古賀史健のレビュー一覧
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新しい観点
新しい環境になるとやはり人間関係が大変であることで、自分も悩んでいましたが嫌われる勇気というタイトルに目を惹かれ購入しました。八方美人になろうとするのはやめようと思いました。
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『嫌われる勇気』の古賀氏による書籍。教科書というより文章論・ライター論と言えよう。ライター業の本質は「翻訳」にあるとし、いわば函数箱に素材をインプットし読者に興味ある記事をアウトプットすることが生業と語る。そのための姿勢や技法に関してなかなか色濃い主義主張が述べられている。(なので「教科書」のタイトルはミスリード)
「取材」の質を重んじている点や「執筆」の章にある桃太郎のモンタージュテスト、各章設計の百貨店方式、情報の希少性・構造の頑強性・課題の鏡面性、リズム・レトリック・ストーリーなどなど。視点がユニークかつ実践的で文筆に関する事柄として大いに役に立つ。 -
Posted by ブクログ
シンプルだが、分厚い見た目で、ちょっととっつきにくいイメージですが、
評価も高いし、自分も(プロではないけど)文章を書くことがあるので、
参考になることもたくさんあるだろうという期待を持って読んでみました。
ちょっと読むのが大変でしたが(でも、読みにくい訳ではない)、
学びがたくさん得られる本でした。
高評価なのも納得。
文章を書くという行為を取材と執筆と推敲の3つに分け、
各バリューチェーン(この表現が正しいのか?
?笑)に対して、
分かりやすい文章で著者が説明してくれています。
冒頭で著者が述べているのですが、著者は教科書を作りたかったそう。
文章を書く人は、本棚に一冊、こういう教科書 -
Posted by ブクログ
厚い本である。
しかし最後まで読ませてしまう表現、
レイアウトの勝利でもある。
要は、ページ数もデザインも織り込みで、設計されているのだと思う。
明記されていないが、これからブログを書こうという人にもオススメしたい。
文書を書いていると、誰しも一度は考えたことのある疑問に明快に答えている。
例えば、
第3章「調べること、考えること」では
・自分のことばで考える
・憑依型の執筆はありえるか
第8章「推敲という名の取材」では
・最強の読者を降臨させる
など、膝を打つ手引書になっている。
個人的には、変な話しですが『嫌われる勇気』
より役に立ったと思います。
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Posted by ブクログ
書店で手に取った段階で、これは大変な苦行の入口なのではないか?と戦慄した。
国語辞典並みの厚みと重み。
しかし、その厚みをも越えようかという学びも得られた。
ライター育成を主眼とした内容ながら、文章を書くこと全般にとって大切なことが満載。
良質なアウトプットのためには、質量ともに高いインプットが必要であること。
インプットを活かすアウトプットを心がけることが難しくも重要であること。
一旦アウトプットしたモノを厳しい目でチェックする読者としての自分や他者が求められること。
「書く人の教科書」に偽りなし。
改めてノートを広げて受講しようと思う。
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面白いです
考え方は人それぞれだと思いますが、目から鱗な内容があり、テンション上がります。元々心理関係や脳科学の読み物が好きですが、読み進めるうちに、繋がってくるのも面白いです。[人]という生き物という目線で分析出来て、また、生き方が楽になって、感謝いたします。
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取捨選択
人間関係に悩んでいるときに読めば,気持ちが救われ,楽になるだろう。
今後の生き方の指標にもなる。
ただ,すべてを実践する必要もないのではないかと思う。
人の痛みを自分の痛みのように感じることが,幸か不幸か。
それは我々一人ひとりが決めること。 -
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読んでよかった
今回の内容は、より深い内容になっていました。
特に「悪いあなた」「かわいそうな私」の所は心がえぐられる様な感覚でした。
その2つは、過去や現状で起こっている事を、悲観的に捉えている状態です。
でも「これからどうするか」で良い意味で、前に進むしかないんだなと、勇気が持てました。
また、読み返したいと思います。 -
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勇気!
対話形式でとても読みやすく、どんどん読み進めてしまいました。
内容も、良い意味での驚きや、気づきが得られました。
学校の授業でも是非取り入れて欲しいと思います。 -
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本当の結婚
結婚して30年以上たった今、仕事で精神を病み辞職。
不安で落ち着かない日々に、主人の優しさと、娘達の自立する姿から勇気を貰っていた時この本に出会いました。
子育て、仕事、家事。大変で、がむしゃらだった毎日。
娘達が嫁ぎ、仕事が、面白くなって頑張りすぎた結果辞職。
休む事を知らない人生でした。
幼い頃から相手に合わせる人生を送って本当の自分がわからなくなっていました。
未来に希望を持つ事の難しい年齢の私でしたが、この本は今までの人生と、未来に希望をくれました。
主人は、職人気質のとても難しい人ですが、今は、少しずつ私に合わせてくれる様になってくれています。
幸せになる勇気。私達夫婦には、愛と自立 -
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いま、ここ
就職前に読書の習慣をつけるためにと人気だからという理由で購入しました。
これからの人生に幾ばくの不安を抱いてた自分にとって、課題の分離、他者への貢献、人生は点、今、ここを生きるというアドラーの考え方は深く考えさせられました。
将来のために、ではなく今を全力で生きていきたいと感じました。
文中にも書かれている通りアドラー心理学は実践するのが難しいとのこと。本書の思想を自分が活かせるかはこれから次第ということで星4です。