ラフカディオ・ハーンのレビュー一覧
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ネタバレ日本文化の価値観をよくぞ見出してくれました。ありがとう。
やっぱ外人だから日本の自然観に違和感を覚えたんだろうな。
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この本に載せられている怪談はハーンがきちんと選んでるってよくわかるね。
怪談ってようは怖い話である。だからより怖いものを創作しようとする。そうすると、路線はグロテスクや怨念にシフトしてしまう。
しかし、ハーンはそういう路線とはちょっと違う日本の怪談をチョイスしていると思う。
それらは日本の自然と融合した「不思議」な話である。
「青柳」「十六桜」「安芸之介の夢」なんか怖いというよりは、蜃気楼のような、不思議なものに出会ったというようなお話である。
でも、そういうお話 -
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明治の頃、実際にあったお話です。
強盗に入り捕まった犯人が、連行中に警察官を殺して逃走した。
やがて捕まった犯人は巡査に引き連れられて、停車場に降り立った。
この犯人を見るべく多くの人々が駅前に集まった。
その時突然、、巡査が「杉原おきびさん、来てますか」と怒鳴った。
すると背中に子どもを背負った婦人がしずしずと前に出てきた。
殺された警察官の寡婦である。
「ぼうや、これがお前のお父さんを殺した人だよ。
ぼうやを可愛がてくれるはずのお父さんがいないのはこの男のせいだよー」
母の肩越しに怖そうに見つめた男の子はやがて泣きだした。
と、いきなり、縛られたまま犯人は地面に顔をこすりつけ、
「ご -
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目次:
はじめに
東洋の第一日目
盆踊り
神々の国の首都
杵築(きづき)――日本最古の神社
子どもたちの死霊の岩屋で――加賀(かか)の潜戸(くけど)
日本海に沿って
日本の庭にて
英語教師の日記から
日本人の微笑
さようなら
ラフカディオ・ハーン略年譜
訳者あとがき
※ 本書は、「訳者あとがき」にあるように、「『知られぬ日本の面影』(Glimpses of Unfamiliar Japan,1894)の翻訳アンソロジー」、つまり抄訳である。「序文」を含め凡そ27篇の原書のうち、本書が訳出するのは11篇に過ぎず、それゆえの「新編」であることを注意されたい。訳者が27篇からこの11編を選んだ -
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そういや幼稚園児の頃「ろくろ首」になりたかった。
記憶を忠実に言うと当時何かの絵本で見た「ろくろっくび」になりたかったのである。絡まる位伸びた首を持て余し(ここ重要)、頬を赤らめ(酒?)愉快な顔をしている姿が羨ましかったのだと思う。
しかしここに出てくる「ろくろ首」は少し形状が違う。もげるのだ。
もげるなんて、悲惨過ぎる。嘆いた。
あと形あるものが「消える」ってとても美しい事だと思う。
往々にして其々の末路の儚さが、線香花火を愛する日本人と重なり、そんな日本人の一人としてとても好きだった。
岩波版には蝶・蚊・蟻の「虫の研究」がついていた。
実を言うとそれの方が面白かった。 -
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「菊花の契り」が読みたくて買った一冊。
菊花の契り・・・この言葉でなんとなくニュアンスが分かる人とは友だちになれるかもしれない。(なりたくないと言われるかもしれない。)
それはそれは楽しみにして読んだんですが、この本の「菊花の契り」は裏切りませんでした。
うっはー!!
な感じでした。(どんな感じ)
ほかの話も面白かったです。
ちなみに、その後ほかの本で読んだら、もおおおおお怒るほどつまんなくなってて!
なんじゃこりゃー!!
と思いました。
角川ソフィアがいいよ。角川のほうはダメだった!←言ったったー。
上田秋成の菊花の契りも読みました。
文章がしつこくってダメだった。
菊花の契りはほかに、 -
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ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)が、当時の日本という国を書いた本。いくつかの章を組み合わせた本なので、時系列で並んでいるわけではありませんが、彼が彼という人間そのままの『眼』と『心』で感じた日本が書かれています。
読んでいるこちらが萎縮するくらい、彼は日本を賛美しています。
初めは、ヨーロッパに生まれ、アメリカから来日してきた人の、単なる無いもの強請りのように感じましたが、彼の日本に対する感受性は、それだけには留まりません。
単純に東京や横浜などの都市部を回るだけでなく、山間部など、本当に日本の『日常』が息づくところを回っているのです。
もし都市部だけであれば、きっと彼の感想は「日本は西洋の -
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