國分功一郎のレビュー一覧
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ドゥルーズやデリダなどの研究を専門にする哲学者が、自らが住む小平市の道路建設に反対する運動に関わる過程で得た現在の民主主義への違和感と課題についてまとめられた本。タイトルにもなっている「来るべき民主主義」は著者が専門とする哲学者ジャック・デリダの言葉だ。「現在の民主主義を見直し、これからの新しい民主主義について考えることが本書の目的である」とのこと。
その内容を端的に言うと、実際の決定は行政機関によってなされるのに、立法権に間接的に選挙で関わることが担保されているが、行政権には公式にアクセスする手段がないということが問題だということになる。立法権の優越は、近代民主主義における欠陥だというのが -
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豊かな社会の道しるべ : 「小さな参加の革命」(3/3) 山崎亮×國分功一郎
この対談記事を読んで、読んでみたくなりました。
民主主義の胡散臭さに自然と距離をおきたくなる自分と、民主主義国家と言われる国に住む自分にとって何らかのカタチで上手いこと理解し、自分のスタンスを固めたいと思う自分が交差する中で、この本と出逢いました。
公務員であり、また市民活動を行政職員、市民団体、有志ボランティアと協働で行っている私にとって、この本の提案は、私が可能性を見出し、実践していることと、とても重なり合う部分が多かったです。
議会の変革のみならず、住民が自ら『自分ごと』を起点として、仲間と共に政策を考 -
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大好きな國分功一郎さんの新刊
もちろん読ーーーむ!
しかし最近わいは保守派への転向を明言してるのだが、よく考えたら國分功一郎さんもゴリゴリのリベラルなんよな
ゴリゴリのリベラルの人を大好きと言ってしまう保守派ってなんやねん!っていうね
まぁ、いいじゃないか
あっちにふらふらこっちにふらふらでもいいじゃないか
それがわい
今回の國分功一郎さんは憲法について考察する
そこから戦後の責任論や天皇制についても言及している
あ!本作でも加藤典洋さんの『敗戦後論』を取り上げてたな
どっかで読まねばなるまいね
そして天皇制な
天皇に基本的人権ないやないか!というのが論点のひとつになっていて、もちろ -
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2025/11/27 暇と退屈の倫理学
環世界と習慣。考える。
マダニは、動物を動物と見ていない。
1.枝に登る。
2.酪酸の匂いを待つ。
3.ジャンプする。
4.血が吸える場所を探す。
この4ステップを機械的に生きる。2が15年もある時がある。これがマダニの世界。アルゴリズムで記載できる世界を環世界と言う。
人間は多くの環世界を行き来する。
習慣というのは、考えることなく処理できるショートカットである。環世界をうまく生き抜くための、いらないものを省くことである。人間は考えたく無い。だから、イレギュラーが発生して、環世界を変形させる必要がある場合、初めて人間は考える。考える対象は、環世界のカ -
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本書は、暇と退屈の関係を哲学的に考察し、現代人が消費によって退屈を埋めようとするあり方を問い直したものである。
現代社会では、人はかつてないほどの暇を手に入れたが、その使い方が分からず退屈に苦しんでいる。著者は、私たちが娯楽を消費することでしか退屈を埋められなくなっている状況を「暇の搾取」と捉える。消費は一時的な満足を与えるが、人間を根本的に満たすことはできず、さらなる消費へと向かわせる。
こうした分析の中で対比的に示されるのが「浪費」という考え方である。これは規範というよりも、消費とは異なる生き方の一つとして示されている。目の前のものを消費するだけでなく、その豊かさを味わうことを意味して -
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途中で読んでる本がなくなるってのはあるんだけどこの本なくなった。暇と退屈のから入った私というか、みんなだいたいそうだと思うけど、からするとまあ軽くはない話題だよね。まあテキストに対する考察と言えるかもしれん。途中でなくなったのでまあ読まれなかった手紙的なことなのか?違
僕のキリスト教に対しての興味は、バイブルスタディというようなサークル活動!が成り立つのかという引っかかり、正しくなくても勝てばいいというディベートの文化、聖書に書かれてるわけじゃねえから変えていいんだって言い回し、it doesn’t make senseという言い回しとかをひっくるめた英語と日本語の違いのもとなんだろう。みたい -
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人間が、特に明確な原因はないけど、なんとなく漠然と死にたいと思うのもここからきてるのかなーと思った。
普段あまりこういう新書に近いものは読まないが、周りがあまりにもすすめてくるので気になって読んでみた。面白くて最後まで一気に読み進められた。
とても難しいことを簡単に、簡単なことを面白く説明してくれている本だった。自分の持論で「人類皆寂しがりや説」というのがあるのだが、第5章で似たような話がでてきてびっくり。時間なくて読みきれない!という人はせめて5章だけでも読んでほしい。
自分が前に挫折した「生物から見た世界」が出てきたのでこれを機にもう一度チャレンジしたいと思う。 -
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ネタバレ哲学というのは、ここまで日常的な概念(意志/責任)を深く掘り下げられるのかと感じさせられる。確かに自分たちは「意志」という概念を能動的なものとして捉えているし、これを責任をもたらす重要な概念として捉えている。しかし、あくまでも意志は無数のファクターにより導かれた結果であり、完全に能動とも受動とも言えず、故に中動態という忘れ去られた態を参照し直す必要がある。これに取り組んだ一冊。
「意志」を純粋な能動と捉えることは、即ち過去との断絶(影響したファクターの無効化)を意味し、これはある種の全能感をもたらす。しかし神ではない人間はあくまで中動態の世界に生きており、様々なファクターの影響を受けつつ、自由