パウロ・コエーリョのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
愛とか信仰(注:信仰イコール宗教に非ず)とかの根っこ・本質は何かしらん?というお話。
1匹のおサルに、食べる前に果物を洗うことを教えると、島に住む他のおサルが見て真似をするようになります。それでその島では洗うおサルがだんだんと増えていくのだけれど、ある程度の数のおサルが洗い出すと、不思議なことに、陸続きではない他の島や大陸のおサルたちまで、洗うようになるのだそうです。根っこのところで、深層心理(フロイトの言う”無意識”)で、つながっているからして、ある程度の数のおサルが変われば、全体が変わるのだそうです。おサルだって人間だって。というエピソードが出てきて、むむむむむぅ、と思いました。本当だと -
Posted by ブクログ
昔読んだときはオチを知って「なんだよ!この長い旅路と時間は何だったんだよ!?」と思ってしまいましたが、旅を通しての出会いと別れ、経験そのものがなによりも宝だったのではないかと思います。
旅でしか学べないものがたくさんあったはず。
あと、変化が苦手で、お金も出来たのにメッカに行かないおじいさんの気持ちがすごく分かります。
強い気持ちと、行動することが大事だとは分かっているんですけどね…。
『人が本当に何かを望む時、全宇宙が協力して、夢を実現するのを助けるのだ』
夢を実現させるにはある程度周りの協力、知恵も必要だと思います。
子どもの場合、大人の協力、指導、知恵が必須です。一生懸命やっている -
Posted by ブクログ
この本が好きだと言っている人に、4年前に2人出会った。
にも関わらず、今月初めて読み終わった。
ほんの少し読解力が必要なのだが、希望を見失いがちな青年期に読むべき本だと思う。
ほんのすこしだけ宗教というかオカルトめいた所も感じられるが、ネガティブな内容では無い。全体的にポジティブな主人公の姿勢は、作者の姿勢の投影だったのかもしれない。
現実論者は好まない作品かもしれないが、それは現実論の否定をこの物語が含んでおり、読んでいて不安になるからなのではないかな。
子どもたちには希望を与え、大人には人生の振り返りを促すような面白い作品だった。
ひとつだけ苦言を呈すると、急な場面転換がエピローグで起こ -
Posted by ブクログ
ずいぶん前、テレビ東京WBSスミスの本棚で紹介されていました。
世界中の多くの人に影響を与えた本です。
とは言え、寓話の様に読むと、単に少年の旅のお話になりますが、いくつも人生を歩む上での示唆が込められており、それが人々にささるのでしょう。
人生の節目には前兆がある。心と、自然と対話しよう。人はやって後悔するより、やらなくて後悔する。自然は偉大だが、太陽にも風にもできない事はある。愛を見つけた人は満たされる。
少年は彼女の元に旅する。
10年以上前に旅したアンダルシアに思いを馳せた。今でこそ西洋の中にイスラム文化が残る地だけど、少年が生きた頃はどんなだったんだろう。 -
Posted by ブクログ
人生には力を入れる必要があるときが必ずある。それは人生のステージが変わるときだと思う。
そのときにもう一度この言葉を思い出したい。
「おまえが何かを望むときには、宇宙全体が協力して、それを実現するために助けてくれるのだよ」29
「傷つくのを恐れることは、実際に傷つくよりもつらいものだと、おまえの心に言ってやるがよい。夢を追求している時は、心は決して傷つかない。それは、追求の一瞬一瞬が神との出会いであり、永遠との出会いだからだ」154
自分の夢、何度も見る夢、、
それは願えば叶う、願い続け、前兆を見逃すことなく行動すれば必ず叶う。ほとんどの人はそうであると知っているのに、前兆の一歩手 -
Posted by ブクログ
面白かった。が、正直ここに何を書きたいのか、分からない。一般的な精神病院というものはこの本に書かれているような方法で治療をするところなのだろうか。私には分からない。
私たちは本当にいろんな部分で狂っていて、でもそれを隠すために普通を装っている。普通を装って日々淡々と暮らしていることも、実はとても狂っていると思う。
ベロニカがヴィレットに来たことで、他の人物が変わっていく。みな動き出した。ベロニカが何をしたわけではない。でもそのように水の波紋や波のように干渉し合うのだろう。ベロニカの問題は母と娘の問題でもあった。それを押し殺していたベロニカ自身も狂っていた。
いろんなところに散りばめられた人生の