ラフカディオ・ハーンのレビュー一覧
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ネタバレ目次
・弘法大師の書
・鎌倉・江ノ島詣で
・盆市
・美保関にて
・日御碕(ひのみさき)にて
・八重垣神社
・狐
・二つの珍しい祭日
・伯耆(ほうき)から隠岐(おき)へ
・幽霊とお化け
・思い出の記…小泉節子
種本である『知られぬ日本の面影』は、日本のことを知らぬ外国向けに書かれたものなので、一つ一つのものや行為の文化的・宗教的背景などを丁寧に説明しているのだけれど、先に出た『日本の面影』の収録から漏れたこちらの作品は、説明の丁寧さよりも、子どものような素直な好奇心で持って眺めているハーンの眼差しが強く感じられた。
日本文化の中のワビサビを尊び、枯れたものの中にもののあはれを感じているはずの -
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日本名 小泉八雲ことラフカディオ・ハーンが、1840(明治23)年、日本にやってきて初めて書いた「知られぬ日本の面影」の翻訳アンソロジーである。
ハーンは来日後、間もなく会った親切な英国人教授に「日本の第一印象は、出来るだけ早く書き残しておきなさい。」と言われ、あわただしく書き留めたものをまとめた。本当によく書き残してくださったと思う。なぜかというと、その時外国人ハーンが見た、今から180年前の日本は、我々の国だけれど、もうそんな素敵な国は世界のどこにも無いのだから。
「東洋の第一日目」という章からの抜粋。
『人力車ほど居心地の良い小型の車は想像できない。わらじ履きの車夫の動きに合わ -
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『本の内容について独自の意見を表明できない人は、誰であれ、本当の読書をしている人とは言いがたいのである』―『読書について』
小泉八雲がラフカディオ・ハーンという聞き慣れない名前の外国人であると知った時の驚きは、子供の頃に耳なし芳一の話を教科書で読んだ世代には共通の驚きではないだろうか。今時分の子供であれば近所に外国籍の隣人がいたり、同級生に目鼻立ちがすっと通った子がいたりするのかも知れないが、昭和40年代の子供にとって外国とは「わんぱくフリッパー」や「名犬ラッシー」や「じゃじゃ馬億万長者」のような見たことのない国のことで、名前だってサンディやデイジーのような響きがするものである筈で、鎌倉時代 -
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(上巻と同じ内容です)
2012.8記。
突然ですがやっぱり地元の夏祭り・盆踊りというのはよいものです。なぜか振付を熟知しているおばちゃん、よくわからない役割を与えられてねじり鉢巻きで周囲ににらみを利かせているおっさん・・・
私が小学生(30年前、1980年前後)のころから変わらない風景だが、思えばこのおっさんおばちゃんも30年前はせいぜい30代。つまり1980年代にはそこそこ「盆踊りだせー」とか言っていた世代ではないのだろうか?2030年ごろには僕も地元の公園辺りで「自治会」のテントの下で東京音頭の音量を調節したりしているのだろうか?日頃は都心に電車で働きに出てしまう僕だが、そうやって将 -
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2012.8記。
突然ですがやっぱり地元の夏祭り・盆踊りというのはよいものです。なぜか振付を熟知しているおばちゃん、よくわからない役割を与えられてねじり鉢巻きで周囲ににらみを利かせているおっさん・・・
私が小学生(30年前、1980年前後)のころから変わらない風景だが、思えばこのおっさんおばちゃんも30年前はせいぜい30代。つまり1980年代にはそこそこ「盆踊りだせー」とか言っていた世代ではないのだろうか?2030年ごろには僕も地元の公園辺りで「自治会」のテントの下で東京音頭の音量を調節したりしているのだろうか?日頃は都心に電車で働きに出てしまう僕だが、そうやって将来どこであれ地域の行事の -
怪談 不思議なことの物語と研究
- カート
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試し読み
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怪談 不思議なことの物語と研究
- カート
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試し読み
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毎年お盆の時期になると、怪談が読みたくなる。
どこからともなく聞こえてくる祭囃子。
参道に連なる提灯。
神社の境内に並ぶ石灯籠。
迎え火のゆらめき。すすの匂い。……
日本の夏の風物詩とともに、怪談はあるように思う。
怪談を愛でることは、季節を愛でることでもあるのだ。
世に怪談は数あれど、どうせ読むなら極上の一冊がいい。
上田秋成『雨月物語』や柳田國男『遠野物語』。泉鏡花に内田百閒。
杉浦日向子や森見登美彦、夢枕獏も捨てがたい。
今年は八雲の『怪談』を読むことにした。
ちょっと風変わりな一冊だ。
『怪談』は1904年、ギリシャ出身のイギリス人、小泉八雲ことラフカディオ・ハーンが、日本の民話 -
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ネタバレやはり再読。
中学生のとき課題図書で読んで以来かな。数年前に松江を旅する機会があって、たしか記念館か資料館のような所で購入。
旅先で縁の作家さんの本を買うのが習慣になっています。。。
やはりいい~。
怪談であっても、とり殺されるような話であっても、恐怖よりもしっとりと、あわれというか人の業、悲しさが伝わってきます。。。
これを外国の方が書いたのかと思うと、聞き書きではあるでしょうが、ちょっと驚きです。。。
個人的にはおしどりの話と兄弟の布団の話、「約束」(重陽の節句までに帰ってくると言う約束)、「耳なし芳一」、などが好きです。。。
しかし話の種類として女の怨念というか、想い -
怪談 不思議なことの物語と研究
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試し読み
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ラフカディオ・ハーンのことは知っていたし、
出雲市の小泉八雲記念館にも行ったことはあったが、
作品を読むのは初めてであった。
怪談と聞くと「怖い話」のイメージがハッと浮かぶが、
その概念をいい意味で打ち砕いてくれる作品。
ハーンの書く文体が誠実というか中立的というか、
あった(聴いた)できごとを、それこそ忠実に再現したかのような、
読んでいて読み心地のよい文章で、
それが本当の意味での「怪談」なのだと実感することができた。
印象に残ったフレーズはを挙げると、
「世に、怒り死ををした人、あるいは憤りのためにみずから命を断った人、
こういう人たちのいまわのきわの念願や誓言は、
なんらかの超