パウロ・コエーリョのレビュー一覧
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“正しい人は、それがただ一番強い人ってだけなんだ。この場合、矛盾してるが、臆病な人ほど勇ましくなって、彼らは他の人たちみんなにその考えを押し付けてしまおうとするのさ”Posted by ブクログ
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同著者の名作『アルケミスト』を読まれた方は、よりこの本を楽しむことができると思います。サンチャゴの巡礼から帰ったコエーリョは、自伝であるこの『星の巡礼』を描き、そのすぐ後に『アルケミスト』を描きます。サンチャゴへ向かう道の途中の描写は、アルケミストのあらゆる場面を彷彿とさせます。
作者がこれほどま...続きを読むPosted by ブクログ -
これは何年も前に途中まで読んで放り出したままになっていた本。
今度はなぜかすんなりと、むしろ夢中になって読めました。
以前にギブアップした理由のひとつが、自殺未遂をしたベロニカの心情描写やその変化に共感できてしまうがゆえに読むのがしんどいということでした。生生しいのです。俯瞰的に読むようにしないとつ...続きを読むPosted by ブクログ -
不安や恐れのなかで人間はどう生きるべきか。愛の奥深さ、本当の自己犠牲とは?なかなか核心や本音には触れずの「不完全燃焼」のコミュニケーション。サポート・助けがあって、お互いの本心を少しづつ分かち合っていく。そんな過程で成長していくんだなあ・・・と。静かに心に染み入るような美しい物語で、それはそのまま人...続きを読むPosted by ブクログ
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パウロ・コエーリョの本は大抵読んでいるんですが、この本が一番好きです。
彼の本は宗教的なものがどの本にもあるように思いますが、
この本はそれが強いです。
ので、それに抵抗がある人には苦手かも。
個人的にはこの本を恋愛小説として、とらえていて、
「ワインを飲んで口の滑りがよくなったら、いろんなこ...続きを読むPosted by ブクログ