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Posted by ブクログ 2020年11月11日
感想を書くのが難しい。
描写の生々しさが伝えてくる情景や感情がすっとはまることもおおくて、あぁ、わかる、素敵、と思う場面がいくつかあった。
時々のマリーアの日記からも、背伸びをして大人になっていっていると自分に言い聞かせて、自分を騙して深入りしないようにして、他人の期待と自分の夢との葛藤、理性を超...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年06月18日
これは何の時間かというと、一人の娼婦を買って、実際に性行為をする時間である。
エロティックな話なのか?と言われると、どうだろうか。
ポルノグラフィではないけれど、多分に性的なものを含む。
緩やかに流れる時間というものを深く感じた。
いやー。この話の出だしから、エンディングで驚かされたけ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年11月24日
苦手だったパウロ・コエーリョ。寺山修司好きの女子に「女性が男性に読んで欲しい猥褻な本」という不純な動機で読み始めたが人生の示唆に富んでいて凄かったの一言。一度整理しないと他の本を読めないので、一旦レビューしとく。
この本はエロ本であると同時に聖書である。堕ちながら高まっていく相反する世界を描写してい...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月11日
同じ作者の「ベロニカは死ぬことにした」を読んでる時も共通してたけど、読んでいるとなにもせず現状に甘んじている状態から一歩踏み出したくなる。肩を揺さぶってくれる。
線引きが難しいけれど、2人の間の愛は心から出てくるもので好意もその表出?であって、相手に強いるものではない、相手を所有することはできない...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年12月03日
売春婦の恋の物語。性的な表現が多いため好き嫌いが分かれそうな作品であるが、個人的には非常に楽しませてもらった。主人公である女性の心の機微をここまでリアルに描いている(ように思われる)パウロ・コエーリョに感嘆してしまったことが、この本の第一印象である。また、決して俗悪な話ではなく、精神性の高い女性の生...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年12月01日
題名の『11分間』の意味は?
この小説の主人公は、ブラジルの若い女の子。
ひょんなきっかけからスイスに渡り、売春婦になる。
1年だけ。1年だけと決めて彼女は売春婦を続けるうち恋をしてしまう。
その恋の結末はイコール小説の結末なので書くのを控えるが、『11分間』というタイトルの意味は書こう。
その...続きを読む
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