濱嘉之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
爆裂通貨というから、暗号通貨の闇を書くと思っていたが、
青山は、ちゃっかりと暗号通貨で、億り人になっていた。
公安が、暗号通貨で儲けるって、どうなのよ
とツッコミを入れたい気分であった。
ハロウィンにおいて、マリオ隊列が登場し、
4つのATMから、ごそっと現金を盗み。
そこに 殺された人が転がっていた。
ATMのお金を盗むのでなく、
基盤を盗んで情報を取るというのが、面白い。
それで、銀聯カードが使えなくなる。
確かに、銀聯カードが使えなくなるとパニックになるね。
まるで、ソフトバンクの通信障害みたいな事件。
死んだ人間は、無戸籍人間だった。
存在しない人間を殺しても、殺人罪にはならない -
Posted by ブクログ
ネタバレ何かの本の後ろで紹介されてて読みたかったもの。旅のお供に。つーか、こんなに面白そうなのに何このレビューの少なさ。めちゃめちゃオウムだった。元公安の人だそうだ。どこまでが本当のことなのか。自伝的な感じだけど、それにしては鷹田が立派すぎるような。こないだNHK未解決事件で見た警察庁長官事件のあの自首?してる爺さんのことはあっさり否定されてた。そうなのか。しかし警察もオウムも登場人物が多くてついていけないというか。メモ取りながらじゃないと分からん。上巻はすごく面白かったけど、だんだんつまんなくなった。オウム事件のことも中途半端な感じで終わったし。何か消化不良。結局オウムがどうしてあんなに大きくなった
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Posted by ブクログ
最後まで興味深く読めた。
固有名詞は置き換えられてはいるものの、自分としてはオウム真理教事件の記録簿を読むような心算での読書となった。(おそらく、多くの読者が同じだろうけど)
どこまでが事実に即した描写でどこからが創作なのかは不明・・・だが、なんとなくではあるが、「あの事件」の流れを知れたつもりにはなれた。
★3つ、7ポイント半。
2018.09.18.新。
※やはり、自分には濱嘉之 作品は合わないのかもしれない・・・・上巻ではなりを潜めていた「紙芝居っぽさ」が、いつの間にか復活していて・・・・。
上記のように「オウム事件の解説書」というつもりで読むにはかなり貴重な情報が満載の一冊であ -
Posted by ブクログ
警察組織の膿を出す、「警察の警察」、人事第一課監察係、通称「ヒトイチ」の物語で、3編の連作短編。
内部告発や、捜査情報の漏洩が疑われる事件などから警察官の不正が浮かび上がり、非行警官を追い詰め、丸裸にしていく。
主役の監察係長、榎本は上司も認める優秀な捜査官。監察は、忌み嫌われる部署というイメージがあるが、榎本は誰からも好かれ、一目置かれるという人物像で、アクの強さはあまり感じ取れない。
公安や組対といった部署との連携プレーなんかなさそうだが、時には協力を得て捜査が行われるのは、他の監察を扱った作品とは、また一味違う。
警察上層部の非行案件となると、企業や政治家との結びつきが複雑すぎて