手段からの解放―シリーズ哲学講話―(新潮新書)

手段からの解放―シリーズ哲学講話―(新潮新書)

968円 (税込)

4pt

「楽しむ」とはどういうことか? 『暇と退屈の倫理学』にはじまる哲学的な問いは、『目的への抵抗』を経て、本書に至る。カントによる「快」の議論をヒントに、「嗜好=享受」の概念を検証。やがて明らかになる、人間の行為を目的と手段に従属させようとする現代社会の病理。剥奪された「享受の快」を取り戻せ。「何かのため」ばかりでは、人生を楽しめない――。見過ごされがちな問いに果敢に挑む、國分哲学の真骨頂!

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手段からの解放―シリーズ哲学講話―(新潮新書) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    アツい。國分さんのお話は、胸に刺さる。
    目的、手段、主体が形成される機会が奪われるということ。資本主義がもたらす弊害など。
    本当にそうだな、と、実体験から腑に落ちるお話が多い。
    いい本だった。國分さんの他の本も、読んでみたいな。

    0
    2026年06月11日

    Posted by ブクログ

    暇と退屈の倫理学からの続き。一冊飛んでこの本を先に読んだけど全然大丈夫だった。前半後半に分かれてるけど、まずその考え方が響いた。まず書いて完成すると話ができる。文章にするから話せる。この考え方は良い。学びだ。
    本の内容としては、いつもながらかなり理解に苦しんだ。哲学書っていつもそう。読んで苦しむ。読

    0
    2026年06月10日

    Posted by ブクログ

    流石によく整理されている。タバコについてのカントの記述が読めるのは大変良い(多分道徳的にも、ある意味では背徳的にも)。ただ國分さんこんなの書いてるってことはよっぽど人生楽しくないと考えていたのかなと勘繰ってしまう。いや、楽しくなくても考えるのが楽しければそれでいいのだけど! タバコの良さを論じるカン

    0
    2026年04月15日

    Posted by ブクログ

    國府先生、これはかなり難しかった。何回も行きつ戻りつしてやっと一周読みましたが理解が追いつかない。。。
    私なりに理解したところによると、目的を持たない快(酒やタバコをを嗜むような)が、現代では目的に蝕まれつつある=純粋に行為自体を快楽として受け取る余裕がなくなってるよ、っていう警鐘なのかなと思いまし

    0
    2025年12月01日

    Posted by ブクログ

    人生に目的手段の連関がある程度必要なのも事実だが、享楽の快という単なるそれ自体を楽しむことを意識して過ごしていきたいと感じる、とても良い著書だった

    ただ、消費社会の原因が資本主義にあるかのように述べられてることには違和感を持った

    確かに消費社会は資本主義から生まれたことには同意するが、それを消費

    0
    2025年06月13日

    Posted by ブクログ

    「楽しむ」とは何か。
    楽しむとは、何かの目的のためにするのではなく、ただすること。ただその行為が心地よいということ。と読み取った(間違っているかもしれないが)。
    私にとって、楽しむとは、読書することかな。読むこと自体が楽しい。
    …とはいえ、読書をして「賢くなりたい」「世間を色鮮やかに見たい」といった

    0
    2025年05月02日

    Posted by ブクログ

    (著者にとっても意外かもしれないが)間違いなく、かつてなく四半期の数字目標が厳しく喧伝される現代ビジネスの中で、マーケターはじめ、ブランドづくりに関わるすべての人間にとって、必読の一冊だった。
    凝り固まった思考の根本OSを、一発ガツンと、叩きのめして、UPDATEしてくれる。

    目的ー手段の関係が当

    0
    2026年06月25日

    Posted by ブクログ

    快を得る手段である嗜好品の話が冒頭に出てきて、最後に出てくるまで、カントに関する長い知的冒険だった。1部は論文をベースとした堅めの解説文、つまずきながらも何とか読み終えたら第2部は語り口調で親しみやすく、少しは理解が進んだか。崇高なものや美しいものに比べ、快楽をもらたす嗜好品とは。
    現代社会への危機

    0
    2026年03月23日

    Posted by ブクログ

    昨今の過剰なまでの推し活産業への懐疑から、様々な書籍を読んでいるが、また新たな知見の発見となる本であった。例えば仕事や学業の辛さから逃れることを目的として、または自らの精神的な健康を目的として、推し活をすることをやたら推奨されている。産業からすればそれが一番手っ取り早く人々を依存させ、金銭を稼ぐこと

    0
    2026年02月16日

    Posted by ブクログ

    Youtubeの企画で朝井リョウがおすすめしていたため、手に取ってみましたが、、、
    あまりにも哲学的すぎて、私にはなかなか理解が追い付かない点が多かった。

    0
    2025年11月03日

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