磯田道史のレビュー一覧
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「聖人賢者になろうとする志がなく、古人の事跡をみて、自分にはとても及ばぬ、と思うような心であれば、戦いに臨んで逃げるより、なお卑怯だ」16
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【鹿野武左衛門】
関西でお笑い芸が発達したのは、古代から寺が多く法話の文化があり、室町以後、権力者が面白い話をさせる御伽衆をおいたことによる。30
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【津軽信政】
「天竺は仏の道で治める国。大唐は文国で文道で治める国。我が国日本は武道でなければ治まらぬ国」35
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面白くてためになる歴史随筆集
奇怪を好んだ信長、神仏を脅した秀吉、大将のつとめは逃げることと心得ていた家康……。気鋭の歴史家が日本史の勘どころを伝授する。 (親本は2008年刊、2013年文庫化)
本書は朝日新聞の土曜版に連載した文章を元にしてまとめた歴史随筆集であるという。巻末の索引が嬉しい。基本典拠を明記してあるが、もう少し丁寧に書いて欲しかった。(連載中は無理であろうが書籍化するならねえ。余白のスペースが目立つし)
例えば、信長の好奇心について、「太田牛一の信長公記」と「朝野雑載」の逸話が載せられているが「朝野雑載」とは何か誰の著書かはわからない。
ググってみると早稲田の古典 -
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映画「武士の家計簿」の原作本。
主役は猪山家という加賀藩の武士。猪山家は身分の高いで家系ではなかったが、、菊池家という藩士に代々つかえることにより、武士にはめずらしく読み書きソロバンができる家系であった。そろばんという武士らしからぬ技術を持っっていたことにより、前田家直参の家来となり、出世街道を走ることとなった。
当時、武士は身分制と世襲制を重んじられるなかで、唯一ソロバン関係の職種だけは比較的身分にとらわなれい人材登用がされており、猪山家はそのルートにうまくのったのである。
しかし、当時、武士はその身分の体裁を守るため、多額の負債をかかえていることが多く、猪山家も年収の約2倍の借金をかかえ