國分功一郎のレビュー一覧
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料理が好きだ。得意ではないが。特に家で一人で晩酌をするとき。食べることだけが目的ではなく、話し相手もいない単独飲酒時の手慰みとしてちょうどいいのだ(無駄を結構愛するので、こういった類のことを自分では積極的手段の目的化と呼んでいる)。とか思ってたけど、これ、退屈の第二形式の中にあって、気晴らしを享受している・浪費して贅沢ができているんだね~。料理という行為そのものの楽しさ、忙しい日常の中の必須行為ではなく、余暇での料理。
「こだわりとは、自分の好きなことを知っているだけ」(シトロエン)って言葉が好きなんだけど、自分にとって何が楽しいかを知るというのは通ずるところがある。教養がないと楽しめない事 -
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ネタバレ鼻につくところも納得がいかないところもちらほらあったが、新しい視点が入って面白かった
環境に慣れて快くなろうとするが、慣れると退屈という不快が現れる、というのは納得感がある。「使命がある」とか、「夢中」って幸せだよなぁと思う。退屈が怖くて嫌だから日常の仕事の奴隷になったり、多少の危険やリスクがあっても気晴らしを望むのは、まぁそういう生き物なんだろうなと思う。そういうことをする個体のほうが、生存確率が高かったのかもしれない。
暇を搾取する消費社会になっている、というのはあまりピンとこない。観念を受け取るにも時間とリソースが必要で、消費にも上限はあると思う。企業は売れるものを作っているだけだし -
Posted by ブクログ
- 「東大・京大で1番読まれた本(2022/2023年1月~12月文庫ランキング)」とあり、最近書店でも新書が目立つので、読んだ。
- スピノザ、ルソー、ニーチェ、ハイデッガーなどの思索が紹介され、読み物としては面白い。
- 初版は2011年に発行されたということで、脳科学の知見があまり生かされていないので、「暇と退屈」という脳の働きを分析するには物足りない。
- 環世界論の話は掘り下げ不足に感じた。人間も人間の環世界論で閉じているのではと思う。
- ハイデガーの退屈の3分類は著者がいうほど有用なのかもいまひとつピンとこない。
- 消費社会批判は妥当だが、独自性は感じられない。
- 退屈を避け -
Posted by ブクログ
1. 「暇」と「退屈」は別物である
暇:客観的な条件
(=やることがない時間、自由な時間)。
退屈:主観的な感情(=何かしたいのに、したいことがなくて苦しい状態)。
2. ハイデッガーの「退屈の3つの形式」
第1形式:何かに「よって」退屈させられる
駅で電車を待っている時の退屈。時間が経つのが遅く感じられ、早く過ぎ去ってほしい状態。
第2形式:何かの「際に」退屈する(←現代人はこれ!)
楽しいはずのパーティーに参加しているのに、ふと心に押し寄せてくる虚しさ。満たされているはずなのに、何かが足りないと感じる現代人特有の退屈。
第3形式:なんとなく退屈だ
特定の原因があるわけで -
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ネタバレ難しかったです。
気付きとしては、私なりに言語化する。
誤読してたらすいません。
憲法では、立憲主義と民主主義のバランスを取れることが、日本国民に求められている。民主主義に偏り過ぎ、戦争への兆しが見えた時、立憲主義へ大きく寄せたのが天皇だと見た。結果的には、天皇に頼ってしまって、日本国民は成熟できてはいないことが分かった。
この日本国民の未成熟について深掘りすると、日本国憲法の制定に主体性が持てていない、ねじれが存在する。
主体性が持てないことは、当時の天皇をはじめとした日本国の正式な加害性の謝罪が明瞭化されなかった。ねじれは基本的人権を天皇が持てない憲法条文になっている飛び地状態であることに -
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・民主主義と立憲主義の緊張関係
・民主主義のみではだめp56
・P68 天皇への敗北
天皇による護憲的立場に頼ってしまっている
(天皇はそもそも憲法に内蔵されている仕組み)
安倍政権時 憲法秩序が危機を迎えた際、
民主主義的な手段での対抗はほとんど力を持たなかった
→メモ:天皇は家父長制の頂点にある存在であり、その意味で象徴天皇制の廃止を求める意見もある。が、憲法秩序の維持において天皇が果たしている役割を知り、天皇制廃止する・しない と短絡的に考えることはできないなと思った
・P123 戦後 という観点で考えないこと
それはゼロの出発を想定することになり、主体として戦争責任を引き -
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大好きな國分功一郎さんの新刊
もちろん読ーーーむ!
しかし最近わいは保守派への転向を明言してるのだが、よく考えたら國分功一郎さんもゴリゴリのリベラルなんよな
ゴリゴリのリベラルの人を大好きと言ってしまう保守派ってなんやねん!っていうね
まぁ、いいじゃないか
あっちにふらふらこっちにふらふらでもいいじゃないか
それがわい
今回の國分功一郎さんは憲法について考察する
そこから戦後の責任論や天皇制についても言及している
あ!本作でも加藤典洋さんの『敗戦後論』を取り上げてたな
どっかで読まねばなるまいね
そして天皇制な
天皇に基本的人権ないやないか!というのが論点のひとつになっていて、もちろ -
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途中で読んでる本がなくなるってのはあるんだけどこの本なくなった。暇と退屈のから入った私というか、みんなだいたいそうだと思うけど、からするとまあ軽くはない話題だよね。まあテキストに対する考察と言えるかもしれん。途中でなくなったのでまあ読まれなかった手紙的なことなのか?違
僕のキリスト教に対しての興味は、バイブルスタディというようなサークル活動!が成り立つのかという引っかかり、正しくなくても勝てばいいというディベートの文化、聖書に書かれてるわけじゃねえから変えていいんだって言い回し、it doesn’t make senseという言い回しとかをひっくるめた英語と日本語の違いのもとなんだろう。みたい