崎谷はるひのレビュー一覧

  • ミントのクチビル―ハシレ―

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    ごちそうさまです\(^O^)/

    ラブシーンは特に直接的な単語を使わないのに伝わってくる(・ω・´)巧いなあ、凄いなあ。詩のような文章もきれい。

    ロクでもない大人に関わるとどうなるか、怖い描写で描かれていることに好感が持てましたん(ω)

    桜哉をとことん痛めつける英貴←→桜哉をとことん甘やかす邦海
    が両極端で、一つの話のなかでグッドバランス(ω)

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    2012年06月14日
  • たおやかな真情 【イラスト付き】

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    ネタバレ

    記憶喪失後の慈英と臣。なかなか以前の二人に戻れません。
    そんな二人の元に三島が壱都を連れてきます。
    壱都は新興宗教の教祖でトラブルに巻き込まれ中・・・三島は、二人を頼り、慈英と臣は壱都を預かることになります。
    全作から引き続き、ぐるぐるまわっている慈英と臣。以前から慈英に比べて臣の覚悟は足りないような気がしましたがやはり・・・この時期に壱都が二人の元を訪れたのは必然だったのでしょうか?
    誰もが胸の中に持つたったひとつの「神」それを絵画で表現できる慈英がうらやましいと思いました。
    臣の過去、母親の存在も無視できなくなりました。
    ヘタレな臣は自分からはなかなか変わっていけないと思うので慈英の頑張り

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    2012年05月18日
  • はなやかな哀情 【イラスト付き】

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    ネタバレ

    一度作り上げたものを壊す、というのはその作品を結果的に長く生きながらえさせるために必要なものだとは思うのですが…。
    記憶喪失、という展開自体は嫌いというより好きな方ですが、なぜかこの作品はなかなか読むことができませんでした。

    前作まで、7年以上かけて2人が作り上げてきたものをあっさり突き崩される現実を見たくなくて。
    それに苦しむ臣を見たくなくて。
    きっとハッピーエンドなんだろうと思いながら、それでも確信が持てず、もっとも邪道な読み方である「ラストを先に読む」を実行してしまいました。

    お話や展開や二人の距離感、どれも素晴らしかったです。
    ただ、読んでいる間中ずっと胸が痛くて、自分が落ちている

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    2012年04月23日
  • トリガー・ハッピー

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    同人誌で未完だった作品が、文庫化されて懐かしさいっぱい。ギリツネcpは3冊刊行されて、その後書き下ろしで完結編も出るようなので、とても楽しみです。
    すべてが801の基本形で口元がゆるみっぱなし。ヤンキー高校生受で「virgin shock!」です。時代を感じさせる…

    神奈川県警刑事課のキャリア刑事 片桐庸×ヤンキー高校生 羽田義経。今ではなかなかお目にかかれない取り合わせ。ケンカ上等なツネがやんちゃしまくりだったのを、ギリにロックオンされ都条例もびっくりな関係になっちゃうエロてんこ盛りなストーリーです。刑事が未成年に手を出すリスキーさがたまりません。同人誌ぽくなんでもアリ。そして、お約束のエ

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    2012年04月06日
  • 不埒なインセンティブ

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    オネエ攻めとはどんな塩梅だ…と言う興味が先走って読み始めたが、一番萌えたのはえちに入ると男が出る日比谷だった。「〇〇してあげようか」とお願いを聞いてあげようとしている口調が実は命令系と言うあの日比谷のある種の言葉責めは…エロい。相手を喜ばせる為に打ちつけられる持久力も男前だ(笑)。「不埒」シリーズは淫乱入っている受け相手に「もう参った!」と根を上げずに攻め切れる『攻め』の良い見本だらけだ。そしてやはり、BLは恋愛モノなんだ、と実感した。

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    2012年04月01日
  • あるいて、あした

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    前の表題とは変わっていますが、挿絵様そのままだけれど、新しく書き直されたということで、素敵でした! 2ページつかってあった、挿絵!めちゃ良かったです♪お話はすごく可愛いお話でした。ちょっぴり切ない所もありでも基本的に甘いです♪途中攻めの上川にイライラしたんですが、楽しめました。一夏の兄がすごく気に入りましたね~。この兄弟のお話もちょっとホロリとさせられるお話だったし、なにより文庫の割りにガッツリのページ数でとっても満足でした。只一つだけ、物申すならば、バーの店長である中谷の挿絵が見たかった!

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    2012年03月31日
  • きみの目をみつめて

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    「きみと手をつないで」続編。定番的ダメダメ作家とお世話係カップル話だけに、作家さんの力量がモノをいうんですが、崎谷さんだけに安定感のある仕上がりでした。

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    2012年03月27日
  • 不埒なパラダイムシフト

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    真幸と直隆のラブラブでメロメロぶりに、恋愛に於いての様々な障害や壁を描いた話になっている。今更だけど、BLは「恋愛もの」なんだな、と再確認。読んでいると「二人がどうなるのか」って事へ意識が向くので気付きにくいが、BLでなければ面倒臭い、って投げ出しているだろうなぁ、元々、恋愛小説は一切読まないし。と言うくらい、恋愛小説に終始していた。
    「スペクトル」でもそうだったが、直隆が真幸の乱れる姿を冷静に観察している様にハゲ萌える。今作も、尿道口が開く様まで観察しているとは(笑)

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    2012年03月23日
  • 勘弁してくれ

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    高橋慎一は、はとこの義崇と微妙な関係。浮気癖のある男と拗れ、近くにいた男を当て馬にすることで別れ話を完遂したが、それは小さい頃に会ったきりのはとこ・義崇だった。ゆきずりと信じたまま身体の奥まで弄られ、散々鳴かされてしまった記憶に身体は疼く。けれど、再会以来無邪気になつく義崇からは、あの夜の情熱は見えない。年下の義崇の将来を思えば、素直に身を任せることもできず…。新装版、商業誌未収録の続編も収録!(カバーより転記)

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    2012年05月29日
  • トリガー・ハッピー

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    同人誌からとは知らずに購入。最初ペラペラ捲っていて、え~なんか短編集!とがっくり来たんですが、短編ではなかった。同人誌からの掲載だから副題がついているだけで、お話はちゃんと繋がってましたね。すごく面白くて、いっき読みでした。ツネは可愛かったし、最後のエッチは遊ばれてると思ってしまったツネの気持ちにホロリとしてしまいましたね。それにちょっと強引な始まり方のこの片桐もいいわ!刑事なのに!そんな事していいの!!なんて思いながら崎谷さんにしたら、久しぶりの強引なHにちょっとワクワクしてしまいました♪

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    2012年03月18日
  • トリガー・ハッピー

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    ギリツネシリーズ文庫化です☆
    大好きな作品なので嬉しい。
    表紙も二人の雰囲気そのままに~
    可愛いのに昔のヤンキーみたいなリーゼントにボンタンだった義経が片桐の愛で可愛くなっていくのが良いですね。
    片桐もキャリアの刑事なのに現場に来ては乱闘する義経にかまって。
    まだ一巻ですが、完結まで早く出ないかなあ~と♪

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    2012年03月17日
  • きみの目をみつめて

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    続編もの。相変わらず甘い甘すぎるほどの二人。
    でも甘いからこその恐怖が湧き上がります。
    英がとっても良い味を出しています。この人にも幸せになってほしいなぁ。

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    2012年03月09日
  • きみと手をつないで

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    日常生活能力、コミュニケーション能力が破たんしている受の先生(ホラー作家)と人のよい、しかも自分の仕事(家政婦)にプライドを持って挑む攻の香澄。
    お互いの気持ちが急激にお互いに傾いていく過程がとってもよかったです。
    すごく面白かったv

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    2012年03月07日
  • あしたのきみはここにいない

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    山本小鉄子さんのシリアス初体験。
    この方は原付もいろいろ描かれてるんだなぁ…しかもシリアス。
    ちょっと想像できない(笑)

    目線は高校生サイド(受)だけど、年齢的に気持ちは先生(攻)寄りで読んだ。
    歳をくってる方がダメージもデカいんだよ〜(泣)

    でも晴れて恋人になってからの先生のデレっぷりは気持ち良かった!
    我慢してたんだね…(しみじみ)
    お姉ちゃんも良いキャラで良かった。

    山本さんはあと一歩突き抜けると大好きなんだけどなぁ。
    個人的に、一味足らない勿体無さがある作家さん。

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    2012年03月03日
  • きみの目をみつめて

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    ネタバレ

    きみと手をつないで2

    大好きな作品の続編ということで、間隔が開きすぎてて、期待半分・不安半分だったのですが、大きく失望することなくホッとした。
    あとがきでも触れられていましたが、年数たつと作風等ニュアンス変化って確かにある感じしますから。
    女性編集者野々村氏の過去はどうでもいい。これが男性編集者なら、スピンオフ期待で有だけど、女性じゃ関係ないもんね。
    あるとすれば、英奎吾くんだよねぇ。

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    2012年06月04日
  • プリズムのヒトミ―ヤスメ―

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    ネタバレ

    信号機シリーズの番外編。確か第4作にあたるかと。
    それまでの3作品に登場した子たちの番外編。

    「アオゾラ」編の冲村×北がお気に入り。
    史鶴の相変わらずのマイナス思考っぷりがいじらしい。

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    2012年02月24日
  • きみと手をつないで

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    ネタバレ

    家政夫×小説家の年下攻
    2/29に続編が出るとのことだったので
    「それは前作を読まねば!」と購入。

    裕の思考パターンが好き。
    「不思議ちゃん」と言われてるけど
    実は天才すぎて常人より何歩も先が見えちゃうだけなのかな、と。
    崎谷さん作品の慈英にちょっと雰囲気というか系統が似てるかな~キャラ的に。


    武藤が初めて裕のためにごはんを作る場面が好き。
    武藤のごはんをみて「きれいだねぇ」と言った裕の感性に惚れた☆

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    2012年02月24日
  • 鈍色の空、ひかりさす青

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    先に、この本の続編である「ひとひらの祈り」を読んでいました。
    続編では幸せになっている二人の過去の話も読みたくて。

    基の過去は壮絶でした。友人からも父親からも暴力を受ける基は、助けてくれた弁護士の那智に魅かれはじめます。けれど、汚れた自分がそんな想いを持っていることで嫌われるのが怖くて、那智を避けようとします。そこが、とても切なくて苦しかった。

    重苦しい空気の流れるストーリーですが、だからこそ、やさしくあたたかいものがきわだって見える。
    暴力のあるお話は、本当はあまり好きじゃないけれど、ハッピーエンドだと分かっているから読める。そして、とても重たい過去のある二人だから、分かり合えた部分もあ

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    2012年02月05日
  • ハチミツ浸透圧

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    堅物剣道男子×ちょっとユルい男の子。

    受けの宇佐見くんは他の人と寝て初めて気持ちを自覚するちょっと軽率な男の子で、一方の攻めのトモは非常に慎重で…なにをとっても上手くいかない後悔と誤解の連続って感じのすれ違いモノです。

    最初は意外とあっさりだなと思ったんですけど、書き下ろしの続編がすごいすれ違いっぷりで切なくて良かったです。これが収録されてて初めて完成されたというか…

    「カラメル~」も機会があれば読みたいです。

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    2012年02月05日
  • リナリアのナミダ―マワレ―

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    信号機シリーズ第六弾。


    攻め:佐光正廣
    受け:高間一栄


    3浪して専門学校に入学した佐光は周囲と自分とのレベルの差にクサっていたが、何かと話しかけてくる売店の店員・高間と出会い…。
    高間は表面からは想像出来ないくらい凄惨な過去があるらしい…。



    もはや、信号機シリーズというより専門学校シリーズと言った方がいいのか?的な。
    攻めも受けも、相変わらず過去が凄い。トラウマもここまでくれば凄いけど、他の崎谷先生・トラウマ作品ほどは重苦しくないかな。
    高間が面倒見が良くて、途中からお母さんみたいだった。
    ネタバレだけど、受けの陰部周辺に彫られた刺青の柄がリナリアという花だったというのがね、淫靡

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    2012年01月31日