古賀史健のレビュー一覧
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2025年3月、フジテレビが設置した第三者委員会よる調査報告が公表された。フジテレビ在籍の女性アナウンサーが、タレントの中居正広氏から性暴力を受けたことに端を発する一連の騒動が検証され、組織としてのコーポレート・ガバナンスの問題が露呈した。この事件に衝撃を受けた著者は、膨大な調査報告書を丹念に読み込み、関連する資料や書籍から、問題の本質を検証してビジネス書としてまとめた。本書の書名「集団浅慮」とは、「同質性(集団凝集性)の高い組織は、外部からの視点や異なる意見を受け入れにくく、外部とは異なる内なるルール(内輪の理論)がまかり通り、集団浅慮に陥ることも多い」とする。本件の性暴力という「性的自己
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自分は、この本を読んでみて青年との会話形式が非常に読みやすく感じた。どういうことかと言うと、青年が自分の疑問をそのまま投げかけてくれるところが、痒いところに手が届く感じがして非常に読みやすかった。
内容としては、自分のことが嫌いで他人の目を気にしてばかりいる青年とアドラー心理学の探求者である哲人との会話形式で話が展開されていく。
この本で、まず驚いたのが
①目的論で物事を考える必要があるということ(原因論を否定している)
例をもって原因論と目的論について説明する
原因論:
子供の頃によく周りの人から怒られできて、そのせいで自分は引っ込み思案になってしまった。この過去があるから -
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文章が上手くなりたいもんだ。
文章教室にも通い、言語化するためのノウハウ本もたくさん読んだ。
でも。なかなか。
2000文字の課題を書くのに数ヶ月もかかるし、納得いく文章がなかなか書けない。
この本を知ったのはいつだったか、きっかけも思い出せないけど、たぶん課題が仕上がらずに苦しんでいたときに見かけたのだろう。読んだ方がいい、と思った。
そして間違いなかった。
まずはメモを取る。そして日記を書く。
日記はこれまでも書いてきたけど、ただ感情を書き殴るだけの日記だった。
書き殴るのはスッキリするけど、誰にも見せたくなくてすぐに捨てていた。
そうか、これではだめだったんだ!
まずはヤドカリおじ -
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・本書は、2025年に大きな社会的議論を呼んだ「フジテレビ問題」と、同社が設置した第三者委員会の報告書を出発点に執筆されたビジネス書である。
・著者の古賀史健は、フジテレビ事件を単なる個別の失態として消費するのではなく、組織全般が陥る構造的な意思決定の病理を考察するための素材として扱っている。
・本書の中心概念は、社会心理学者アーヴィング・L・ジャニスの提唱する “集団浅慮(Groupthink)” であり、「優秀であるはずの個人が集団になると愚かな決断を下すプロセス」を指す。
・ジャニスの理論によれば、高い凝集性・閉鎖性・均質性を持つ集団は、外部の意見や反対意見を排除し、リスクの高い決 -
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いわゆるストーカー行為は、典型的な復讐です。自分のことを愛してくれなかった人に対する、愛の復讐ですね。ストーカーとなる人たちは、相手がそれを嫌がっていることくらい十分理解しています。そこから良好な関係に発展しえないことも理解しています。それでも憎悪や嫌悪によってなんとかつながろうと画策する。
自称行為や引きこもりもそう
こんな自分になってしまったのはお前のせいだと訴える
問題行動には段階があって、第五段目までいくと無能の証明をし始める
期待するな私は無能である
愛の話とか信頼で自分を信じなければ他人を愛したり信じれないというのは本当にそう。
メサコンの話あったの意外だった。
アドラー -
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私も自分が愛される自信がないから、自分から愛することをしないんだと思う。
まず先に自分が愛するしかない。
先にまず愛することから始めなければならないと思った。
自立して、他者をきちんと愛してみる、そうすうると共同感覚が生まれるのだと思う。
自己中心性から解放されるためには、他者を愛するしかない、他者を愛することのみ自立をすることができる。
まずは、無条件に人を信じること、愛すること、相手に関心を持つことから始めなければならない。
五つの段階の話は面白かった。
・褒められたい
・何でもいいから注意を集めたい
・権力争い、自らの力を証明したい、勝ちたい、反抗したい
・復讐
てめぇのせいでこう -
Posted by ブクログ
集団浅慮という言葉は聞いた事がなかったのだけど、浅慮とはどうやら熟慮の対義語らしい。
この本を読もうと思ったきっかけは、サブタイトルにある通り、なんでブジテレビのような一流企業の経営陣が集団浅慮に陥ってしまうのかとういう点を知りたかったからです。
そのポイントは凝集性の高さにあるとのこと。
また聞いた事がない単語が出てきた。
凝集性の高い組織とは、メンバー間の関係性が良好で、チームとしての一体感があって、所属する組織に誇りを持ち、その一員である自分にも誇りを持てる組織のことであるらしい。
おいおい、それって理想の組織だし、会社組織として目指すべき姿なんじゃやないの?と思うのが当然だと思