古賀史健のレビュー一覧
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ネタバレ最初読もうとして、序章の段階で挫折したやつ笑笑 読書にハマってから読み直しました!
アドラー心理学の考え方について、青年と哲人の会話を通して分かりやすく解説されていました。最初はなんだその考え方!?って思う部分もあったけど、この考え方を身につけることができたらかなり生きやすくなりそう。
私は課題の分離と横の関係づくりができてないなーって感じたので、意識しながら今後生活に取り入れていきたい︎^_^
途中1個だけ思ったのが、現代社会でこの考え方を元に生きるのかなり大変じゃないか!?ってことです笑
子育てのときにも、褒めても怒ってもいけないって書かれてたけど、幼稚園に送らなきゃいけないのに子ども -
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フジテレビ問題の第三者委員会による報告書に関する書籍、という言葉に留まらない内容でした。
報告書を通して、
どの組織におこりうる問題のメカニズムと、
それに対してどう考えていくか?
が分かりやすく纏められています。
273pにわたる魂の報告書を世の人たちに広く知ってもらいたい、という著者の熱い思いに溢れおり、
報告書の要点をまとめるのが上手いのもさることながら、それに関わる論拠の肉付けも面白く、押し付けがましさを感じない優れたビジネス書でありました。
自分の置かれた組織での、えもいわれぬ気持ち悪さを紐解くのに必要な視点を与えてくれたことに感謝
集団浅慮と人権尊重、
この二言はセットで心 -
Posted by ブクログ
永遠に知らない
自分は全てを知っていると称する者がいたら宗教に足を踏み入れている
ただ自らの信じる最善の道を選ぶ
尊敬 人間の姿をありのままに見てその人が唯一無二の存在であることを知る能力
ありのままのその人らしさを受け入れ尊重する
他者の関心ごとに関心を寄せる
褒めてくれる人がいなければ適切な行動をしない
罰を与える人がいなければ不適切な行動もとる
褒められようとする人
怒りは人と人とを引き離す感情である
貢献感の中に幸せを見出す
それは自分で決めていいんだよ
競争原理ではない、協力原理
承認欲求に囚われた人間は他人から認めてもらうことを願うあまりいつの間にか他者の要望に沿った人生を生きるこ -
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目的論 過去の原因ではなく今の目的
原因論の住人である限り一歩も前に進めない
与えられたものをどう使うか
あなたが変われないのは自らに変わらないと決心を下しているから
このままの私でいるほうが楽だし安心
自分の人生を決めるのは今ここに生きる自分
自らの劣等感を取り除くべくより前進しようとするのはいいこと
自慢する人は劣等感を感じている
あたかも自分が優れているかのように振る舞い、偽りの優越感に浸るのが優越コンプレックス
AだからBできない Aさえなければ私は有能であり価値があるのだと暗示している これが劣等コンプレックス
自らの不幸を武器に相手を支配しようとする
健全な劣等感とは他者との比較の -
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本書は、フロイト・ユングと並ぶ心理学三大巨頭であるアドラーの思想を、対話形式で平易に解説したものである。アドラー心理学は“原因論”ではなく“目的論”を軸とし、人は過去の出来事に規定されず「これからどう生きるか」を自ら選び取れるという、現代人に最も力を与える前向きな理論である。本書は五章で構成されているが、一貫したメッセージは「人は変われる」「世界はシンプル」「誰もが幸福になれる」という希望である。
第一章では、アドラーが「トラウマは存在しない」と述べる理由が示される。人は過去の出来事によって行動を強制されるのではなく、ある行動を選ぶ“目的”を自分で作り出している。ゆえに、原因論に囚われ「あの -
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ネタバレ2025年読んだ本の中で1番良い本やった。こんなにも早く読みたくて仕方がない本は初めてやった。
紙に書くことや日記を書くことは良いことというのは多くのSNSや本で紹介されていたから、分かってはいたけど、それをより深く、そして別の角度から明瞭に書かれていたのが良いと思えるポイントやった。
そして、それらをよくある自己啓発本のように書き連ねるのではなく、登場人物を出して小説風に仕上げることで、よりのめり込むことができたと思う。しかもただ、タコジローがヤドカリのおじさんに書くことについて教えてもらうだけじゃなくて、おじさんに対しても怪しいスポットライトが当たる場面もあって、全く飽きさせることないの展 -
Posted by ブクログ
古賀さんが最近の著作とあまりに毛色の違う本を出されたので、読まずにはいられませんでした。
中居氏の事件はスキャンダル的な側面から、またフジテレビの対応のまずさは報道を通じて知っていましたが、第三者委員会の報告書があること、その中にはこの事件の背景が深く書かれていることは全く知りませんでした。
この本では、報告書に記載のあった「集団浅慮」という観点からこの事件を振り返り、さらに、なぜ集団浅慮は起こるのか?日本でよく言われる同調圧力、多様性の必要性など、歴史も踏まえつつ解説されています。
フジテレビだけではなく、日本企業であれば、集団浅慮はどこにでも起きています。
私が務めている会社でも大なり小