パウロ・コエーリョのレビュー一覧
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ネタバレベロニカやマリーの人生に対する見方に、考えさせられるものがあった。
私が普通だと思っていたことも、他人から見れば普通ではないのかもしれない。本書では、人は誰しも何らかの意味で「狂っている」と書かれている。
周囲に合わせ続ければ自分が何者なのか分からなくなり、かといって周囲から外れれば狂人と呼ばれる。
『バカの壁』にもあったように、世間の常識と折り合いをつけながら、その中で自分らしさを出していかないといけないのであろう。
(ベロニカ)人類は子孫を残さなければならない。社会は労働者を必要としている。カップルには、愛が死んでからも、一緒にいる理由が必要で…etc
(マリー)人は一緒にグループを -
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作者もそうだが、訳者の山川紘矢・亜希子夫妻も変わった経歴の持ち主である。紘矢さんは東大法学部出身で、司法試験に合格後、大蔵省に入って外交官を務めた。亜希子さんも夫と一緒に海外で生活し、マッキンゼーで働いていたという。要するに超エリート夫婦なのである。ところが、お二人はその輝かしい経歴をあっさり捨てて、スピリチュアル本の翻訳家となる。羊を売ってアフリカに渡ったのである。
少年サンチャゴには彼を導く王様や錬金術師がいる一方で、思い止まらせようとする大人たちもいた。ここで十分幸せになれるのに、いったい何を望むのか。山川さんが退官されたときも、きっとそうした上司や同僚がいたに違いない。そして彼らの -
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主人公や他の登場人物が、端的に言うと自分探しをして本来の自分を受け入れたり思い出したりする話で、正直流れは読める。
けれど25年も前に出版されたものとは思えないほど、現代人に響く部分がいくつもあった。
以下本文より引用
“いつでも一番手近にあるものに安易に手をのばしてきた”
“今まで会ったこともなく、もう二度と会うこともない人たちからの中傷に意味を与えてしまっている”
“自分で作り上げた虚像に合わせて行動することにエネルギーの大半を費やすようになっていた”
“きみは人と違うのに、同じようになりたいんだ。それは、わたしから見れば、とても深刻な病気だけどね”
“人が自分の本質に逆らうのは、人と違 -
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精神病を患い、ヴィレットという病院に入院してきた4名の男女。だが4名の過去や心の内の描写を読むにつけ、狂っているのは本人なのか、その周辺なのか境界線があやふやになっていく。
それに対する解は、ラストにイゴール博士がマリーに伝える言葉の中に集約される
「社会は常に、我々にある集合的な行動を強制する。人はただ受け入れるだけ。それに疑問を持つ人は狂っていると言われる。」「無理をして自分を人と同じにしようとすると、深刻な病気(神経症、精神病、パラノイヤ)を引き起こす。」
ラストは急にラブストーリー調になり、おやおや?という感じだったが、きっと読み取れていないメッセージがあるはずなので、時間をあけて -
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あの名作の他を読みたくなった
ん〜直訳ぽく読みにくいところがあって理解できなかった。物語の全体像はとても良かったと思う
人の不幸で自分の幸せを確認するように、死に直面することで生を、生きることを見つける、心の病の治療テーマだった
治療法は今とこの当時とは変わらないように思ったが実際はどうなんだという内容も。太陽の光を浴び、運動しセトロニンを増やす…そんな基本的なことから、自分の限界突破した羞恥、電気イスや危険な賭けみたいな治療法で本来の普通らしい自分を取り戻していく…パウロ氏が描く物語はパンチが効いてるわ
いろんなケースの精神病を知れた本で、予期せぬ憂鬱なんて誰にでもどんなタイミングでもくる、