パウロ・コエーリョのレビュー一覧

  • 悪魔とプリン嬢
    人間の善悪について議論をかわすもののなぜ犯罪を犯してはいけないかの理由が結局自分が警察につかまるからってことでちょっと拍子抜け感、
  • ピエドラ川のほとりで私は泣いた
    『ベロニカは死ぬことにした』『悪魔とプリン嬢』と3部作を為すこの作品。

    一番キリスト教の宗教観が強いと思う。

    それゆえに理解しがたいところも多々ある。

    しかしそれでも素敵だと思える。

    やっぱ好きだ。パウロ・コエーリョ。
  • 11分間
    ブラジルからスイスへ渡り、売春婦となった女性を描いた物語。随分と露骨にセックス描写があるのに哲学的で観念的な印象が強いのが作者の作風なのかな。時として聖母のようで、時には少女のようで、そして妖艶な娼婦でもある主人公。彼女の生き方の信念のようなものはなかなか出来そうで出来ないように思う。冷静な判断と意...続きを読む
  • 悪魔とプリン嬢
    2009.9
    3部作の最後。ほかの2作で、思考の枠組みがわかったので、最初にこれを読むとどうか、わからないが、面白味に欠ける感じがしました。
  • 悪魔とプリン嬢
    パウロコエーリョの作品はいつも何かを考えさせられるテーマを持って来る様な気がします。
    時には命についてとか、人生についてとか?
    今回は善と悪について、でした。
    その中での悪魔や悪霊の位置づけは個人的に面白いものでした。
    誰しも悪魔に取り憑かれる可能性を持っている、けれどまた天使も心の中でいる、、、っ...続きを読む
  • ピエドラ川のほとりで私は泣いた
    スペインの田舎町で教師として静かに暮らす29歳の女性が、十数年ぶりに幼なじみの男性と再会。町を離れ修道士となった彼から愛を告げられ、一緒に来てほしいと乞われた彼女は、二人きりの旅を通して、怯え、悩み、苦しみ、迷いながら、真の愛と信仰を取り戻していきます。
    宗教的なお話なので、少し理解しづらい箇所もあ...続きを読む
  • 悪魔とプリン嬢
    「人の夢の実現を妨げるものがふたつあることに彼女は気づいたところだった― ひとつは、それが不可能だと考えること、もうひとつは、まったく予期していないときに、運命の急展開によって、突然それが可能なものになってしまうのを目にすることだった。」(P48、L9-12)
    「人はすべてを変えたいと欲するが、同時...続きを読む
  • ピエドラ川のほとりで私は泣いた
    この作者のお話好きです。
    好きなんですが、この本は途中で飽きてしまいました。


    なんだか、心にひっかかってくれなかったです。
  • ピエドラ川のほとりで私は泣いた
    パウロが気に入って読みあさった中の一冊。
    内容は忘れた。
    うーん、多分「11分」よりは下だったんだろうね。。。
  • 第五の山
    日本に紹介された本では4作品目です(パウロ・コエーリョとしては7作品目)。キリスト教の色彩と神秘主義がよく出ています。
  • 悪魔とプリン嬢
    「条件さえ整えば、地球上のすべての人間はよろこんで悪をなす」

    AだからBという話で 理解できないところも
    たくさんあったけど 面白かった。
    人間の黒い部分をペロッと見せられた気がする。
    人間は黒い部分を持っている。
    でも他の小説にでてくる悪人ほど
    肝は据わっていない。
    その真理にとても納得。
  • ピエドラ川のほとりで私は泣いた
    なんつーか、深い愛のお話ですわ。なにかと深いんですわ。コギャルに読ませて目からウロコを出させたくなるような一冊ですわ。
  • 悪魔とプリン嬢
    ベロリカは死ぬことにした、から始まる三部作の完結編。流し読みしちゃうとただの恋愛小説?って感じだけど実はすごく深い小説。人間の有り様を作者はよくわかってる。
  • 悪魔とプリン嬢
    「善」と「悪」に関する哲学的な考察を寓話的にわかりやすく示した小説.結論は,なんとなく仏教思想的なところに行き着いている気がするんですが…
  • アルケミスト 夢を旅した少年

    寓話的 象徴的な話

    不思議な雰囲気を持つ、寓話的 象徴的な話である。
    「夢を持てばかなえられる」というテーマをアメリカンドリーム的ではなく寓話風に展開している。
    それはそれで面白いやり方だが、私には合わなかった。
  • アルケミスト 夢を旅した少年

    退屈

    世界的な評価は高いらしいですが、自分には正直言って退屈でした。
    理由としては、基本的に一神教的な価値観に基づいて書かれた物語である点です。結局全ては神の手によって人の運命が決められていると、それを学ぶ旅をする少年の物語が本書の肝な訳ですが、信じてない人間にとっては何でもかんでも神頼みで、信じてれば必...続きを読む