古賀史健のレビュー一覧
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「ありのまま」を認める勇気。アドラー心理学と『成瀬は都を駆け抜ける』に学ぶ、自立と尊敬の形
はじめに
アドラー心理学の決定版ともいえる『幸せになる勇気』を読み終えました。前作『嫌われる勇気』で語られた衝撃的な教えが、より実践的な「教育」や「愛」というテーマで掘り下げられており、多くの気づきがありました。
特に心に残ったのは、対人関係における**「尊敬」**の定義です。
教育のゴールは「自立」である
本書では、教育の目的は一貫して「自立」であると説かれています。
親や教師が子どもの課題に介入し、操作しようとすることは、相手の自立を阻む行為に他なりません。
• 子どもの課題に介入しない
• 自立 -
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■はじめに
昨年元日のフジテレビ〈爆笑ヒットパレード〉に
出演した爆笑問題が漫才冒頭、「フジテレビは潰れます!」「日枝、出てこい!」と叫び、スタジオを騒然とさせた。言うまでもなく中居正広氏によるフジテレビアナウンサーへの性暴力問題を指した明らかなネタで、それは燎原の火のごとく広がり、1月17日のクローズド記者会見は火に油を注ぎ、スポンサー各社はCM差し止めを決断。
1月27日の“やり直し”のフルオープン記者会見は10時間を超え、会長・社長の退任が発表された。そして3月31日、第三者委員会による「調査報告書」が提出される。
売れっ子タレントによる性暴力、被害者は局アナ、局幹部のスカタンぶり、 -
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子ども向けだが大人も参考になる本。
昨今、思考の言語化の重要性が見直されていて、日記を書くことが奨励されている。
言語化は意識して訓練して継続しないとなかなか身につかなそうだ。私もここへの感想文を書く際にに苦労することも多い。
本書は、学校にうまく馴染めずに悩むタコジローが、出会ったヤドカリのおじさんに指南を受けて日記を書いてみる、という話だが、段階を追って文章での表現の仕方が分かるようになっている。例えば人に読んでもらうことを意識すること、など。ここでいう人とは将来の自分である。
出力することで気持ちがまとまり、周りで起こっている事象や悩みなどが違う角度から見えたりして、整理がつくのだ。
読 -
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『嫌われる勇気』を読んだことがないけど、続編のこちらがaudibleに登場したので聴いてみた。
哲人と青年の対話形式で、青年がいちいち突っ掛かってくるのがくどい。
内容は子育てにおけるコーチングを更に深く、心理学的に説明している。
一番おもしろかったのは、人は今の自分を肯定するために、自分の過去の辛いことを良いものとしてこれでよかったと総括する、という話。
だから過去は美化されるのかと納得。
・過去に何があったかではなくその過去を自分がどう意味付けするか
・私の価値を他者に決めてもらうことは依存
自ら決定することが自立
承認欲求は永遠に満たされない
・平凡なその他大勢としての自分を受け -
Posted by ブクログ
前作を読んでいないが、「読む」ことに対してキッカケになるような本。周りの評価が大変高く、糸井さんが推薦しており期待していたため、自分にとって響くものが少なく不安になった。タコジローと自分の乖離があることと、対象年齢が異なること、「さみしい夜」の意味合いが受け手によって変化してしまうことが自分には合わなかったのかもしれない。15歳の目線になった時、本が読めない、あるいは読む気がない子供にとって本来ベイビーステップになる本なのだろうが、わずかに高く思えた。ただしイラストや装丁が素晴らしく、魔法がかかっているようで、その点に関して手にとってよかった。