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花が降ってくるという作品のスピンオフという感じの作品。
本当はそちらを先に読むのが、一番いいのでしょうが、そちらを読まずにこちらを読む、という横着をかましてしまいました。
でも、十分に楽しめました。
物語は、付き合っている彼女から他の男との浮気を思わせるようなメールが届くようになった日下という真面目な青年が主人公。
彼は初めての彼女だったこともあり、あおの状況に思い悩んで食事も取れなくなるけれど、そんな時に、彼女の相手だと思われる男から連絡が来る。
彼は意を決して会いに行くけれど……
という話でした。
相変わらずの崎谷先生らしい優しいタッチの物語で、かなり彼女が変わってしまったところはホラーではあるんですが、無理やりな描写は一切なく、穏やかに楽しめる作品でした。
しんどい時に読むとぐっと染み入る作品。
でもやっぱり、彼女の突然の変貌と、三股までかけた理解不能さは同じ女子として、そこまでやらなくてもいいのに……というところはあるような気がしますが、それはそれ、これはこれ、だと思うことにして見なかったことにしておきます。
要は二人が幸せになってくれるお話が好きな人にはオススメします。
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ひで〜女でした。崎谷さんこういう電波さん書くとき容赦がない。面白かった。何回も読んではいるのですが、個人的には別の絵師さんで読みたい作品です。
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おもしろいんやけど、作中に出てくる迷惑な人々に疲れる。とくに終盤はキツイ。でも胸おどるラストシーンで、読後感良(*´∀`)大好きな今市子先生のイラストにかなり癒されました。
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美形ビストロのオーナー、阿東×平凡な会社員、日下
二人とも気の毒マックスに始まり、美久とヒロに振り回されてついに警察沙汰
めまぐるしく状況が変わりまくって、長いけど一気読みできる感じ
ちなみに、過去の崎谷さん作品「花が降ってくる」と同じ世界らしい
あと、美久はちょっと精神鑑定に出した方がいい
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この人の本にしてはエロもくどくなくて(わたしはこれぐらいがちょうど良い)、話も面白いし心理描写も丁寧だし、すごく良かった。おまけに派手×地味。悪役があまりに悪役すぎてリアリティに欠ける気もしたけど、BL的にはこの方が良いんだよね。とにかく、良かったです。
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同レーベル「花がふってくる」スピンアウト(注:「花がふってくる」脇役のみ作品登場。こちらの作品の主人公たちは初登場)
*初出一覧*
サーカスギャロップ……書き下ろし
文庫&ドラマCD通販連動企画小冊子応募者全員サービス 〆切2011年4月30日
2012年9月3日届きました。
飲食店経営者×サラリーマン
言葉の通じない人間が出てくる話(笑)
問題児たち以外はオトナな人ばかりだからか対処も常識的で勧善懲悪とまでは言わないけど、全部丸く収まったような終わり方が好き。
崎谷さんのお話では飲食店関係も結構多いかな。ちなみに今回は阿東オーナーでイタリアン「ビストロ・カスタータ」。
今回のリンクは、ルチル文庫『鈍色の空、ひかりさす青』の主人公の父親の勤め先として名前が登場する「沢田商会」と、直接登場はしてないけれど若手の「伊勢弁護士」は、『信号機シリーズ』の伊勢さんかな。ま、リンクといっても些細なものですが。
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個人的にメインカプの邪魔をしてくる女は地雷なのですが、ここまで電波だと逆に大丈夫でした(笑)主人公たちをくっつける重要なファクターとして十分に威力を発揮してくれてましたから。日下と阿東の出会いで、日下が泣き崩れた時から阿東の表情描写に伏線の匂いを感じ取れたので、以降、彼の描写が積み重なっていく毎に胸がキュンキュン!日下への告白が来た時には小躍りしそうでした。直接的な甘さは終盤までないですが、私的には十分にラブを感じながら読んでいました。弁護士として、他レーベル作品の攻めの名前が出てきて一瞬浮かれましたw
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おもしろかった。
地味受けがイケメンとくっつくとなんでこんなにうれしいのでしょうか。(-.-;)
いつも裸シーン多めの印象が強かった作者だったのですが今回は一度のみ!
言葉のやり取りが好きなので特に後半はニヤニヤしながら読んでしまいました。
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<あらすじ>
平凡な会社員の日下は、結婚も考えていた美久からの誤メールで、彼女の浮気を知る。悩む日下の元に阿東という男から「会って話そう」と連絡が。美形で色気のある阿東に日下は圧倒されるが、彼との話で更に別の浮気相手が浮かびあがり、互いが被害者と気づき意気投合。美久への対処を相談する内、阿東がバイだと知り、彼は「好きなんだよ。あんたみたいなタイプ」と言いだし…!?
【感想】
「花がふってくる」のスピンオフという事ですが、前作の二人は直接関係なく、名前だけ。
その分、「花が~」で気になっていた佐伯たちの事がわかって、個人的にはすごく嬉しかったですvv
崎谷さん自身があとがきでも触れてはるけど、崎谷さんの話で、受が徹底的なノンケというのが珍しく、その分恋愛に発展するのはそれなりにスローペースかもしれません。
べったりと甘い雰囲気とかもそんなにないし。
でも、その分恋をする課程での初々しさが結構あって、日下が慌てたり焦ったりするのが可愛かったですv
そんな彼ですが、お人好しでまじめだけど、最終的に気持ちの切り替えをしっかりしているところがすごく好きでした。
阿東の方は、あの年でそんな落ち着いたり考えたり出来るってすごいなぁと、ただただ感心してしまって、彼がどういった経験をしてきたのかが気になりましたね。
あと、厨房で働いている友人とか。彼の話も出来ればみてみたい。
と、そんな二人が妙に気に入った一冊ですが、なんといってもうちが気持ちいいと思ったのは、二人の彼女でもある「美久」です。
やーもー、あそこまでいったら、いっそ気持ちがいいですね。
なんというか、もう「すごい女だな」の一言。
崎谷さんの描く女性は、いろんなタイプがあってどれも頷いたり。
理名先輩の可愛い一面とか、こっちまでほほえましくなるし。
人物の性格がしっかりと固まっているのって、当たり前のようでいて案外難しいのかもと思うので。
「ああ、いるよね」って。
まあ、口では「ないわー」って言いながら読んでるけど、きっとどこかには~って思えてくるから不思議なんです。
正論とか反論とか。そういった、理論詰めの台詞も、感情のみで言っている支離滅裂なものも、読んでいるうちにストンと胸の内にすっと収まる感じでしたね。
あと、会話の内容も「ああ、それわかる」という部分もあって。
ミツグ君とか懐かしかった(笑)
今はやっぱりATMなのかなー。
部分部分で、今と昔の状況を対比している部分があって、個人的にそこがツボに入ってしょうがなかったです。
日下と阿東については、これからという感じです。
もっともっと甘い二人がみたいv
と、自分的には大好きな作品でした。
ただ、恋愛とか甘いのとかを期待すると肩すかしかもしれません。
地味受とか好きな人にはいいかもv
凄いしか言えない
びっくりするよ、こんなクズ女
いい人だから、素直で真面目だから騙されたのかもしれないけどいい人過ぎ
あれって思うことがあっても相手を信じてたら見て見ぬ振りしちゃうし
しかし自分に振り向かないからって店壊すって
クズ女のためにいろいろ嫌な思いはしたけどハッピーエンドですから
あとは幸せになるだけだね
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話がしっかりしてて久しぶりに面白いと思ったBLでした
まーちょっとスパイスにするには女子がひどかったけど^^
この人のほかの作品も読みたくなりました
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脇キャラの性格が酷すぎてそれ以外あまり記憶にない。
崎谷さんは悪役をこれでもかってくらい嫌なやつに設定することが多く、勧善懲悪好きにはよいかもだけど、私的にはもう少しソフトにならないかといつも思う。
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『平凡な会社員の日下は、結婚も考えていた美久からの誤メールで、彼女の浮気を知る。悩む日下の元に阿東という男から「会って話そう」と連絡が。美形で色気のある阿東に日下は圧倒されるが、彼との話で更に別の浮気相手が浮かびあがり、互いが被害者と気づき意気投合。美久への対処を相談する内、阿東がバイだと知り、彼は「好きなんだよ。あんたみたいなタイプ」と言いだし…。』
『花がふってくる』のスピンオフ作品。
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なんとなく今市子先生っぽい設定の、でもやっぱり崎谷先生の本?
後半くらいまで攻が真犯人だと疑っていたのは秘密。サクサク楽しく読めました。
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美久、ありえん女だった…。
「やっちゃってよ!」って台詞、陳腐すぎて面白い…。
攻めの阿東さんは、いまいちカッコいいと思えなかったので萌え度低し。
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最近、この人あまりHシーンの比重が重くなくなってきたのかな?
最後はまとまったけど、あまりBLっちゅー感じがしなかったな。
恋愛要素があまりなかったような・・・話としては面白かったけど。
(ちょっと尻つぼみ・・・)
しかしやっぱり、BLは「胸キュン」を求めて読むのだから、ちょっと物足りなかった。