パウロ・コエーリョのレビュー一覧

  • ベロニカは死ぬことにした
    10年くらい前少し心が病んでたときに読んだ。
    病んでる主人公に母親が言った言葉。
    「人生はそんなに複雑じゃない」

    私はその言葉にけっこう救われた。
    自分が考える程、けっこういろんな事って複雑じゃない。とりこし苦労って事が案外多い。

    自分で物事を複雑にしないように。
    うまく生きる術はそのことに尽き...続きを読む
  • アルケミスト 夢を旅した少年
    生き方の教科書のような本。でも一度だけで全ては理解できない。じっくり読みこんでもすんなり入ってこない。でもなんか気になってしまう。そんな不思議が残る。
  • アルケミスト 夢を旅した少年
    単純な物語のように見えて、込められているメッセージが多くて深い!
    前兆、というものは今後の人生でも気を付けていきたいなあと思う。
  • アルケミスト 夢を旅した少年
    一歩踏み出す勇気が欲しい時に読みたくなる本でした。

    ファンタジー色が強いのでてっきり架空の世界の話かと思ったらエジプトが舞台。

    少年サンチャゴが宝物を求めて色々な人と出会いながらエジプトのピラミッドを目指す話です。

    「何かを強く望めば宇宙のすべてが協力して実現するように助けてくれる」

    「夢が...続きを読む
  • ピエドラ川のほとりで私は泣いた
    神の女性性がテーマ。

    パウロ・コエーリョらしく
    決めつけていた自分の殻を打ちやぶっていく話。

    男性との間で変化がもたらされる愛もテーマ。

    変わってゆくことを怖がらずに
    飛び込んでゆく時に
    本当の自分や幸せが得られるというストーリー。
    断続的に読んだので理解が少し弱いかも…。

  • アルケミスト 夢を旅した少年
    宝物を探しに旅に出た少年の物語。
    預言者・良い人・悪い人etc
    途中から色んな人に出逢いながら旅を続けて行くのですが、悪い人と出逢った時とか読んでて辛い悲しい(怒りも)気持ちになりましたが、先が気になってどんどん読み進めました。
    人生のトップスリー入りです。
  • アルケミスト 夢を旅した少年
    すべてを理解できたとは思えないが、良い本でした。ところどころハッとさせられる言葉があり、少年の旅の様子は美しく表現されていました。
    「もしおまえが、現在によく注意していれば、おまえは現在をもっと良くすることができる。そして、おまえが現在を良くしさえすれば、将来起こってくることも良くなるのだ。」

  • 第五の山
    自分の人生を生きたい人に力を与えてくれる本。

    キリスト教色がつよくて
    少し難しくも感じるが困難と再建の物語として
    生きるヒントがちりばめられている。

    ストーリー…

    混乱したイスラエルで
    イゼベルが王妃に即位すると、
    主の信仰(イスラエル信仰)から
    レバノンの神々への信仰(バアル信仰)に
    変える...続きを読む
  • アルケミスト 夢を旅した少年
    すごい名作らしい。「世界で最も読まれた本ベスト10」に入るとか入らないとか(←どっちよ)。とにかくこんなにも有名なのに、恥ずかしながら最近まで全く存じ上げておりませんでした。そのことに驚愕して読んでみようと思った次第です。

    文庫本を買ってみたらなんとも頼りない薄さ。これが名著なのね。

    羊飼いの少...続きを読む
  • アルケミスト 夢を旅した少年
    宝物のありかを示す夢を2回見た羊飼いの少年が、宝を探すことが自らの運命だと思い旅に出る。運命を信じ、行動するものには前兆たる物事の起こりが読めるという。少年は道中で幾度も苦難に苛まれ、挫折しかけるが、今を目一杯、運命のために突き進むことで前兆を読み、苦難を回避していく。果たして少年は宝物を見つけるこ...続きを読む
  • アルケミスト 夢を旅した少年
    あらゆる年代の人にも、重要な示唆を与えてくれそうな本。どのタイミングで読んでも、何らかの示唆がありそうで、定期的に読み返すのがよいかもと思った。

    本書を読んで、ハッとさせられたのは、夢を追うことについて、夢を本当に実現しようとする人と夢を見続けること自体を良しとする人がいるということ。後者は、実際...続きを読む
  • アルケミスト 夢を旅した少年
    羊を売って旅に出る勇気とクリスタルの店での熱心さ、どちらも大切なことである。
    失敗して何度も諦めそうになる少年の気持ちがわかると同時にそれでも自然と夢に向かう少年に少しの勇気と勢いは大切なんだなあと感じる。失敗はする。運命は試していると同時に身につけたものを上手く使えるよう手助けしているのだ。
    心に...続きを読む
  • アルケミスト 夢を旅した少年
    夢を追いかける人の背中を押してくれるような一冊。もっと若い頃に読むと、また見え方が違ったのかもしれない。子どもに読ませたい一冊でもある。
  • アルケミスト 夢を旅した少年
    再読2023/12/29

    都合がいいと思う箇所もありますが、何度も夢を諦めかけたり、絶望するようなことが起きたりしてもなお、夢を追う主人公に最後まで目が離せませんでした。私は自分の夢すら分かりません。小さい時の夢も親から言われた夢でした。

    ところどころ共感できる箇所もあり、生きていくうえで必要な...続きを読む
  • ベロニカは死ぬことにした

    人は生きている間中、自分の意思ではなく、他人と共存していくことにほぼ力を注いでいる。やりたいことを存分にやり遂げたと言える人は、果たしてどのくらい居るのだろうか?

    自分の意志と他人からの期待との狭間に生まれる軋轢の火花の大きさが狂気を生み出してしまうのだとしたら、望みを叶えることにも他人を思いや...続きを読む
  • ベロニカは死ぬことにした
    文章が(翻訳が?)少し私には読みにくかったけれど、最後まで読んだら、「あ。そういうこと!」となって、もう一度読みたくなって二度読んだ本。
  • 11分間
    同じ作者の「ベロニカは死ぬことにした」を読んでる時も共通してたけど、読んでいるとなにもせず現状に甘んじている状態から一歩踏み出したくなる。肩を揺さぶってくれる。

    線引きが難しいけれど、2人の間の愛は心から出てくるもので好意もその表出?であって、相手に強いるものではない、相手を所有することはできない...続きを読む
  • 不倫
    完璧な夫と子どもに恵まれたジャーナリストの女性が、激情に駆られ不倫をする話。満たされ安定した生活が約束された人生に意義を見いだせず鬱状態になってしまう。そこから自らの力で刺激ある人生を謳歌しようとする。刹那の欲望に溺れながら傷ついてく彼女は、ついに真実の愛に辿り着く。不倫という不貞を美しい物語に仕立...続きを読む
  • 不倫
    あの『アルケミスト』のコエーリョが?と、ずっと気になっていた本は、その名も『不倫』。
    出版当初に賛否両論の的となったこのタイトルから、内容も大きく外れはしない。
    しかし、主題は恋愛などではない。
     
     
     
    曰く「世界でも有数の安全な国」に暮らすリンダは、ジャーナリストとして有力新聞社に所属。
    聡明...続きを読む
  • ザーヒル
    失踪した妻を探し求め、真実の愛へとたどり着くある作家の話。『ザーヒル』とは、盲目的に意識が囚われてしまう存在のこと。この作家にとってのザーヒルは、彼の元を去った妻であった。しかし聖なる存在と交信できるという不思議な青年と出会うことによって、彼の心はだんだんと浄化されていく。コエーリョも経験したという...続きを読む