崎谷はるひのレビュー一覧

  • 花がふってくる

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    この作品、かなり好きです。地味目だけれど心情や情景の緻密な描写がふんだんにされているこういった作品の方が、崎谷さんの感性と文章の煌めきを強く感じます。IQも高く大人である涼嗣だけれど、恋愛に関してはおバカですよね。理論と計算で生きてきた涼嗣の感情の深い所にあるものは、幼い頃からずっと秋祐に向かっていたのに。気付くのが遅いよ。でも、気付いてよかった。傲慢な上から目線の涼嗣の執着が秋祐をきっちりと捕らえて離さないのがすごく良かったです。攻めも受けも個人的にツボでした(笑)

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    2010年11月04日
  • 静かにことばは揺れている

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    結構好き。
    崎谷作品の中では読みやすい方の書きかた?雰囲気?ですらすら読めました。
    子供が出てくるんですがこれが可愛い…vvv
    最近の崎谷さんにしてはエロ少な目でした~

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    2010年11月02日
  • はなやかな哀情 【イラスト付き】

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    ありがちといえばありがちな記憶喪失ネタ。でも恋人たちの想いを測るにはある意味一番有効なのかもしれないですね。
    記憶を失った攻めと忘れられた受けの両サイドの葛藤が深く描かれているのはさすが崎谷先生です。
    作者の作風からいってハッピーエンドしかないとわかっていても読中は別れてしまうのではないかとハラハラした。何度攻めをフルボッコにしてやりたいとおもったか。
    でも最後にはいつもどおり周囲に「勝手にいちゃついてろ」と思わせるふたりに戻ったと思うので満足。

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    2010年10月28日
  • ねじれたEDGE

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    はるひには代表作がいっぱいありますが、その中でもこれは好き。ビーエルらしい執着とかすれ違いとかありとあらゆるビーエル的要素が含まれてる。

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    2010年10月23日
  • チョコレート密度

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    すごいすき。
    頼むから続きかいてーと思ってる。

    有無を言わせず言うこと聞かせてメロメロにすんのが好きなんです。
    攻めの宇宙人の癖に常識人な感じも異常にツボなんです。

    一度くっついたら波風立たなそうだから続き出たら別物になってそうなのは否めない、、が、。

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    2010年10月21日
  • サーカスギャロップ

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    おもしろかった。
    地味受けがイケメンとくっつくとなんでこんなにうれしいのでしょうか。(-.-;)
    いつも裸シーン多めの印象が強かった作者だったのですが今回は一度のみ!
    言葉のやり取りが好きなので特に後半はニヤニヤしながら読んでしまいました。

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    2010年10月21日
  • サーカスギャロップ

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    <あらすじ>
    平凡な会社員の日下は、結婚も考えていた美久からの誤メールで、彼女の浮気を知る。悩む日下の元に阿東という男から「会って話そう」と連絡が。美形で色気のある阿東に日下は圧倒されるが、彼との話で更に別の浮気相手が浮かびあがり、互いが被害者と気づき意気投合。美久への対処を相談する内、阿東がバイだと知り、彼は「好きなんだよ。あんたみたいなタイプ」と言いだし…!?



    【感想】

    「花がふってくる」のスピンオフという事ですが、前作の二人は直接関係なく、名前だけ。
    その分、「花が~」で気になっていた佐伯たちの事がわかって、個人的にはすごく嬉しかったですvv
     崎谷さん自身があとがきでも触れては

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    2010年10月18日
  • 絵になる大人になれなくても

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    坂上真弓の勤める会社に短期間の派遣社員で来たのは高校時代親友だと思ってたのに、卒業と同時に逃げるように音信不通になった井原峻之だった。

    8年前に、自分の前から姿を消した井原のよそよそしい態度も自分がすっかり消化したつもりになっていた“捨てられた”ような感覚も、それは、当時、井原のことを恋愛対象として好きだったという事を認識した途端に全てのつじつまがあったと理解した真弓。

    そして、無理矢理にでも離れなければ、真弓の人生を滅茶苦茶にしてしまいそうな位に好きだった井原。

    壮絶な恋愛でしたね。
    離れていた8年を惜しむかのように甘々な二人に幸せを感じて良かったです。
    高校生というまだまだ未熟な時だ

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    2010年10月08日
  • やすらかな夜のための寓話 【イラスト付き】

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    すべてにおいて、ご馳走さまでした!!!パン!(手を合わせる)
    エロも申し分無く、二人の色んな時代の恋愛模様も時代を感じ。
    子慈英に悶え。でもお話的にはこれが一番面白かったかしら。

    ネオテニー•幼生成熟。これで初めて言葉を知りました。
    なんか、素敵な語感。(==)
    照栄さんうまい。

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    2010年09月29日
  • はなやかな哀情 【イラスト付き】

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    待ってました続編(><)!!
    臣さん、強くなって…。。切なく、でも最後までどきどき。
    で、やっぱり戻って来てくれた慈英は嬉しいです。素直に。
    相変わらず慈英に共感しまくる(==)
    痛いほどに人を愛す。ってなんか本当、好きです。

    そして、CD化はいつですか……?

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    2010年09月29日
  • チョコレート密度

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    『ハチミツ浸透圧』のスピン・オフ。
    大学生の城山晃司がゆるく怠惰な生活を送っていた時、犬の世話という簡単だけど面倒なバイトを紹介される。依頼主・風見はかなり偏屈で俺様。何とかバイトを始めて言うだけの事はする男だと同性として一目置き憧れの気持ちに近い感情を抱く。


    城山は『ハチミツ浸透圧』の時は攻めだったのに、男らしい風見の前になると可愛いネコちゃんになってしまう…。本人にその気がないのにそうなってしまって気持ちと身体が一緒にならないのが、ある意味不幸?風見の俺様にすっかり振り回されているのに抵抗も虚しくグダグだになっているところが可哀想なところでした。読みながらこっちまで切なくなりました。

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    2010年09月26日
  • 静かにことばは揺れている

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    前回の二人も出てきてますね。スピンオフなんですけど、今回は受けにちょっと重い辛い過去?というよりしがらみがあるものの寛と綾川のキャラで明るい?感じのお話でとても読みやすかった♪そしてHに関しては挿入してないのになんかすっごくエロ描写でした♪さすが崎谷さん!そしてやっぱり挿絵が素敵ですよね♪綾川がロン毛なのにとてもカッコいい!

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    2010年09月25日
  • カラメル屈折率

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    ハチミツ浸透圧の続編。
    心も身体も通い合わせた矢野と宇佐見も3年生。進路の事を聞きたいけれど前ほどベタベタしてくれなくなった矢野の態度に不安になる宇佐見。

    高校生らしい純粋さと甘々さがいい。何でも出来る彼氏にコンプレックスを抱いて不安になる宇佐見の気持ちが切ない。
    とはいえ朴念仁なだけかと思っていた矢野の将来まで見据えた気持ちが凄いと思いました。
    作中、矢野も語っているように“普通はそこまで考えない。でも俺はずっと宇佐見と居たい”というのが純粋でいいなぁと思います。このくらい好かれてグダグだダに甘やかされたら本望でしょ。

    大学生になった二人の同棲生活の小編は矢野視線。さらに甘くて良かったで

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    2010年09月25日
  • 静かにことばは揺れている

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    『心臓が~』で綾川大好きだったので、彼の話が読めて嬉しいです。でも、子持ちでノンケで、亡くなっても尚存在の大きな妻への想いを抱えた男の新たな恋、しかも相手は男というのはかなりのハードルだったと思います。安易な展開では読者を納得されられないでしょうし。でもそこは崎谷さん、しっかり読ませてくれました。恋愛としてきちんと成立するまでが長いのは当然のこと、そこに行き着くまでの変化していく心情描写がたっぷりで、とても満足しています。新生・綾川ファミリーに幸あれ!

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    2010年09月19日
  • 静かにことばは揺れている

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    『心臓がふかく爆ぜている』のスピンオフ。前作も好きだったけど、今作も凄く良かったです。痛みを抱えつつも優しい人たちが、ゆっくり育む恋愛に、読んでて癒されました。寛くんも良い子で可愛すぎです。

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    2010年09月17日
  • 静かにことばは揺れている

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    グリーン・レヴェリーシリーズ2
    社長・綾川寛二×音叉セラピスト・白瀬乙耶

    「心臓がふかく爆ぜている」よりも好きだなぁ。

    乙耶の弟については、変すぎてお話に合ってない感じがして違和感あった。
    寛二の彩花への思いが、誰の口で語られていてもくどくて説明長すぎ。
    仕事関係の解説、多い。

    前作ほどじゃないけど、これといって萌える場面は無かった。が、乙耶の優しげな雰囲気が良かった。

    寛くん、かわいい。あの口調が個性的でいい。
    お友達の准くんは、「恋愛証明書」のボクちゃんか?
    「止まり木」のマスターも?
    シリーズ外の他作品をさりげなく絡めてあるのは、作家買いをするわたしには非常に嬉しい。

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    2010年09月16日
  • 甘い融点

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    崎谷作品トップクラスのお馬鹿な受けちゃん(作者談)

    イメクラオーナーの恭司はある日自分のホテルで暴行されかかる幼い少年を助ける。その子、陸は世間知らずな対応をしていても男の客を取るという。それなのにそういう知識は何もないままで、ついほだされてしまった恭司は教えがてら自分が買ってやるといってしまう。


    エロいです。最初から最後まで(笑)
    受けはあまりにも頭が悪すぎ。ほだされる恭司もどうかと思うけど。身体の相性もいいみたいなのでまぁいいか。
    イメクラ産業もアナルもそうだったのかーと全く知らない身にはお勉強になりました。でも、実際はこんな人間の出来たオーナーなんていないよね?

    志水ゆき先生のイ

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    2010年09月13日
  • ヒマワリのコトバ―チュウイ―

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    あまりに重くて読むのがしんどかった。昭生は愛されることを渇望し、でも愛されることに臆病で、大人になりきれないまま年を重ねてしまったのかなと思います。全ての元凶がひかりにあるような気はするけど、『オレンジ~』だかにあったひかりの言葉「長引きすぎた…」が思い出されました。彼女自身、長く生きられると予想してなかったがゆえのワガママでみんなを振り回したと自覚しているのでは。そう思えば誰も悪くない。すれ違いはあったけど、それでも昭生の側を離れなかった伊勢を褒めてやりたいです。そして、みんな幸せになって欲しい。

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    2010年08月28日
  • はなやかな哀情 【イラスト付き】

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    ネタバレ

    記憶喪失物・・・実は結構好きなんだよね(笑)
    この人の話は、やっぱ好みだわw
    たまには読もう。

    Hシーンが激しいのがうんざりなんだけど・・・
    これは他の作品に比べてずいぶん少なくて、私的には良かった。

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    2013年06月07日
  • アオゾラのキモチ―ススメ―

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    派手な野獣系攻めかと思ったら、情の深いワンコ攻めだった。攻めのオッキーの内面がわかるほどに可愛さが増していきます。冷静で気が強いのだけど、何か起きると自分の中に引きこもってしまう史鶴を溶かしていく感じがいいです。ねこ田さんのオッキーがイメージ通りでした♪

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    2010年08月24日