濱嘉之のレビュー一覧
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警視庁公安部・青山望シリーズ、3作目。
さすが元警察官の著者なだけあって、裏社会の現況がリアルに詳細に描かれている。恐らく、個人名やら団体名やらは異なれど、かなり現実に近いところを突いてるんじゃなかろうか。この本を読めば、そういった裏の世界を大筋のことは把握できる、という教科書本的な感じ。その分、文章が説明的で、ストーリー的には楽しみ辛い。出てくる人物もやたらに多く、人物把握がなかなかに困難。カルテット以外は、公安の佃巡査部長くらいしか覚えられなかった。最後、変に中途半端に終わったなぁと思っていたら、次作がこれの続編にあたるようだ。忘れないうちに読まないと。 -
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ネタバレ○元警視庁警察官で、議員秘書、コンサルタント等で活躍する濱嘉之氏の著作。
○「警視庁公安部・青山望」シリーズの4作目。本作は、前作(シリーズ3作目の「報復連鎖(文春文庫)」)の事件や出来事を受けての事後談を展開したものとなっている。(そのため、前作を読んでいないと、内容や詳細な複線を理解するのは難しいのかもしれない。。。)
○本作も、主として「中国問題」を中心に、在日中国人マフィア間のトラブルや暴力団組織との関係、企業の情報漏洩や議員の関与などを、警察の各部門との連携(同期カルテットの活躍)により解決するという流れ。
○濱氏の著作は、内部情報を含め、詳細かつリアリティあふれる内容となっている -
Posted by ブクログ
ネタバレ○元警視庁警察官で、議員秘書、コンサルタント等で活躍する濱嘉之氏の著作。
○警察庁諜報課という架空の警察組織(インテリジェンス組織)の活躍を、複数の登場人物の活動をちりばめることにより構成。
○従来の著作に比べ、公安手法の中でも“イリーガル”活動に重きを置いている印象。また、従来は、刑事警察との比較として公安警察の活躍・重要性を描いているものが多かったが、今回は、刑事警察との対立という場面は少なく、主に、公安組織の対外活動を描いたもの。その意味で、過去の警視庁情報官シリーズ(黒田純一)や警視庁公安部・青山望シリーズ とは違った形での公安警察の描き方。
○内容が盛りだくさんである一方、複線の張り