濱嘉之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ内容、大筋は興味深いものであった。
“情報”を扱う仕事…なるほど!と思わされる点も多々あった。
悪役として描かれることの多い、警視庁と警察庁のトップ2名がどちらも“正義”の追求者であった点も好感が得られた。
ただ……構成というか、作品全体としては不満アリ。
●状況説明9割+物語1割、な内容。
……壮大なスケールでの“情報室立ち上げまでの流れ”と“事件の背景”を追うだけで紙面の8割以上を割き、小説というよりはノンフィクションや報告書を読んでいるかのような感覚だった。
……会話文を全て足しても20ページ分ぐらいしか無いんじゃないか?と思うほど(笑)。
●人名多すぎ。
……1~2度しか登場しない人物にもしっかりと氏名が設定されている、その構想力(筆者の脳内人物相関図)は、凄いとは思うけどね(苦笑)。
●“メイン”は、どこに…?
……情報室立ち上げの経緯や登場人物の説明などのお膳立てを省くとしたら、ストーリー自体は、プロローグと最終章の後半とエピローグを合わせただけでことが足りる、という薄さ(笑)。
実は、シリーズの続編『ハニートラップ』の方を先に読んでしまっていた(笑)。本書を読んで、そちらと繋がったことから……不満は多いけれど本シリーズの他作品も読んでみたくなりはした(笑)。
★3つ、6ポイント半。
2013.02.13.了。