パウロ・コエーリョのレビュー一覧
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自殺した人を周りが思うのに
その人はなんらかの理由があって、自殺を選んだと思うけど
毎日の繰り返し、平凡な毎日
それが自分にとって恐怖になるから死を選ぶ場合もあるんだなと。
これといった理由じゃなく。
ところどころ理解しにくいところもあったけど
沁みる言葉もたくさんあった。
おかしいとかおかし...続きを読むPosted by ブクログ -
「普通に合わせるために生じるズレが憂鬱さを生み出す」という言葉が突き刺さった。
狂ってる、普通じゃないと思われたくないし、周りの人の目を伺ってたりするときこそ、一番自分の心に負荷をかけているなと改めて思った。
なかなかパウロの作品の中でも読み進めるのが難しかったが、自分も心の病の経験があるからこそ腑...続きを読むPosted by ブクログ -
自殺未遂で精神病院に入院した若い女の話。死にたくなるような退屈や絶望、出会った精神病患者たち、たくさんのものが彼女の人生を変える。映画も気になる。Posted by ブクログ
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自身が無神論者だからなのか、またキリスト教に関しても不勉強なため、理解が難しい話だった。
スピリチュアルな精神的な描写が多く、想像が至らず、物語を追うことはできたが、この本の本当に言いたいことは読み解けなかった。
主人公と幼馴染の「彼」が急に愛し合うようになったりするが、そこへ行き着くまでの描写もあ...続きを読むPosted by ブクログ -
剣を見つける旅にでる話し。
スピリチュアル要素の強い話しで、
体験をしながら、人生についてを学んでいく話し。
剣でなすべきことを知る。
その目的をどうして叶えたいのか、その目的ゴールにたどりついたら、どうなりたいのかを明確に分かっていれば、願い(剣)を見つける事ができるというところが大元の話しでし...続きを読むPosted by ブクログ -
狂ったとされる人が色々と出てきて、狂気とは何かを考えさせられる作品。
舞台や登場人物が特殊なこともあり、後半の展開に期待しながら読み進めたが、個人的には消化不良だった。登場人物の誰かに共感できれば、また違った感想になったかもしれないが。
とりあえず翻訳がわかりにくい(じゃぁ、お前はポルトガル語を...続きを読むPosted by ブクログ -
ユーゴ分裂時の背景が人々のアイデンティティや生き方に少なからず影響を及ぼしているんだな、
日本人は自殺者が多いっていう文言が出てきてびっくりした。日本はナショナリティ関係なしに病むよなぁ、現代病。
81/100Posted by ブクログ -
キリスト教の世界観を背景に語られる男女の愛と信仰。作者は男性だが、女性視点で書かれたこの小説は、男性読者にはやや難度が高いかもしれない。自分には難しかった。愛をとるか?信仰をとるか?真実の愛と信仰とは?「あなたの夢に従いなさい。良き戦いを戦って幸せになりなさい」という言葉もあり、『星の巡礼』や『アル...続きを読むPosted by ブクログ
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読むのに時間がかかった。
夢に蓋して、みんなと同じように生きてきたベロニカ。
狂気とは人と違うこと。自分に正直になること。
死を意識すると、1日を真剣に捉え生き方を考えるようになる。
自分はそこまで蓋してないしなあ。
この本を私に薦めた方々は、常に悩みがあるタイプ。
世の中にはこの内容に共感する人...続きを読むPosted by ブクログ -
読み終わって、これはベロニカだけでないベロニカとそばにいた彼らの話なのだとわかる。だから読んでいる途中、マリーやゼドカの話が入ってくるがうまく入り込めなかった。ただ終盤のエドアードの話はとてもよくて、素直な自分でいようとする彼と父の会話は自分にも置き換えて読んだ。
けどこの話の本筋は現代で生きなくて...続きを読むPosted by ブクログ