ラフカディオ・ハーンのレビュー一覧

  • 新編 日本の面影

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    『知られぬ日本の面影』から選ばれたアンソロジー。
    内容を簡潔に言うなら、外国の方から肯定的に見た明治の日本とハーンの考察。
    日本文化に詳しくない人にも分かりやすく、説明的。
    エッセイやコラムと言うよりも、一つの文学作品だと思うような文体で書かれています。

    美しい文章で、少し美化されすぎているような気にもなりますが、ハーンの日本や日本文化に対する理解には、いっそ感動を覚えます。

    昔ながらの日本文化に対して郷愁をおぼえる方には、お薦めの一冊です。

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    2010年03月01日
  • 新編 日本の面影

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    ラフカディオ ハーンが見た日本を素直に書いているように思います。ジャーナリストの視点は、読んでいて納得します。

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    2009年12月15日
  • 新編 日本の面影

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    ラフカディオ・ハーンの日本到着直後の感想から
    日本の研究の記録、エッセイ、日記。

    描写が美しい。
    時代もあるのだろうけれど、
    この本を読むと
    日本とはなんと素晴らしい純粋な国なんだろう、
    と思う。
    心が洗われます。
    日本に魅せられるのも道理。
    日本も今とは違うですね。
    多分それは惚れすぎた故の過大評価もあるのだと思うけれど。
    最後の「日本人の微笑」での日本人への理解なんて
    素晴らしすぎる。
    西洋人に読んで欲しいな。

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    2009年10月07日
  • 新編 日本の怪談

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    「菊花の契り」が読みたくて買った一冊。
    菊花の契り・・・この言葉でなんとなくニュアンスが分かる人とは友だちになれるかもしれない。(なりたくないと言われるかもしれない。)
    それはそれは楽しみにして読んだんですが、この本の「菊花の契り」は裏切りませんでした。
    うっはー!!
    な感じでした。(どんな感じ)
    ほかの話も面白かったです。

    ちなみに、その後ほかの本で読んだら、もおおおおお怒るほどつまんなくなってて!
    なんじゃこりゃー!!
    と思いました。
    角川ソフィアがいいよ。角川のほうはダメだった!←言ったったー。
    上田秋成の菊花の契りも読みました。
    文章がしつこくってダメだった。

    菊花の契りはほかに、

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    2009年10月04日
  • 怪談 不思議なことの物語と研究

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    小泉八雲ことラフカディオ・ハーンによって編まれた日本の怪談集。日本の豊かな自然と昔の人の豊かな想像力、そしてそこから生じる不思議な現象の数々にどこか郷愁を感じる。
    耳なし法一やのっぺらぼうといった誰もが知っているお話が収録されている。

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    2009年10月04日
  • 新編 日本の面影

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    ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)が、当時の日本という国を書いた本。いくつかの章を組み合わせた本なので、時系列で並んでいるわけではありませんが、彼が彼という人間そのままの『眼』と『心』で感じた日本が書かれています。

    読んでいるこちらが萎縮するくらい、彼は日本を賛美しています。
    初めは、ヨーロッパに生まれ、アメリカから来日してきた人の、単なる無いもの強請りのように感じましたが、彼の日本に対する感受性は、それだけには留まりません。
    単純に東京や横浜などの都市部を回るだけでなく、山間部など、本当に日本の『日常』が息づくところを回っているのです。
    もし都市部だけであれば、きっと彼の感想は「日本は西洋の

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    2009年10月04日
  • 怪談 不思議なことの物語と研究

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    昔の名作を読もう2。
    解説に先日読んだポーについて書かれていてびっくり。
    そういえば同じ時代の人だったんですよね。

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    2009年10月04日
  • 新編 日本の面影

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    岩波少年文庫『雪女 夏の日の夢』に載っていた随筆がとても良かったので、一度ちゃんと読んでみようと思っていたラフカディオ・ハーン。
    朝ドラ『ばけばけ』が始まる前にと思っていたのに後追いになってしまいましたが、並走しながら読むと理解が深まります。

    原本の『日本の面影』は27編あるそうですが、そこから11編を部分的に訳出したアンソロジーとのこと。
    『雪女 夏の日の夢』でも読んでいますが、文章がとても美しいです。松江の朝の風景など、朝靄の描写が印象画のようです。
    メモっていても一文がとても長いので、原文はもっと長く、形容詞の多用された難解な文章なんだろうと思われますが、読みやすいく訳されています。

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    2025年12月19日
  • 小泉八雲のレシピ帖

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    ネタバレ

    作者あとがきを読んで納得。
    これはつくるためのレシピではないです。
    まさにエッセイ。食への熱量が高いエッセイです。
    ザリガニって海老とかと同じ味なのだろうか…?
    牡蠣の使う量多すぎる。
    クレオール文化をもっと知りたいと思うようになった。好奇心の幅を広げてくれる一冊です。

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    2025年11月15日
  • 東の国から 新しい日本における幻想と研究

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    ネタバレ

    日清戦争前夜、古代伝説の地・出雲から、軍都としての色彩わや強めた熊本に移住したハーンの描いた日本の肖像。

    浦島太郎の話が知っている話とちょっと違った。日清戦争に従軍する元生徒のエピソードは『黒い蜻蛉』にもあった。

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    2025年10月13日
  • 怪談

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    森鴎外を読んで、ちょっぴり日本の昔の話に興味が出てきたので本作を手に取った。再読。
    1作目の耳なし芳一がとても良い。平家の恨み悲しみが伝わってきて涙しそうになった。怖いけど物哀しい。これぞ日本の怪談話。素晴らしい。
    一方でむじなや雪女はコンパクトに纏められており、外国人が書くから淡白なのかなぁと感じた。ハーンの英文を日本人が翻訳しているため不思議な感覚はある。日本の文化や風習、民族性が表現され、現代人の私が読んでも気づきがある。よく書き残してくださったと感謝する。

    次の朝ドラがラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の妻セツの話らしい。この春に松山城を訪れた際に知った。どういった経緯でハーンが日本を

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    2025年05月17日
  • 雪女 夏の日の夢

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    「異類婚姻譚」について調べていたときに「異形の女房」の例として出てきた『雪女』。
    そういえば小泉八雲、ラフカディオ・ハーンってちゃんと読んだことなかったかも。入門書としてこちらを読んでみました。

    有名な『耳なし芳一』、『雪女』のほか、ハーンが再録した日本の不思議な物語12編とエッセイ4編を収録。

    もととなる原話と比較したわけではないですが、物語はハーン独自の視点や語り口でリメイクされているのではと思われます。そもそも物語のセレクトからしてハーン独自のフィルターが入っているわけですし。

    エッセイ『夏の日の夢』に『浦島太郎』、同じくエッセイ『神々の集う国の都』に『子育て幽霊』の話が出て

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    2025年02月14日
  • 復刻版 ラフカディオ・ハーンのクレオール料理読本

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    ラフカディオ・ハーンがニューオーリンズで暮らしていた時期に出版した料理本の再編集版。


    四方田犬彦の『ラブレーの子供たち』で触れられていた本!邦訳があったとは。
    挿絵などなく、文字がびっしりの昔の料理本。レシピも「台所に立つ人ならわかるよね」というノリがあるので、画像検索しないと正直なかなかピンと来ない。逆に、19世紀の料理再現動画で見たことあるものに再会できたりもした。
    ソースやドレッシング、保存食の紹介数がめちゃくちゃ多くて手厚い辺りにハーンの学者魂を感じる。これらのレシピをどんなふうに学んでいったのかは書かれてないけど、訳者が推測するように家庭の主婦や料理番の女性たちから教わったのだと

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    2024年06月27日
  • 怪談

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    耳なし芳一、ろくろ首、雪女、幼少の頃、恐怖の世界に陥し入れてくれた物語がここにあった。
    ただ、今読むと恐怖というよりは不思議な物語ばかりだ。さらに言えば美しさすら感じる。私も歳を重ねたものだな。

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    2023年12月24日
  • 怪談

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    知人の主催されているオンライン読書会の課題本として、最初の三編を読み合いました。やはり「耳なし芳一」が圧倒的知名度でしたが、平家絡みの話とは知らなんだ。なぜ「耳」なのかについては、耳は世界との回路=異界との回路=あの世とこの世をつなぐから「見えていた」のではないかと考えました。また、語られた物語の当時は、「死」が身近だったために、より「生」への思いや執着が強かったのではないかと考えました(以下、つづく)。

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    2023年11月05日
  • 新編 日本の面影 II

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    ・気持ちの準備ができている時は、ゆったりと入ってくる。
    ・紀行文はそんな時にいい。
    ・雑司ヶ谷を訪れてもいい。

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    2023年06月07日
  • 新編 日本の面影

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    ・濃密でゆっくりと流れる日本の風景。令和のショートムービーや倍速再生の世界とは真逆の世界。でも、我々の深いところには今も息づいていると思っている。
    ・丁寧で簡潔な文章。久しぶりに相対することができて豊かな気分になった。
    ・「花と同じ名前の娘たち」いまも、そういう名前の子供もいるけど地面とのつながりが違うように感じる。草履越しか、スニーカー越しか。
    ・「イギリスの豪華な庭を思い出すたびに、どれだけの富を費やしてわざわざ自然を壊し、不調和なものを造って何を残そうとしているのか」
    ・「日本人の微笑」は、今では逆転しているように感じられた。気質や国が置かれている状況も逆転しているのだろうか。

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    2024年02月02日
  • 新編 日本の怪談 II

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    『日本の怪談』と銘打っているが、主軸は八雲が日本へ辿り着く前のアメリカ時代の再話ものや、折々に書いたエッセイである。
    幼少期の恐怖体験、中国やインドなど異文化の再話、日本の怪談に晩年のエッセイ…、ラフカディオ・ハーンが小泉八雲になる軌跡を辿るような作品集だった。

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    2022年08月01日
  • 新編 日本の怪談

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    訳文が平易で子供でも読みやすい。
    江戸時代の狂歌を八雲自身が解説した『妖怪のうた』は、八雲の解釈と自筆イラストが良い味を出していて面白かった。

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    2022年08月01日
  • 怪談

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    他の話は有耶無耶になったり不思議だなぁって話が多い中、「ろくろ首」だけ力技で倒してるのがツボに入った
    最後の訳者の昔話が怖かった

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    2022年06月17日