ラフカディオ・ハーンのレビュー一覧
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ラフカディオ・ハーンが著した『知られぬ日本の面影』から、訳者が11遍のエッセイを選び再編集したもの。
日本に降り立ったその日の感動を、時に幻想的な表現を用いて綴った作品から始まり、日本人が普段気にとめない様な風景を慈しむ作品が収録されている。
松江から新天地の熊本へ出立する朝までの数日間を描いた『さようなら』と言うエッセイを読むと、いかにハーンが松江の人々と交流を深めていたのかが分かり優しい気持ちになれる。
キリスト教を嫌悪していたためか、西洋人に対する評価が辛口過ぎる気もするが、ハーンが愛した日本が本著の中には生き生きと存在している。 -
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名前だけは知っているハーンの作品をはじめて読むことができた。
怪談で知られるような民話やおとぎ話が12編+後半には4編のエッセイ(抄訳含む)が収録されている。
面白かったのは、お茶の中の顔、常識、伊藤則資の話。
自然と杉浦日向子の「百物語」や「東のエデン」(明治期の外国人の日本についての手記)をおもいだした。
(東のエデンで、日本について、「ここにいるのは、追放前のアダムとイブだ。されば僕は彼らを誘惑しにきた蛇かもしれない」というフレーズが忘れられない)
八雲のエッセイは、どれも本当に素晴らしくて、抄訳なのが勿体なかった。
はじめて日本に来たときの町の印象、盆踊りの夢のような光景、浦島太郎 -
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運命的な出会いをしたので、読んでみた一冊。
ラフカディオ•ハーンを魅了せしめたものは、「あはれ」なるものたちであった。
見るものだけでなく、見えないものをも感じ取ろうとする姿が素敵だと思う。
島根の生活の中で、風情や人情への感嘆を述べ続けるハーンだが、本当だろうか?と疑問に思う所もないではない。
それほど、彼の日本に対する肯定的な愛情が溢れている。
この話の中で描かれる、教育の在り方に今日の私たちは驚くことだろう。
教員による体罰のない時代、そして生徒たちが理を持って教員を非する姿。礼儀、道徳観。
うーん、意外であった。
浅くだが調べてみると、江戸時代には藩校、寺子屋において体罰という -
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