パウロ・コエーリョのレビュー一覧

  • 悪魔とプリン嬢

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    正義と悪…理性と本能…そんな人間誰にでもある葛藤を具現化し、人として正しい判断を付ける為のパウロ氏なりの一つの答えを提示していると感じます。

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    2009年10月04日
  • 悪魔とプリン嬢

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    ある女性の1週間におこることということで、「ピエドラ川のほとりで私は泣いた」、「ベロニカは死ぬことにした」との3部作になる、という本作。そのシリーズの作り方もおどろいたけれども、話の内容もいつものように面白い。それは悪であることという前提を覆せるほどの善はあるのか?という命題。テロリズムやその報復?とやらの戦争のニュースが絶えることなく流れる今、善と悪の拮抗について考えさせられます。
    と、いうこともできるけれども、ひとりの人の信念に基づいた行動と成長の物語として読むことができ、大変に面白いです。
    これは、山川夫妻の訳じゃないんだなぁ。

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    2009年10月04日
  • アルケミスト 夢を旅した少年

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    全てはマクドゥープ、前兆なのだって本。きっと何回も読んでバイブル的にするのがいいんだろうな。私はまだ1回目なのでこのくらい。

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    2025年12月12日
  • アルケミスト 夢を旅した少年

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    あらゆる出来事は、自分の強い希望と行動がある場合に必然となる。また、夢に向かっての意志ある努力の果てには、意外と身近なところに大事なものが眠っている可能性があるということ。

    夢を追い続けることの素晴らしさと偉大さと共に、その途中の傷だらけの日々がなければその夢は達成できないのだということを優しく説いた書籍だと理解した。

    海外書籍にありがちな抽象表現が自分はあまり好まないので、その点が少しマイナス点

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    2025年10月26日
  • アルケミスト 夢を旅した少年

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    表現が私にとっては想像しにかったので、少し読みにくかったけど、人生において大切なことが散りばめられてる話だとは思った。前兆を見逃さないとは、直感に従うということなのかな

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    2025年10月24日
  • アルケミスト 夢を旅した少年

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    「星の巡礼」を読んでもよく分からなくて、「アルケミスト」ならもっとやさしいのでは、と思ったけど、やっぱり何が素晴らしいのかサッパリ分からなかった。

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    2025年09月22日
  • アルケミスト 夢を旅した少年

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    前兆に目を向け、常に自己と向き合い行動するということがわかりやすく表現されていた。

    日本語にしてしまうと情緒や深みが半減するような印象の文体だったが、訳し方の問題のような気がした。

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    2025年08月22日
  • アルケミスト 夢を旅した少年

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    本は読むタイミングで感じ方が変わるならば、この本を10代.20代で読みたかったかもしれない。
    息子の目のつくとこに、この本を置いておくことにしようかな。40代男性

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    2025年07月21日
  • ベロニカは死ぬことにした

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    狂人と狂人でない人の違いって何なのか?
    境目がわからなくなった。
    精神病院の患者がおかしいのは前提にあるが、
    でも看護師や院長の方もおかしいのでは?親の方がおかしいのでは?と思えてくる。

    複雑な人間関係、ストレスのかかる社会、忙しい毎日を送っていると、ある日突然に心が壊れてしまう事は誰にでも起こりうる。
    しがらみに囚われず自由に自分の思うままに生きて良いんだよと、背中を押された気がした。
    やりたい事をやってもいいんだね。うん、やろう。

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    2025年07月13日
  • マクトゥーブ An Inspirational Companion to The Alchemist

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    寓話や引用や例え話や…
    いろんな形で語られる人生訓。

    響くものもあるし、
    そもそもよくわからないものもある。

    時間をおいてまた読んでみたい本。

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    2025年06月01日
  • ベロニカは死ぬことにした

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    精神病を患い、ヴィレットという病院に入院してきた4名の男女。だが4名の過去や心の内の描写を読むにつけ、狂っているのは本人なのか、その周辺なのか境界線があやふやになっていく。

    それに対する解は、ラストにイゴール博士がマリーに伝える言葉の中に集約される
    「社会は常に、我々にある集合的な行動を強制する。人はただ受け入れるだけ。それに疑問を持つ人は狂っていると言われる。」「無理をして自分を人と同じにしようとすると、深刻な病気(神経症、精神病、パラノイヤ)を引き起こす。」

    ラストは急にラブストーリー調になり、おやおや?という感じだったが、きっと読み取れていないメッセージがあるはずなので、時間をあけて

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    2025年03月17日
  • ベロニカは死ぬことにした

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    あの名作の他を読みたくなった
    ん〜直訳ぽく読みにくいところがあって理解できなかった。物語の全体像はとても良かったと思う
    人の不幸で自分の幸せを確認するように、死に直面することで生を、生きることを見つける、心の病の治療テーマだった
    治療法は今とこの当時とは変わらないように思ったが実際はどうなんだという内容も。太陽の光を浴び、運動しセトロニンを増やす…そんな基本的なことから、自分の限界突破した羞恥、電気イスや危険な賭けみたいな治療法で本来の普通らしい自分を取り戻していく…パウロ氏が描く物語はパンチが効いてるわ
    いろんなケースの精神病を知れた本で、予期せぬ憂鬱なんて誰にでもどんなタイミングでもくる、

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    2025年02月08日
  • 星の巡礼

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    よく分からない。不思議なことがいろいろ起こる小説。
    主人公はなぜか剣を求めてサンチャゴへの道を歩くことになる。サンジャンピエドボーからオーソドックス人歩き始める。しかしガイドとの2人旅大。このガイドが曲者。いきなり次の街まで7日もかけさせる。そして「実習」と称する修行遠主人公に行わせる。これが不思議なものばかり。カトリックの普通の修行ではないだろう。
    そして主人公はサンチャゴの150kmも手前で目的を達成。そこからバスで一気。よく分からないのだが、分かった気にもなる。不思議だ。

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    2025年01月31日
  • 星の巡礼

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    私がもっとキリスト教に明るければ更に深く理解できただろうけど
    それでも好きな場面や言葉がありすぎて付箋いっぱいになった。何度も読み返したいページ。

    翻訳されてるからなのか、ものすごく読むのに時間がかかった

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    2024年11月28日
  • ベロニカは死ぬことにした

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    開始: 2024/8/12
    終了: 2024/9/2

    感想
    死への意識。狂気は人間にとっての贅沢品なのかもしれない。日々の食事に困り、どこで眠るにも安全でない状況。人は生の素晴らしさに浴する。

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    2024年09月02日
  • パウロ・コエーリョ 賢人の視点

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    以前「アルケミスト」を読んで、パウロ・コエーリョの考え方に興味をもっていたので読んでみた。
    宗教観に基づく思想が大きく影響しているのだなぁと感じた。そして、こんなにもエピソードがあるもんなんだと驚いた。「〇〇な話(例えば「人生の教訓だと思った話」)」のネタ満載やな。
    一つ一つの話は短く、寝る前に少しずつ読み進めたのだが、最後はちょっと飽食気味…。もうお腹いっぱい。

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    2024年06月09日
  • 星の巡礼

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     著者の自伝的作品らしいが、初読時は信じられなかった。今なら否定することなく受け止められる。スピリチュアル系の本はこれ以外読んだことがないが、ベストセラーとなった『アルケミスト』の方がやはり読みやすい。読書中雑念が入りまくりな私だが、本書で紹介される数々の実習は試してみたいと思うものが多い。恐らく根底を流れる部分は自己啓発本の主張と同じ。50〜60代になったら、また再読したい。

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    2024年05月11日
  • 星の巡礼

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    宗教秘密結社の最後の試験に失敗した主人公がサンティアゴ巡礼路を巡る物語。試験で手に入れることができなかった剣をサンティアゴ巡礼路の中で探し出す道中を描いている。人生を巡礼の旅に重ね合わせて困難を克服する方法を説いており、数々の教訓が与えられている。「真理への道は万人のためのもの」として、単純な修練から気づきを得ていく道程は興味深い。

    ただ、宗教色の強いスピリチュアル系の本なので、怪しく感じる部分もある。そうした点も含めて、一つの物語として楽しめれば良いと思う。

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    2024年04月13日
  • 悪魔とプリン嬢

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    山奥の小さな村に訪れた異邦人。彼の仕掛けた大きな問と罠に翻弄される、プリン嬢と村の人たちの姿を通して、人の善悪を問う作品。
    まあ、金(またはある種の善と言い含められるもの)のために悪を成せますか。というありがちと言えばありがちのテーマ。でも、単純な勧善懲悪ではなく、かといって悪の勝利を高らかに歌うものでもなく、正直そういうオチ!?という感じ。なのでカタルシスも無く、もやっとした感覚が残るのだけれど、ここら辺の感性の違いはやっぱり生まれ育った環境が異なるからなんだろうか。
    結論としては人間の中には善も悪も等しく存在するってところなのかな。

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    2024年02月10日
  • ベロニカは死ぬことにした

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    p.79 人は教わって学ぶことなどほとんどない。ただ自分で見つけるしかないのだ。

    p.80 狂気とはね、自分の考えを伝える力がないことよ。まるで外国にいて、周りで起こってることは全て見えるし、理解もできるのに、みんなが話してる言葉がわからないから、知りたいことを説明することもできず、助けを乞うこともできないようなものよ。


    自殺を決めたベロニカが精神病院へ入れられて、そこでゼドカやマリー、エドワードといった精神病患者たちや医者、看護師とすごすことで様々な知見を得るストーリー。
    詩的な表現が多く、ハッとする文章に出会う。ただ、当時の人たちの精神病患者への差別意識を見ることもあるので、鬱病の発

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    2024年06月09日