崎谷はるひのレビュー一覧
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ネタバレブルーサウンド8(西麻布2)
バーテンダー江上×私立小教諭・大貫京
京のストーカー紛いのチカラワザに引いてしまった。彼の魅力が私に届かない。
江上氏は、渋くカッコヨク書かれているので、格好良いと思っちゃう。危ないところを助けられちゃ、惚れるなって言っても無理ってもので!!
京の飲むカクテルを、江上氏が特製にしてるエピが良かった。江上氏以外の人が作ったのは京の口に合わなかったって場面がちゃんとありますから。
こちら側が、ついニヤッってしてしまうような…、そういうお話のフリ方上手いなぁって思います。
あ、和輝君くんは弁護士じゃなくて、官僚になるんですねぇ。そっちも似合ってそうです。
笙惟がでてこない…。和輝の待ち合わせ相手がそうであろうとにおわせてるくらい。まだ、周囲には隠してるってことかな?
べつに、ブルーサウンドシリーズでなくてもいいような…。江上さんってだけでシリーズ入りなんだね。 -
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ネタバレ信号機シリーズ3
・初出 ヒマワリのコトバ-チュウイ-…書き下ろし
弁護士×飲食店経営者
昭生の過去を中心に現在まで拗れた伊勢との恋愛話。
若い時分に付き合っていたが想いが上手く伝わらなくて分かれてしまい、再会して…っていう話は多いと思うけど、10年も拗れてるのに別れないって伊勢の忍耐強さにビックリ。
昭生の行動にもなぁ…判らなくはないけど、浮気は絶対しないって仕返しに浮気するって。伊勢が傷つくって思ってなきゃ仕返しにならないと思うんだけど…。
あとはココの家族関係の複雑さは前作「オレンジのココロ」でも書かれてたけど…物心つくかつかないかの子供なら受け入れやすくても思春期の子供に理解しろって言う方が難しいだろ…まあ、大人って言っても当時のオトナが現在の昭生より若いことを思えば無理ない部分もあるんだろうが。
どちらももう少し昭生がまわりに相談できる人物がいれば全然話は変わってるんだから、昭生の性格というかコミュニケーション不全が一番の原因なんかなあ。
んー、でも…やっぱり一番といえばひかりか。理解し難い夫婦でさえなければ昭生はこんなに悩まなかっただろうからねぇ。それこそ安らぎを与えるのは女性で無いといけないのか?気の置けない友人を作って、じゃあダメだったわけ?
病気や周りの環境から精神的な成長が早いというのはアリだとおもうけど、病院からほとんど出ることのないひかりがあそこまで達観というか超然としているのはどうかと思うし…そうならもっと早く昭生を導いてやってたらよかったのにと…。
主人公が精神的に泣かされる話好きだしね~、問題なければ物語にならないんだけどね(苦笑) -
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ネタバレ同レーベル「花がふってくる」スピンアウト(注:「花がふってくる」脇役のみ作品登場。こちらの作品の主人公たちは初登場)
*初出一覧*
サーカスギャロップ……書き下ろし
文庫&ドラマCD通販連動企画小冊子応募者全員サービス 〆切2011年4月30日
2012年9月3日届きました。
飲食店経営者×サラリーマン
言葉の通じない人間が出てくる話(笑)
問題児たち以外はオトナな人ばかりだからか対処も常識的で勧善懲悪とまでは言わないけど、全部丸く収まったような終わり方が好き。
崎谷さんのお話では飲食店関係も結構多いかな。ちなみに今回は阿東オーナーでイタリアン「ビストロ・カスタータ」。
今回のリンクは、ルチル文庫『鈍色の空、ひかりさす青』の主人公の父親の勤め先として名前が登場する「沢田商会」と、直接登場はしてないけれど若手の「伊勢弁護士」は、『信号機シリーズ』の伊勢さんかな。ま、リンクといっても些細なものですが。 -
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<あらすじ>
平凡な会社員の日下は、結婚も考えていた美久からの誤メールで、彼女の浮気を知る。悩む日下の元に阿東という男から「会って話そう」と連絡が。美形で色気のある阿東に日下は圧倒されるが、彼との話で更に別の浮気相手が浮かびあがり、互いが被害者と気づき意気投合。美久への対処を相談する内、阿東がバイだと知り、彼は「好きなんだよ。あんたみたいなタイプ」と言いだし…!?
【感想】
「花がふってくる」のスピンオフという事ですが、前作の二人は直接関係なく、名前だけ。
その分、「花が~」で気になっていた佐伯たちの事がわかって、個人的にはすごく嬉しかったですvv
崎谷さん自身があとがきでも触れてはるけど、崎谷さんの話で、受が徹底的なノンケというのが珍しく、その分恋愛に発展するのはそれなりにスローペースかもしれません。
べったりと甘い雰囲気とかもそんなにないし。
でも、その分恋をする課程での初々しさが結構あって、日下が慌てたり焦ったりするのが可愛かったですv
そんな彼ですが、お人好しでまじめだけど、最終的に気持ちの切り替えをしっかりしているところがすごく好きでした。
阿東の方は、あの年でそんな落ち着いたり考えたり出来るってすごいなぁと、ただただ感心してしまって、彼がどういった経験をしてきたのかが気になりましたね。
あと、厨房で働いている友人とか。彼の話も出来ればみてみたい。
と、そんな二人が妙に気に入った一冊ですが、なんといってもうちが気持ちいいと思ったのは、二人の彼女でもある「美久」です。
やーもー、あそこまでいったら、いっそ気持ちがいいですね。
なんというか、もう「すごい女だな」の一言。
崎谷さんの描く女性は、いろんなタイプがあってどれも頷いたり。
理名先輩の可愛い一面とか、こっちまでほほえましくなるし。
人物の性格がしっかりと固まっているのって、当たり前のようでいて案外難しいのかもと思うので。
「ああ、いるよね」って。
まあ、口では「ないわー」って言いながら読んでるけど、きっとどこかには~って思えてくるから不思議なんです。
正論とか反論とか。そういった、理論詰めの台詞も、感情のみで言っている支離滅裂なものも、読んでいるうちにストンと胸の内にすっと収まる感じでしたね。
あと、会話の内容も「ああ、それわかる」という部分もあって。
ミツグ君とか懐かしかった(笑)
今はやっぱりATMなのかなー。
部分部分で、今と昔の状況を対比している部分があって、個人的にそこがツボに入ってしょうがなかったです。
日下と阿東については、これからという感じです。
もっともっと甘い二人がみたいv
と、自分的には大好きな作品でした。
ただ、恋愛とか甘いのとかを期待すると肩すかしかもしれません。
地味受とか好きな人にはいいかもv -
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坂上真弓の勤める会社に短期間の派遣社員で来たのは高校時代親友だと思ってたのに、卒業と同時に逃げるように音信不通になった井原峻之だった。
8年前に、自分の前から姿を消した井原のよそよそしい態度も自分がすっかり消化したつもりになっていた“捨てられた”ような感覚も、それは、当時、井原のことを恋愛対象として好きだったという事を認識した途端に全てのつじつまがあったと理解した真弓。
そして、無理矢理にでも離れなければ、真弓の人生を滅茶苦茶にしてしまいそうな位に好きだった井原。
壮絶な恋愛でしたね。
離れていた8年を惜しむかのように甘々な二人に幸せを感じて良かったです。
高校生というまだまだ未熟な時だったら、その時の二人は付き合っても長くは続かなかったと思うと、8年の月日は無駄では無かったと思います。
それにしても、相変わらず、崎谷先生の攻めは受けをぐだぐだに甘やかすのが好きだなぁ。これだけ、甘やかされて愛されれば本望よね。
Hシーンも、きっちり濃くて満足致しました(笑)
イラスト:ヤマダサクラコ
劇団員×リーマン、『大人は愛を語れない』の湯田直海と同じ劇団です。