弓を引く人

弓を引く人

【『アルケミスト』の著者、パウロ・コエーリョが贈る「人生を実り豊かにする」教え】

この国で最高の弓の達人である哲也は、現在、小さな村の普通の大工として生きていたが、
ある日、遠い国から来た別の弓の達人から挑戦を受けた。
哲也はこの挑戦を受けることによって、その弓の達人だけでなく、村の少年にも弓の真髄を
教えるのであった――。


「矢は一本一本、異なる飛び方で飛翔する。
あなたは何千本という矢を射ることができるが、
その一本一本が異なる軌跡を描いて飛んでゆく。
それが弓の道なのだ。」


プロローグ
仲間たち



姿勢
矢の持ち方
弓の握り方
弓の引き方
的を見る
矢を放つ瞬間
繰り返し
的に向かって飛翔する矢を見る
弓も矢も的も持たない射手
エピローグ

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弓を引く人 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年01月18日

    難しかった。

    読み終えて最初の感想は「難しかった」です。集中力を欠くと内容が頭に入ってこず、集中し、かつ行間を、これまでの人生経験で得た知識を総動員しながら読む必要がありました。難しかったけど、著書のパウロ氏が伝えたかった何かは伝わってきた気がします。

    本の装丁が個人的に好きです。余白の使い方や...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年09月11日

    弓道を通じてパウロ・コエーリョの心を震わせた、精神の安寧を獲得するための生き方を表現した絵本。クリストフ・二ーマンによる挿絵は、幾分か哲学的な雰囲気ですが、文章の方は想像力を増幅する言葉の多重放射が弓道の心得を通じて語られる。翻訳の文章が断定的な言葉使いなので、達見した感じを与え、そこから人生訓のよ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年02月20日

    武道の中では、人気の上がってきている弓道。アニメやドラマ、映画にも登場することがあったからか、毎年入部希望者が増えてきているように思う。そんな弓道の見た目の格好良さだけでなく、心の在り方を教えてくれるのがこの作品だと感じた。

    ただ、弓道をやったことがある人には学ぶことが多いと思うが、やったことがな...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年01月12日

    弓の道を詩的、哲学的に描き、古典文学のよう。ブラジル人が書いてるとは思えません。弓道もう一度やりたくなりました。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年02月11日

    弓道を通じ、佇まいや心のあり方を粛々と説いてくれる。そんな本だと思った。ひとつひとつが深く、何度も繰り返し読んでいきたい本だと思った。宮本武蔵『五輪書』にも通じる、心や技をひたすら鍛錬し続ける、精神力を磨くための本だと思った。
    なんでこんな本が書けるのか、とも思った。
    ところが、エピローグにたどり着...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年05月03日

    もう少し、物語的なものを想像していましたが、まるで哲学の本のような言葉の難しさを感じました。
    心の在り様や精神的なものを言葉にするのは、とても難しいので、訳するのは大変だったのではないかと思います。

    弓道教本にある、「礼記・射義」や「射法訓」「真善美」など、一度でも弓道を学んだ人なら、そこに結び付...続きを読む

    0

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