パウロ・コエーリョのレビュー一覧

  • アルケミスト 夢を旅した少年

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    童話のようで、聖書のようで、どこか村上春樹の小説のような物語。
    自然との対話から自分の本心を見つけていくこと。
    自分の進む道を選んでいくこと。
    世界や人生や宇宙の中での“自分”という存在。

    物語の中の言葉に何度も心を揺さぶられた。
    頭の奥の奥に追いやっていた考えを引き出されるようで、忘れていたというより“忘れたことにしていた自分自身”について考え直すきっかけになった。

    娯楽として本を読んでいるので、考え方が変わったり視野が広がったりすることはあっても、人生の選択に影響する本はほとんどなかった。
    けれど、この本にはその力があると感じた。

    覚えておきたい言葉がたくさんあった。
    もっと丁寧に読

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    2025年11月16日
  • アルケミスト 夢を旅した少年

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    惹き込まれる不思議な物語。
    自分はこの中にでてくるイギリス人のようだと思った。本ばかり読んで行動が止まっていた。
    動き出そう。自分の心に耳を傾けながら。

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    2025年10月29日
  • アルケミスト 夢を旅した少年

    中高生に読ませたい

    小説は有名だったので若い時に読みましたが、
    当時は飲み込めなかったです。漫画にしてもらえて、とっつきやすくなったかと。
    夢を追う人や中高生に読んでもらいたい

    #タメになる #深い #共感する

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    2025年10月23日
  • アルケミスト 夢を旅した少年

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    この本から学んだのは塞翁が馬、ということ。
    何かの兆候=偶然起こることに素直に身を委ねて努力していれば、思わぬ良い方向に人生が導かれることがある。

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    2025年10月14日
  • アルケミスト 夢を旅した少年

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    最近思い出して、その不思議な世界を読み戻してみた。
    夢で見た宝物を求めて旅する元羊飼いの少年の冒険譚。いろいろな困難に出会いながら、その場で全力を尽くして道を切り開いて行く少年が語られている。運命に抗うのではなく、状況を受け入れながら先に進むところ、そこに東洋的なテイストを感じる。

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    2025年10月06日
  • アルケミスト 夢を旅した少年

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    数年前に『星の王子様』を読み、子供の頃に読んでおけばよかったとガッカリしたことがある。
    本書も童話的な世界観に深い教訓が散りばめられているという点では、話のテイスト自体は『星の王子様』にかなり近い。『君たちはどう生きるか』にも。その上で、ぼくのような然程イマジネーションに富んでいない人間でも好きになれた。

    テーマもさることながら、シチュエーションがまずいい。マジック・リアリズムと一括りにしてよいのか分からないが、アンダルシアの平原やモロッコの喧騒、サハラ砂漠の寂寞など。どこか現実離れした、何が起こってもそう不思議ではないという気持ちにさせられる。著者の放浪体験が元になっているとか。

    愛や勇

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    2025年09月25日
  • アルケミスト 夢を旅した少年

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    世界的なベストセラーでありながら、つい最近まで存在自体知らなかった。なのに、思わぬ形で知ることになり、たまたま目にした記事で読むことになった。
    この本のテーマではないが、宇宙の言葉なのか、何かの前兆なのか。プライベートでも、少し思い悩むことがあった中で、この本と出会えてよかった。

    平時では特に心に響くことはなかっただろう、ストーリーは平凡である。羊飼いである少年が旅をして宝を見つける、宝を見つける過程で世界とつながっていく。その中には人生訓が散りばめられており、これが世界的なベストセラーに繋がった要素か。文調は淡々と進む、宗教観の薄い日本に生きていると共感できない場面もあるが、意外とすんなり

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    2025年09月23日
  • アルケミスト 夢を旅した少年

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    たくさんの本が必要なのは、2.3行に書かれた一つの考えを知るためだというのにはとてもしっくりきたし、感動した。
    読書の醍醐味だよな〜〜

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    2025年09月20日
  • アルケミスト 夢を旅した少年

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    ネタバレ

    現代版「星の王子様」と言うキャッチコピーが納得の内容。今の連続が未来へ続く、だから今に集中して生きなさい。との文には、ハッとさせられました。
    少年が、怖がらずに全てを捨てて旅をするさまに、憧れつつも嫉妬してしまう、もっと若い時分に出会いたかった物語でした。

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    2025年09月20日
  • アルケミスト 夢を旅した少年

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    本を買ってからなかなか読み進められなくて何度も途中でストップしてしまっていたけど、ようやく読めた。
    私はこれまでの私の人生の兆候をちゃんと感じていたんだと思う。

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    2025年09月10日
  • アルケミスト 夢を旅した少年

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    この本は万人にとって良い本では無いと思います。
    しかし、夢を追って生きることや自分の声に従って生きることの尊さを少年が体現しており、心を揺さぶる物語となっています。

    また、人生の真理とも受けとれる考え方が散りばめられており、生きることの本質を問うような言葉にも触れることができます。

    現代の日本ではすんなり受け入れられる内容でない描写もありますが、自分の生き方を問いたい人や冒険心を揺さぶりたい人にはぜひ読んでみてほしいです。

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    2025年09月07日
  • マクトゥーブ An Inspirational Companion to The Alchemist

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    私は心に刺さった/響いた/残ったページは角を折っておくのですが、これはほとんど半分を折りました。

    読むたび、生きていて抱える喜怒哀楽その時々の感情それぞれに触れる、救ってくれる言葉があります。

    何歳/どの年代で/どんな情勢下で読むかで、感じ方も変わりそう。
    とても哲学的な本です。

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    2025年09月03日
  • アルケミスト 夢を旅した少年

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    心に従って生きること、勇気を持って進むことの大切さを教えてくれる、心に響く大好きな本。
    前兆、つまり心の声のようなものは誰しも聞いたことがあるのではないか?
    しかしそれを行動に移すのは勇気のいること。
    少年の冒険の中で出会う人との会話にも必要なメッセージがいくつも含まれている。
    錬金術という言葉のイメージは物質的なものを感じていたが、実際は科学と哲学、そして宇宙の叡智が関わってくる壮大な実験なのかと。
    旅が好きな人は私同様にこのストーリーと世界観が気にいるのではないかなと思う。

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    2025年09月02日
  • アルケミスト 夢を旅した少年

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    ネタバレ

    どんな年齢の人にも届く物語だと思った。

    もう旅を終わらせてもいいのではと思う瞬間が沢山あって、実際に諦めた人も居て、、
    この子でなければ物語は成立しなかったなと思った。

    そして、諦めないよう背中を押してくれる人達がいて、きちんとその想いを汲んで歩みを進める姿が素敵だった。

    宝物を見つけ、夢を叶える瞬間は案外あっさりしていて、最後の最後はファティマへの想いで完結。
    生きやすい道を選んできた自分にとっては、
    距離が掴めないくらいとても綺麗な物語だなと思いました。

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    2025年08月28日
  • アルケミスト 夢を旅した少年

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    子供はもちろんだが、特に夢や運命を忘れかけている大人に対して大きな影響力や希望を与える書籍だと感じた。
    錬金術や大いなる魂といった少し取っ付きにくい言葉も出てきますが、読み進めているうちにそれがどのような意味を持つのか分かるようになると思う。

    人生は過去でも未来でもなく現在である。
    心との会話。
    前兆や大いなることば。
    印象に残る言葉や会話が多く、読み終えた時には長い冒険を終えたかのような気持ちになれる良い1冊でした。

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    2025年08月24日
  • アルケミスト 夢を旅した少年

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    自分が本当に望むものとは何でしょうか。今自分が望んでいると思っているものは、本当に心から望んでいるものでしょうか。少年の旅と共に、自分の人生の旅を振り返りつつ、今の自分の本当の心の声が少しでも聞こえてきたなら、幸せな読書時間になる本だと思った。

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    2025年08月23日
  • アルケミスト 夢を旅した少年

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    『百年の孤独』からの流れでラテン作家の話を読んでみた。雰囲気がとても似ている。
    錬金術師とジプシー。
    この2つがラテンアメリカの人々に与えた影響の大きさを感じる。

    運命に従って生きる。
    人はそれ以外にできることはない。
    この物語からもそれを感じた。

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    2025年08月16日
  • ベロニカは死ぬことにした

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    なんだろう、少しノルウェーの森に似た
    余韻を残す本作品。

    他者を観察することで自分を客観視できる。

    これは他人事にできない
    自分の将来の人生の話なのかもしれない。

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    2025年06月15日
  • アルケミスト 夢を旅した少年

    QM

    購入済み

    読みやすい

    色々なところで見かけるので手に取ってみた。
    夢を追う少年の話、途中思い通りに行くことのほうが格段に少なかったけど、
    それでもあきらめずに自分の夢を追う少年、
    住み慣れた街と羊を離れて未知の世界へ飛び込む姿、胸を打たれました。
    自分が停滞しているなと感じたときにまた読みたいな。

    #アツい #タメになる #カッコいい

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    2024年05月25日
  • ベロニカは死ぬことにした

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    元々、パウロコエーリョがスピってるのは知っていたので、そんな驚きもしなかった。最後の種明かしも、メッセージ性も、想像を超えたものではなかった。ただ全体的なセリフのポエジーが良かった。また、それ以上にベロニカの心情に強烈な共感を覚えた。何ってわけではない。ただ何となく何かが足りなくて、死にたい。鬱って暗い描写が多いと思われがちだが、このような鬱の形もあり、同時に共感者はこっちの方が多いだろう。私はベロニカだった。

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    2024年02月27日