ラフカディオ・ハーンのレビュー一覧

  • 怪談 不思議なことの物語と研究

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    ネタバレ

    日本文化の価値観をよくぞ見出してくれました。ありがとう。
    やっぱ外人だから日本の自然観に違和感を覚えたんだろうな。

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    この本に載せられている怪談はハーンがきちんと選んでるってよくわかるね。
    怪談ってようは怖い話である。だからより怖いものを創作しようとする。そうすると、路線はグロテスクや怨念にシフトしてしまう。

    しかし、ハーンはそういう路線とはちょっと違う日本の怪談をチョイスしていると思う。
    それらは日本の自然と融合した「不思議」な話である。

    「青柳」「十六桜」「安芸之介の夢」なんか怖いというよりは、蜃気楼のような、不思議なものに出会ったというようなお話である。

    でも、そういうお話

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    2012年12月13日
  • 心 日本の内面生活の暗示と影響

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    明治の頃、実際にあったお話です。
    強盗に入り捕まった犯人が、連行中に警察官を殺して逃走した。
    やがて捕まった犯人は巡査に引き連れられて、停車場に降り立った。

    この犯人を見るべく多くの人々が駅前に集まった。
    その時突然、、巡査が「杉原おきびさん、来てますか」と怒鳴った。
    すると背中に子どもを背負った婦人がしずしずと前に出てきた。
    殺された警察官の寡婦である。

    「ぼうや、これがお前のお父さんを殺した人だよ。
    ぼうやを可愛がてくれるはずのお父さんがいないのはこの男のせいだよー」
    母の肩越しに怖そうに見つめた男の子はやがて泣きだした。

    と、いきなり、縛られたまま犯人は地面に顔をこすりつけ、
    「ご

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    2012年11月19日
  • 新編 日本の面影

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    目次:
    はじめに
    東洋の第一日目
    盆踊り
    神々の国の首都
    杵築(きづき)――日本最古の神社
    子どもたちの死霊の岩屋で――加賀(かか)の潜戸(くけど)
    日本海に沿って
    日本の庭にて
    英語教師の日記から
    日本人の微笑
    さようなら
     ラフカディオ・ハーン略年譜
     訳者あとがき

    ※ 本書は、「訳者あとがき」にあるように、「『知られぬ日本の面影』(Glimpses of Unfamiliar Japan,1894)の翻訳アンソロジー」、つまり抄訳である。「序文」を含め凡そ27篇の原書のうち、本書が訳出するのは11篇に過ぎず、それゆえの「新編」であることを注意されたい。訳者が27篇からこの11編を選んだ

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    2012年11月16日
  • 怪談・奇談

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    怪談ではあるがホラーな感じはしない。
    淡々と語られつつもロマンチックであったり、哀感にしたったりする。
    カバー絵は天野喜孝

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    2012年10月22日
  • 新編 日本の怪談

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    日本をここまで愛してくれてありがとう。ハーンさん。
    また日本文化の中にあるアニミズムを知ることができました。

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    2012年03月13日
  • 怪談 不思議なことの物語と研究

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    そういや幼稚園児の頃「ろくろ首」になりたかった。
    記憶を忠実に言うと当時何かの絵本で見た「ろくろっくび」になりたかったのである。絡まる位伸びた首を持て余し(ここ重要)、頬を赤らめ(酒?)愉快な顔をしている姿が羨ましかったのだと思う。
    しかしここに出てくる「ろくろ首」は少し形状が違う。もげるのだ。
    もげるなんて、悲惨過ぎる。嘆いた。

    あと形あるものが「消える」ってとても美しい事だと思う。
    往々にして其々の末路の儚さが、線香花火を愛する日本人と重なり、そんな日本人の一人としてとても好きだった。

    岩波版には蝶・蚊・蟻の「虫の研究」がついていた。
    実を言うとそれの方が面白かった。

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    2011年02月23日
  • 怪談 不思議なことの物語と研究

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    かけひき。怪異を前提とした裏のかき方がおもしろい。
    安芸之助の夢。よくある胡蝶の夢パターンかと思っていたらその後の展開でやられる。ちょっとひねるだけどこうまでおもしろくなるのかとのけぞる。

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    2010年12月28日
  • 怪談・奇談

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    昔は夏になると民放でハーンの怪談ドラマやってましたね。。。都市伝説モノより情緒があっていいんだけどな。今年(2010)の夏はNHKで百物語やったけど、語りだけでは子供は見ないかな。。。
    翻訳ということで外国人のフィルタがかかると民話としてどうなのか、とか、古典ではないし、と思っていたけど立派な古典。今更ながら読んでおくべき一冊と痛感。ナツイチ。

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    2010年09月28日
  • 怪談・奇談

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    夏100の13冊目。

    人間の執念の恐ろしさがテーマ、特に女性の・・・
    恨みを買うとすぐ八つ裂きにされる。怖い。
    耳なし芳一とか、ろくろ首とか有名な話も載ってますが、
    こういう話を外国人に紹介してもらっているのが
    不思議だ。

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    2009年12月04日
  • 怪談・奇談

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    外国の人間が収集した日本の昔話から、日本人の感性が浮かび上がってきている点がおもしろい。
    ストーリーにはいろんなバリエーションがあって、なかなか楽しめる。

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    2009年10月27日
  • 新編 日本の怪談

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    「菊花の契り」が読みたくて買った一冊。
    菊花の契り・・・この言葉でなんとなくニュアンスが分かる人とは友だちになれるかもしれない。(なりたくないと言われるかもしれない。)
    それはそれは楽しみにして読んだんですが、この本の「菊花の契り」は裏切りませんでした。
    うっはー!!
    な感じでした。(どんな感じ)
    ほかの話も面白かったです。

    ちなみに、その後ほかの本で読んだら、もおおおおお怒るほどつまんなくなってて!
    なんじゃこりゃー!!
    と思いました。
    角川ソフィアがいいよ。角川のほうはダメだった!←言ったったー。
    上田秋成の菊花の契りも読みました。
    文章がしつこくってダメだった。

    菊花の契りはほかに、

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    2009年10月04日
  • 怪談・奇談

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    有名なのはやはり『耳なし芳一』
    ラウカディオ・ハーン(小泉八雲)は、日本の伝説民話を多く取材している。
    多くの話が特定の地名や時代が表記されていて、知らなかった逸話を触れる機会を与えてくれる。
    多くの伝説や民話は必ずその土地に痕跡があるものだから知っている地名があれば楽しく読める。
    この本は、ハーンの多数の著作を網羅したものであるので、ハーンの文学に初めて触れる人には良い本。

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    2009年10月04日
  • 怪談 不思議なことの物語と研究

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    小泉八雲ことラフカディオ・ハーンによって編まれた日本の怪談集。日本の豊かな自然と昔の人の豊かな想像力、そしてそこから生じる不思議な現象の数々にどこか郷愁を感じる。
    耳なし法一やのっぺらぼうといった誰もが知っているお話が収録されている。

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    2009年10月04日
  • 怪談 不思議なことの物語と研究

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    昔の名作を読もう2。
    解説に先日読んだポーについて書かれていてびっくり。
    そういえば同じ時代の人だったんですよね。

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    2009年10月04日
  • 怪談

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    耳なし芳一、ムジナ、ろくろ首、雪女。
    これぞまさしく“怪談”って感じだわ。
    子供の頃によく読んでたなあ、と懐かしい気持ちになった。
    処刑前の罪人とのやり取りを綴った『かけひき』は、知らない話だったけれど面白い。
    それにしても、同時収録されている“虫の研究”って何なんだろう。
    八雲の趣味??

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    2026年04月26日
  • 新編 日本の面影 II

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    『ばけばけ』も終わりに近づいてきましたが、今ごろやっと『日本の面影』2巻目です。
    英語原本は2巻本、700ページあるそうで、全27編のうち、10編を収録。

    解説によると全訳ではなく抜粋らしく、翻訳も訳者いわく「私の解釈、読み方の提示(ダイナミック・トランスレーション)」とのことで、大胆に現代語訳されているようです。元々が明治の英文だからなあ。

    鎌倉、江ノ島、横浜、美穂関、日御碕、隠岐島、八重垣神社などの紀行文、狐信仰、お正月と節分、幽霊とお化けなど日本文化についての考察など。

    約130年前の日本なので、鎌倉や江ノ島と言っても現在の姿とはかなり異なる。
    円覚寺、建長寺など行ったことがある場

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    2026年03月19日
  • 小泉八雲のレシピ帖

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    『料理本なのに文学‼︎』と言う帯の煽りの通り、レシピよりも文章に重きを置いているレシピ本(?)
    記載されている食材の分量が多くて、一体どんな代物が出来るのかイメージが湧かない部分が多かった。
    でも、八雲の食に対する熱意に溢れた文章で最後まで面白く読めた。

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    2026年02月26日
  • 新編 日本の面影 II

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    この本の後半は
    小泉セツの「思い出の記」がつけられている
    ヘルンと呼んでいたのでしょうか
    夫のことを妻の目でしっかり見ている感じが
    微笑ましい
    セツさん自身はどんな気持ちで
    結婚に至ったのか
    詳しくはわかりかねるけれど
    なんだか
    心から慕っている様子が
    伺える
    朝ドラのように大変なことが
    たくさんあったでしょうに
    よく支え続けたと思う
    朝ドラもいよいよ熊本へ
    旅立ちそうです

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    2026年02月06日
  • 新編 日本の面影

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    朝ドラでお馴染みの小泉八雲
    ラフカディオ.ハーン
    日本に来て思ったこと、見たこと
    素直な思いが込められている
    細かく描写されているので
    文章が美しい
    今の日本と違い
    もっと日本らしい町並みが
    素敵でした
    日本人より日本らしく
    周りを見ていたようです

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    2026年02月06日
  • 新編 日本の面影

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    岩波少年文庫『雪女 夏の日の夢』に載っていた随筆がとても良かったので、一度ちゃんと読んでみようと思っていたラフカディオ・ハーン。
    朝ドラ『ばけばけ』が始まる前にと思っていたのに後追いになってしまいましたが、並走しながら読むと理解が深まります。

    原本の『日本の面影』は27編あるそうですが、そこから11編を部分的に訳出したアンソロジーとのこと。
    『雪女 夏の日の夢』でも読んでいますが、文章がとても美しいです。松江の朝の風景など、朝靄の描写が印象画のようです。
    メモっていても一文がとても長いので、原文はもっと長く、形容詞の多用された難解な文章なんだろうと思われますが、読みやすく訳されています。

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    2025年12月19日