國分功一郎のレビュー一覧

  • 暇と退屈の倫理学(新潮文庫)

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    料理が好きだ。得意ではないが。特に家で一人で晩酌をするとき。食べることだけが目的ではなく、話し相手もいない単独飲酒時の手慰みとしてちょうどいいのだ(無駄を結構愛するので、こういった類のことを自分では積極的手段の目的化と呼んでいる)。とか思ってたけど、これ、退屈の第二形式の中にあって、気晴らしを享受している・浪費して贅沢ができているんだね~。料理という行為そのものの楽しさ、忙しい日常の中の必須行為ではなく、余暇での料理。

    「こだわりとは、自分の好きなことを知っているだけ」(シトロエン)って言葉が好きなんだけど、自分にとって何が楽しいかを知るというのは通ずるところがある。教養がないと楽しめない事

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    2026年07月31日
  • 天皇への敗北―シリーズ哲学講話―(新潮新書)

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    民主主義なき立憲主義は空虚であり、立憲主義なき民主主義は盲目である、この意味合いを理解する機会となった。また、憲法学における飛び地問題についても、昨今の議論を俯瞰する上で、とても参考になった。

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    2026年07月27日
  • はじめてのスピノザ 自由へのエチカ

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    アプリケーションを追加するのではなくOSが違うと。スピノザは思考のOSが違うと言う文言から興味を持って読んでみた。自然にあるものは、それ自体完全なものとして存在しているため、その個体自体には完全/不完全がなく、そこから組み合わせによって善悪が生まれる。個人の差が考えられたもので、エネルギーや新たな視野を与えてくれると感じた。感情に左右される人はスピノザ的OSを予備としてでも持っておくことはいいかもしれない

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    2026年07月21日
  • 暇と退屈の倫理学(新潮文庫)

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    自分の読書履歴をChatGPTに入力して勧められたのがこの本。
    読んでると思ったけど読書履歴になかったたので…。と言われちゃうと読むしかないなとw。
    東大京大生に一番読まれた本、と言えば自分の記憶では外山滋比古さんの「思考の整理学」だったけど、今は「暇と退屈の倫理学」なのかぁ。時代は変わる。
    久々のガチンコ哲学の本。
    暇な時、退屈な時に感じる理解しにくい不快な感覚、自分の感覚を言語化してくれるのかな?と期待して読んだが、なんかしっくり来ず。
    後書きには少し納得。

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    2026年07月12日
  • 暇と退屈の倫理学(新潮文庫)

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    ネタバレ

    鼻につくところも納得がいかないところもちらほらあったが、新しい視点が入って面白かった

    環境に慣れて快くなろうとするが、慣れると退屈という不快が現れる、というのは納得感がある。「使命がある」とか、「夢中」って幸せだよなぁと思う。退屈が怖くて嫌だから日常の仕事の奴隷になったり、多少の危険やリスクがあっても気晴らしを望むのは、まぁそういう生き物なんだろうなと思う。そういうことをする個体のほうが、生存確率が高かったのかもしれない。

    暇を搾取する消費社会になっている、というのはあまりピンとこない。観念を受け取るにも時間とリソースが必要で、消費にも上限はあると思う。企業は売れるものを作っているだけだし

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    2026年07月11日
  • 暇と退屈の倫理学(新潮文庫)

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    自己の環の中の出来事しか認識できない。自分が認識できていないだけで、この世界は想像もできない形をしているのかも。実は真っ暗な世界かもしれない。なんだかワクワクする。

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    2026年07月11日
  • 暇と退屈の倫理学(新潮文庫)

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    - 「東大・京大で1番読まれた本(2022/2023年1月~12月文庫ランキング)」とあり、最近書店でも新書が目立つので、読んだ。
    - スピノザ、ルソー、ニーチェ、ハイデッガーなどの思索が紹介され、読み物としては面白い。
    - 初版は2011年に発行されたということで、脳科学の知見があまり生かされていないので、「暇と退屈」という脳の働きを分析するには物足りない。
    - 環世界論の話は掘り下げ不足に感じた。人間も人間の環世界論で閉じているのではと思う。
    - ハイデガーの退屈の3分類は著者がいうほど有用なのかもいまひとつピンとこない。
    - 消費社会批判は妥当だが、独自性は感じられない。
    - 退屈を避け

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    2026年07月10日
  • 暇と退屈の倫理学(新潮文庫)

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    暇と退屈について書いてあります。暇と退屈はなぜ発生するかから始まり、どうすればそこから脱却できるか指針が書かれています。400ページからある本なので、読みやすく書いてあるとはいっていますが、それなりに読むには骨が折れました。
    結論からいうと「人間であることを楽しみ、動物になることを待ち構える」ということです。動物になる、とはどういうことか、読まないと何のことかわかりませんが、没頭することは暇と退屈を回避してくれそうです。

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    2026年07月06日
  • 暇と退屈の倫理学(新潮文庫)

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    とことん贅沢を味わい、人生を全うしようと思ったのと、仕事で暇を潰さないようにしようと思った。貴族になりたい。

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    2026年07月06日
  • 暇と退屈の倫理学(新潮文庫)

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    以下の文章がこの本の内容を説明している。

    「人は楽しいことなどもとめていない。
    退屈する人間は興奮できるものなら何でももとめる。
    それほどまでに退屈はつらく苦しい。」

    買った後、何度も読み返している。

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    2026年07月05日
  • 暇と退屈の倫理学(新潮文庫)

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    1. 「暇」と「退屈」は別物である

    暇:客観的な条件
    (=やることがない時間、自由な時間)。
    退屈:主観的な感情(=何かしたいのに、したいことがなくて苦しい状態)。


    2. ハイデッガーの「退屈の3つの形式」

    第1形式:何かに「よって」退屈させられる
    駅で電車を待っている時の退屈。時間が経つのが遅く感じられ、早く過ぎ去ってほしい状態。
    第2形式:何かの「際に」退屈する(←現代人はこれ!)
    楽しいはずのパーティーに参加しているのに、ふと心に押し寄せてくる虚しさ。満たされているはずなのに、何かが足りないと感じる現代人特有の退屈。
    第3形式:なんとなく退屈だ
    特定の原因があるわけで

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    2026年07月04日
  • 天皇への敗北―シリーズ哲学講話―(新潮新書)

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    ネタバレ

    難しかったです。
    気付きとしては、私なりに言語化する。
    誤読してたらすいません。
    憲法では、立憲主義と民主主義のバランスを取れることが、日本国民に求められている。民主主義に偏り過ぎ、戦争への兆しが見えた時、立憲主義へ大きく寄せたのが天皇だと見た。結果的には、天皇に頼ってしまって、日本国民は成熟できてはいないことが分かった。
    この日本国民の未成熟について深掘りすると、日本国憲法の制定に主体性が持てていない、ねじれが存在する。
    主体性が持てないことは、当時の天皇をはじめとした日本国の正式な加害性の謝罪が明瞭化されなかった。ねじれは基本的人権を天皇が持てない憲法条文になっている飛び地状態であることに

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    2026年06月21日
  • 天皇への敗北―シリーズ哲学講話―(新潮新書)

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    ・民主主義と立憲主義の緊張関係
    ・民主主義のみではだめp56
    ・P68 天皇への敗北
     天皇による護憲的立場に頼ってしまっている
     (天皇はそもそも憲法に内蔵されている仕組み)
     安倍政権時 憲法秩序が危機を迎えた際、
     民主主義的な手段での対抗はほとんど力を持たなかった

    →メモ:天皇は家父長制の頂点にある存在であり、その意味で象徴天皇制の廃止を求める意見もある。が、憲法秩序の維持において天皇が果たしている役割を知り、天皇制廃止する・しない と短絡的に考えることはできないなと思った

    ・P123 戦後 という観点で考えないこと
     それはゼロの出発を想定することになり、主体として戦争責任を引き

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    2026年06月20日
  • 暇と退屈の倫理学(新潮文庫)

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    ネタバレ

    面白かったけど、途中からついていけへんかった。また読み返す。暇してる時にうっすら感じてた感情を言語化してくれて助かった。
    めちゃくちゃ決断する事を増やして、めちゃくちゃ贅沢してみよう。

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    2026年06月19日
  • 天皇への敗北―シリーズ哲学講話―(新潮新書)

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    タイトルこそ天皇だけど、語られる大半は憲法と文学。作者自身は哲学者なので自説を滔々と語るのではなく、感じたことを発言していくスタイルが信頼できるとともに読みやすい。読み終えて日本人はそろそろ天皇から卒業・自立しないといけないのではと改めて思いました。

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    2026年06月15日
  • 暇と退屈の倫理学(新潮文庫)

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    人生は暇つぶしであり、退屈と感じないためには、日常から人間として楽しむことを意識して生活することである。

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    2026年06月14日
  • 天皇への敗北―シリーズ哲学講話―(新潮新書)

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    大好きな國分功一郎さんの新刊
    もちろん読ーーーむ!

    しかし最近わいは保守派への転向を明言してるのだが、よく考えたら國分功一郎さんもゴリゴリのリベラルなんよな
    ゴリゴリのリベラルの人を大好きと言ってしまう保守派ってなんやねん!っていうね

    まぁ、いいじゃないか
    あっちにふらふらこっちにふらふらでもいいじゃないか
    それがわい

    今回の國分功一郎さんは憲法について考察する
    そこから戦後の責任論や天皇制についても言及している

    あ!本作でも加藤典洋さんの『敗戦後論』を取り上げてたな
    どっかで読まねばなるまいね

    そして天皇制な
    天皇に基本的人権ないやないか!というのが論点のひとつになっていて、もちろ

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    2026年06月14日
  • 目的への抵抗―シリーズ哲学講話―(新潮新書)

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    元々が講和なので、オーディブルの視聴に向いていた。
    手段というものが目的のために 絶対化されることは自由を損なうことなのだという らしい観念。あらゆる意味での遊びが人生を豊かにするという新しい観念。物事のためだけの物事こそが贅沢というこれはなんとなくわかっていたのだが 明文化された。消費をすることが生存のみを目的とした生き方。浪費をすることが リバティとしての生き方。全体的にロックンロールを感じる。

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    2026年06月13日
  • 天皇への敗北―シリーズ哲学講話―(新潮新書)

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    途中で読んでる本がなくなるってのはあるんだけどこの本なくなった。暇と退屈のから入った私というか、みんなだいたいそうだと思うけど、からするとまあ軽くはない話題だよね。まあテキストに対する考察と言えるかもしれん。途中でなくなったのでまあ読まれなかった手紙的なことなのか?違
    僕のキリスト教に対しての興味は、バイブルスタディというようなサークル活動!が成り立つのかという引っかかり、正しくなくても勝てばいいというディベートの文化、聖書に書かれてるわけじゃねえから変えていいんだって言い回し、it doesn’t make senseという言い回しとかをひっくるめた英語と日本語の違いのもとなんだろう。みたい

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    2026年06月07日
  • 目的への抵抗―シリーズ哲学講話―(新潮新書)

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    目的と手段から脱する。遊びのように行える。それこそが人間を作る。目的に追われない。それで体を硬くしない。しなやかに

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    2026年05月31日