ラフカディオ・ハーンのレビュー一覧

  • 新編 日本の面影

    Posted by ブクログ

    当時の日本に迷いこんだ異国人、よりも日本人の気持ちで読めた。盆踊りの感覚は旅に出た時に遭遇したお祭りの感覚そのもの。のすたるじぃ、だがやはり近代が忘れた思い出。

    0
    2013年04月07日
  • 怪談 不思議なことの物語と研究

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    日本文化の価値観をよくぞ見出してくれました。ありがとう。
    やっぱ外人だから日本の自然観に違和感を覚えたんだろうな。

    __

    この本に載せられている怪談はハーンがきちんと選んでるってよくわかるね。
    怪談ってようは怖い話である。だからより怖いものを創作しようとする。そうすると、路線はグロテスクや怨念にシフトしてしまう。

    しかし、ハーンはそういう路線とはちょっと違う日本の怪談をチョイスしていると思う。
    それらは日本の自然と融合した「不思議」な話である。

    「青柳」「十六桜」「安芸之介の夢」なんか怖いというよりは、蜃気楼のような、不思議なものに出会ったというようなお話である。

    でも、そういうお話

    0
    2012年12月13日
  • 心 日本の内面生活の暗示と影響

    Posted by ブクログ

    明治の頃、実際にあったお話です。
    強盗に入り捕まった犯人が、連行中に警察官を殺して逃走した。
    やがて捕まった犯人は巡査に引き連れられて、停車場に降り立った。

    この犯人を見るべく多くの人々が駅前に集まった。
    その時突然、、巡査が「杉原おきびさん、来てますか」と怒鳴った。
    すると背中に子どもを背負った婦人がしずしずと前に出てきた。
    殺された警察官の寡婦である。

    「ぼうや、これがお前のお父さんを殺した人だよ。
    ぼうやを可愛がてくれるはずのお父さんがいないのはこの男のせいだよー」
    母の肩越しに怖そうに見つめた男の子はやがて泣きだした。

    と、いきなり、縛られたまま犯人は地面に顔をこすりつけ、
    「ご

    0
    2012年11月19日
  • 新編 日本の面影

    Posted by ブクログ

    目次:
    はじめに
    東洋の第一日目
    盆踊り
    神々の国の首都
    杵築(きづき)――日本最古の神社
    子どもたちの死霊の岩屋で――加賀(かか)の潜戸(くけど)
    日本海に沿って
    日本の庭にて
    英語教師の日記から
    日本人の微笑
    さようなら
     ラフカディオ・ハーン略年譜
     訳者あとがき

    ※ 本書は、「訳者あとがき」にあるように、「『知られぬ日本の面影』(Glimpses of Unfamiliar Japan,1894)の翻訳アンソロジー」、つまり抄訳である。「序文」を含め凡そ27篇の原書のうち、本書が訳出するのは11篇に過ぎず、それゆえの「新編」であることを注意されたい。訳者が27篇からこの11編を選んだ

    0
    2012年11月16日
  • 怪談・奇談

    Posted by ブクログ

    怪談ではあるがホラーな感じはしない。
    淡々と語られつつもロマンチックであったり、哀感にしたったりする。
    カバー絵は天野喜孝

    0
    2012年10月22日
  • 新編 日本の怪談

    Posted by ブクログ

    日本をここまで愛してくれてありがとう。ハーンさん。
    また日本文化の中にあるアニミズムを知ることができました。

    0
    2012年03月13日
  • 新編 日本の面影

    Posted by ブクログ

    明治時代の松江の人々の暮らしぶり、息遣いがいきいきと伝わってくる。宍道湖の色彩の移り変わり、松江の音を記した部分は、特に秀逸。

    0
    2012年01月09日
  • 怪談 不思議なことの物語と研究

    Posted by ブクログ

    そういや幼稚園児の頃「ろくろ首」になりたかった。
    記憶を忠実に言うと当時何かの絵本で見た「ろくろっくび」になりたかったのである。絡まる位伸びた首を持て余し(ここ重要)、頬を赤らめ(酒?)愉快な顔をしている姿が羨ましかったのだと思う。
    しかしここに出てくる「ろくろ首」は少し形状が違う。もげるのだ。
    もげるなんて、悲惨過ぎる。嘆いた。

    あと形あるものが「消える」ってとても美しい事だと思う。
    往々にして其々の末路の儚さが、線香花火を愛する日本人と重なり、そんな日本人の一人としてとても好きだった。

    岩波版には蝶・蚊・蟻の「虫の研究」がついていた。
    実を言うとそれの方が面白かった。

    0
    2011年02月23日
  • 怪談 不思議なことの物語と研究

    Posted by ブクログ

    かけひき。怪異を前提とした裏のかき方がおもしろい。
    安芸之助の夢。よくある胡蝶の夢パターンかと思っていたらその後の展開でやられる。ちょっとひねるだけどこうまでおもしろくなるのかとのけぞる。

    0
    2010年12月28日
  • 怪談・奇談

    Posted by ブクログ

    昔は夏になると民放でハーンの怪談ドラマやってましたね。。。都市伝説モノより情緒があっていいんだけどな。今年(2010)の夏はNHKで百物語やったけど、語りだけでは子供は見ないかな。。。
    翻訳ということで外国人のフィルタがかかると民話としてどうなのか、とか、古典ではないし、と思っていたけど立派な古典。今更ながら読んでおくべき一冊と痛感。ナツイチ。

    0
    2010年09月28日
  • 新編 日本の面影

    Posted by ブクログ

    『知られぬ日本の面影』から選ばれたアンソロジー。
    内容を簡潔に言うなら、外国の方から肯定的に見た明治の日本とハーンの考察。
    日本文化に詳しくない人にも分かりやすく、説明的。
    エッセイやコラムと言うよりも、一つの文学作品だと思うような文体で書かれています。

    美しい文章で、少し美化されすぎているような気にもなりますが、ハーンの日本や日本文化に対する理解には、いっそ感動を覚えます。

    昔ながらの日本文化に対して郷愁をおぼえる方には、お薦めの一冊です。

    0
    2010年03月01日
  • 新編 日本の面影

    Posted by ブクログ

    ラフカディオ ハーンが見た日本を素直に書いているように思います。ジャーナリストの視点は、読んでいて納得します。

    0
    2009年12月15日
  • 怪談・奇談

    Posted by ブクログ

    夏100の13冊目。

    人間の執念の恐ろしさがテーマ、特に女性の・・・
    恨みを買うとすぐ八つ裂きにされる。怖い。
    耳なし芳一とか、ろくろ首とか有名な話も載ってますが、
    こういう話を外国人に紹介してもらっているのが
    不思議だ。

    0
    2009年12月04日
  • 怪談・奇談

    Posted by ブクログ

    外国の人間が収集した日本の昔話から、日本人の感性が浮かび上がってきている点がおもしろい。
    ストーリーにはいろんなバリエーションがあって、なかなか楽しめる。

    0
    2009年10月27日
  • 新編 日本の面影

    Posted by ブクログ

    ラフカディオ・ハーンの日本到着直後の感想から
    日本の研究の記録、エッセイ、日記。

    描写が美しい。
    時代もあるのだろうけれど、
    この本を読むと
    日本とはなんと素晴らしい純粋な国なんだろう、
    と思う。
    心が洗われます。
    日本に魅せられるのも道理。
    日本も今とは違うですね。
    多分それは惚れすぎた故の過大評価もあるのだと思うけれど。
    最後の「日本人の微笑」での日本人への理解なんて
    素晴らしすぎる。
    西洋人に読んで欲しいな。

    0
    2009年10月07日
  • 新編 日本の怪談

    Posted by ブクログ

    「菊花の契り」が読みたくて買った一冊。
    菊花の契り・・・この言葉でなんとなくニュアンスが分かる人とは友だちになれるかもしれない。(なりたくないと言われるかもしれない。)
    それはそれは楽しみにして読んだんですが、この本の「菊花の契り」は裏切りませんでした。
    うっはー!!
    な感じでした。(どんな感じ)
    ほかの話も面白かったです。

    ちなみに、その後ほかの本で読んだら、もおおおおお怒るほどつまんなくなってて!
    なんじゃこりゃー!!
    と思いました。
    角川ソフィアがいいよ。角川のほうはダメだった!←言ったったー。
    上田秋成の菊花の契りも読みました。
    文章がしつこくってダメだった。

    菊花の契りはほかに、

    0
    2009年10月04日
  • 怪談・奇談

    Posted by ブクログ

    有名なのはやはり『耳なし芳一』
    ラウカディオ・ハーン(小泉八雲)は、日本の伝説民話を多く取材している。
    多くの話が特定の地名や時代が表記されていて、知らなかった逸話を触れる機会を与えてくれる。
    多くの伝説や民話は必ずその土地に痕跡があるものだから知っている地名があれば楽しく読める。
    この本は、ハーンの多数の著作を網羅したものであるので、ハーンの文学に初めて触れる人には良い本。

    0
    2009年10月04日
  • 怪談 不思議なことの物語と研究

    Posted by ブクログ

    小泉八雲ことラフカディオ・ハーンによって編まれた日本の怪談集。日本の豊かな自然と昔の人の豊かな想像力、そしてそこから生じる不思議な現象の数々にどこか郷愁を感じる。
    耳なし法一やのっぺらぼうといった誰もが知っているお話が収録されている。

    0
    2009年10月04日
  • 新編 日本の面影

    Posted by ブクログ

    ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)が、当時の日本という国を書いた本。いくつかの章を組み合わせた本なので、時系列で並んでいるわけではありませんが、彼が彼という人間そのままの『眼』と『心』で感じた日本が書かれています。

    読んでいるこちらが萎縮するくらい、彼は日本を賛美しています。
    初めは、ヨーロッパに生まれ、アメリカから来日してきた人の、単なる無いもの強請りのように感じましたが、彼の日本に対する感受性は、それだけには留まりません。
    単純に東京や横浜などの都市部を回るだけでなく、山間部など、本当に日本の『日常』が息づくところを回っているのです。
    もし都市部だけであれば、きっと彼の感想は「日本は西洋の

    0
    2009年10月04日
  • 怪談 不思議なことの物語と研究

    Posted by ブクログ

    昔の名作を読もう2。
    解説に先日読んだポーについて書かれていてびっくり。
    そういえば同じ時代の人だったんですよね。

    0
    2009年10月04日