放されたこと。
…医局みたい
子育て…問題行動の5段階
なんでもない行動を勇気づけしてあげる意識が大切なのかな。
私たちの幸せを築き上げる
p239
・・・「夫婦キャリア論」という本で、夫婦のキャリアは夫婦で作り上げるもの、というのを思い出した。
「わたし」からの脱却、自己中心性からの脱却
p241 星野源が言うところの「自分なくし」みたいな感覚かも。
幸福なる生を手に入れるために「わたし」は消えてなくなるべき -
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ネタバレさみしい夜シリーズの2冊目。
前作がすごく好きで、良かったので読んでみました。
タコジローと同級生2人の3人が、本を使って占いをする占い師のヒトデに会い、自分にあう本の選び方や読み方、それぞれの悩みを解決する本との出会い方などを知り、自分選びをしていく様なストーリー、というのは他の方のレビューを読んで知っていて読んでみたかった一冊です。
『大事なのは、最後まで全力でやった、っていう事実のほうなんだ。だからイカリくんはもう「ひと掴みの砂金」ってやつを掴んでるんだと思う』
この一文を読んだ時、稲妻が落ちました。
自分で選ぶ、継続する、最後までやり切る。
それが自己効力感を作るのかも、と思いました。
タコジローが面談で決められていた進路を改めて自分で決めて宣言するシーン。
大人は理解できずにポカーンなのがとても良いです。
なぜ勉強をするのか。
それは自分を耕すためだと太宰治の「正義と微笑」を引きつつ言います。
自分を耕すとは「やった」という感覚を持つこと。
なぜ読書をするのか。
それは自分の学びたいことを学ぶため、自分の人生を選ぶためだと思います。
これにはすごく納得できます。
自分の選んだ本が自分であるような感覚を味わったからです。
自分の本棚は脳内の可視化だと言った人がいました。
本当にその通りだと思います。
本と自分の考え、専門と専門外、本文とあとがきを比べる「くらべクラゲ」。
自分、ことば、作者にマイクを突きつける「それでクラゲ」が面白いです。
本の読み方の一歩として参考になりました。
読書をして様々な世界を覗き見していると考えます。
自分で選択し、一掴みの砂金を掴んでいきたいです。 -
Posted by ブクログ
なかなかの力作だった。まず第一にテーマ設定が秀逸だと思った。主題が『中居正広の性加害とフジテレビの対応の問題点』だったならばさほど興味を感じなかっただろう。ただの芸能界スキャンダル程度の理解しかなかったからだ。しかしこの本は、その根本原因を掘り下げて、日本人に特にありがちなGroupthink(集団思考ーここでは集団浅慮)の具体例としてこの事件を取り上げつつ、なぜそのような思考法に陥ったのかということを提示している。様々な先入観や固定概念を再認識させ、個人としては極めて優秀な人物が、集団思考に陥ることで、愚かな誤った道を選択してしまうさまが明瞭に示されている。鍵となるのは『多様性』の欠如のようだ。『同質の壮年男性の集団』ばかりが悪者扱いされているようで、壮年男性は反感を持つかもしれないが、その壮年男性こそが、日本社会の中で最も権力を持ち、優位な立場を享受してきたのだということを忘れてはならないと思う。
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Posted by ブクログ
経営層のおじさんが密室に集まって物事を決めた結果、客観的に見ると偏っているとしか言えない判断をしたという事例の紹介。
日本はお国柄的に同質性が強く、業界によってはジェンダーも相当偏る。多様性が大事と言いつつも、多様性のある状態を経験したこともなく多様性の意味するところを本当に理解できる環境にない人が大多数ではないか。
そのような前提に立つと、unconscious biasを意識することの重要性に気づく。本質的にどんなバイアスを自分が持っているのか把握することはできないので、バイアスが「あるはず」という前提でいることが大事。ある意味の謙虚さである。