古賀史健のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ★5.0/5.0
久しぶりに出会ってしまった!何度でも読み返したくなる、自分の考え方、ものの見方変わる本!!!
ここまでメモしておきたいフレーズが多かった本は無い、初めて!!!
読んだ時期がちょうど自分自身落ちてた時だったから、タメになる言葉がたくさん出てきて、とても勉強になった。
思考の転換ができるだけで、こんなにも見方を変えられるとは思わなかった。この本の感想言葉にするの難しいけど、私個人としては、今後も自分の人生に寄り添ってくれる本であり、悩み迷いそうになったらすぐ読み返したい。
私はずっと人から嫌われるのを恐れてたけど、人に嫌われないように生きるいうことがどういうことなのかを知り、も -
Posted by ブクログ
青年と哲人の会話形式で進んでいきます。最初は青年と同じく哲人の言ってることがさっぱり理解できませんでした。
特にフロイト的な原因論で〜だから怒っているというのは違うくて、目的論として怒りたくて怒っていると書かれていた時にそう感じました。
しかし読み進めていくうちに、人間のすべての悩みは人間関係からくるもので、自分の課題と他者の課題は分離して考えなければならないとか、自分の変えられない性質は受け入れて、変えられる部分にフォーカスする自己受容の話しとか理解できる話が増えていきました。
最後は、他者貢献感があれば自分の幸福につながるということで、他人の評価は一切関係ないということも理解できました。こ -
Posted by ブクログ
リアル本にて。
本屋で見かけて気になっていたところに、積ん読チャンネルの紹介を見て購入した。
一応中学生ぐらいをターゲットに書いているようだが、アラフォーが読んでも非常にためになった。
悩み多きタコのタコジローが、ヤドカリのおじさんから「日記を書く」ことを教えてもらうストーリー仕立てになっている。
自分はこれまで日記を継続的に書いたことはなかったが、ちょうどこの本を読む1ヶ月ほど前から書き始めていたので、とてもタイムリーだった。
・1日の出来事をすべて書き下すのではなく、心が動いた一つのできごとに狙いを定め、当時の自分と対話しながらスローモーションで丁寧に言葉を紡ぐ。そうすることで、読者である -
Posted by ブクログ
ネタバレ■読んだ動機
日記を最近書いている。そんな中、普段僕が見ているYouTubeで日記についての回が登場した。そのYouTubeで紹介されていた本で、面白そうだったので手に取った。
■あらすじ
いじめられている中学生の主人公タコジロー。
ある日学校にどうしても行きたくなくて、バスで通り過ぎて公園へ行く。
その公園で、ヤドカリのおじさんと出会う。そのおじさんから日記の書き方や日記の良い点について教えてもらい、日記を書くようになっていく物語。
■感想
小説チックに書いてあり読みやすく、また文章も非常にわかりやすい。そして内容もとても良かった。メモする場所が多かった。振り返ってみる。
■以下よかっ -
Posted by ブクログ
「いま、ここ」を真摯に精一杯生きる。
人生は山あり谷ありの物語ではない。計画やトラウマといった薄ぼんやりとした光の中で、前や後ろが見えている気になってはいけない。
人生とは連続する刹那なのだ。過去も未来も今の私に干渉することはできない。だからこそ、この瞬間から幸福になることができる。
ダンスするように生きよう、必死に踊った後に、気がつけば自分が想像もしてなかった場所へ辿り着いているのだ。
課題を分離し、自己受容⇨他者信頼⇨他者貢献の円環の中で共同体感覚に至る。
仕事のタスク、交友のタスク、愛のタスクから決して逃げずに、真剣に生きようと我が身が震えた一冊でした。
素晴らしい読書体験でした。こ -
Posted by ブクログ
もっと早く、前作でも思ったけれど、子どもの時に、この本に出会いたかった。
でも、今、この本に出会った意味があるのかもしれない。
こんなにも丁寧に本の出会い方、読み方を教えてくれる本はないのではないだろうか。
古賀さんの本は、小説なのに実用書なのが面白い。
実用小説。
この本に出てくる本を、全部読んでみたくなった。
オーディブルで聴く意味もまた、あったような気がする。そして紙の本で、再読したい。
ナレーションも本当に1人なの⁈って思うくらい演じ分けられていて、最後まで聴くと改めて凄いなと思った。
ヒトデみたいな大人になりたい。
追記
聴き読した直後,紙の本を求めて本屋に行った。
そしたら紙 -
Posted by ブクログ
悩めるタコジローくんの話。海の中の登場人物たちだったからポップさがあって読みやすかったのがよかった。
いじめはなかったけど私もタコジローくんと一緒で、高校の時スクールカーストを感じてクラスに居づらかったし、人と比べて自分の生まれ持ったものを嫌がって、友達も友達なのかわからなくて、ずっとストレスだったししんどかった。
大学に入ってから日々を無駄にしないでおきたいと日記をつけ始めていい方向に変わり始めた。
それもあって、この話も日記を書く話で、興味を持ちながら読んだ。
その日あったことをただばーっと殴り書きしてたり、読み返していないので、未来の自分に向けてもっと丁寧に書いてみようかなと思うようにな