麻々原絵里依のレビュー一覧
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ネタバレ
切なくてキュっとなる
幸薄不憫受け×不器用包容力攻めの無口同士カップルのお話。
なっちゃんの育ってきた環境や経験からダメ男に惹かれてしまうのも仕方ないこと。副島は無口で不器用なんだけど、いつもなっちゃんのことを見守ってくれてる。なっちゃんの背負ってるものが解ってもやっぱり傍にいてくれる。なっちゃんが幸せになれて本当に良かった。 -
購入済み
どんでん返し
内気な受けとそれを見守る攻め
お話は、何となく先が読めるかな?と
思ってたら、大どんでん返しが
あって良い意味で裏切られました。
途中、伏線も張られてました。
最後は、ハッピーエンドで良かったですが
攻めの副島が優しく見守るのですが
切なかったです。 -
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10年ぶりの新刊!!もうコミカライズ版は出ないのかと思っていたので、とにかく嬉しかった。
少し前から新装版や文庫の挿絵があったりしたので、ちょっと期待していたけど、こうやって改めて手に取ると感慨深い。
アリスシリーズは麻々原さんから入って原作も読破したクチなので、やっぱりコミカライズ版はこれからも出して欲しいな~。
今回は「英国庭園の謎」と「暗い宿」。原作は数年前に読んだっきりなのでほどよく忘れていて、ミステリとして純粋に楽しめた。
10年も経ってるからもちろん麻々原さんの絵も変わってるけど、「アリスだー!!」「火村だー!!」って感動は変わらなかった。 -
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個人的には以前の麻々原先生コミックよりビーンズ文庫版の絵が好きなので、その絵柄でのコミカライズ、待ってました。
本格ミステリのコミック化、特に事情聴取が多い火村物は難しいのではと思うのですが、麻々原先生はスムーズに描かれていつもすごいなと思います。
登場人物の女将さん、双子的いとこや詩人の中室、それぞれのキャラクターが丁寧に描かれていて、イメージ通りだったり斜め上をつかれたりするところ、大好きです。アリスの探索も絵で見ると楽しさひとしお。「茶色の研究」には悲鳴…!(良い意味で^^;)恒例のおまけの謎解き?四コマも良いです。
「謎」の文字飾り、カバーの若苗色に袖の鴇色、本としても素敵。ぜひ今後も -
購入済み
オススメです!
海外BLは初ですが、良い意味で日本のラBLイトノベルの様式美?的なものがなく面白いです。
印象としてはライトノベルと一般書籍の中間です。
BLライトノベルの中でもしっかりした"小説"を好む人、一般書籍のBLを好む人、一般書籍を読みなれている人、大人には楽しめます。
日本のBLドリームとは違い、海外のゲイ文化ドリームの方がより現実的な部分が多いようです。
たっぷりエンタメ度も高い作品なので、海外BL初心者には最適な作品です。
久しぶりのヒットでした。 -
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ネタバレファッション会社CEO×服飾学生テーラー見習い
またも出来る男の溺愛物の大好物を堪能。
しかし、何よりも名生(受)の強くしなやかな向上心がキラッキラしてて読んでて楽しかった。
こういった職人を目指す話って好きだ!
親代わりで尊敬する祖父が倒れて、留学先のミラノから戻り立ち行かなくなったお店を保ちたい一心でどうにか策を考える名生。
お店に用事で顔を出したときに、得意客の紀藤が現れて流れで採寸することに。
彼のスーツを仕立てることになって色々あるんだけど、ぶつかったり傷ついたり落ち込んだりしながら、それでも「紀藤さんのためだけのスーツを仕立てる」と心に決める。
幼いころの父の背中のぬくもりを -
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「プリティ・ベイビィズ」コミカライズ2作目。
今回はベイビィズの一人、刑事の伊吹由利と、その上司でキャリアの桐谷がメインです。
ビジュアルがとにかくツボなcpでした。ステキなんですよ。攻は男くさくて強そうで、受は年上で上司なのに美人。
…ところが、由利は一匹狼でコワモテな見た目に反して世話好きで繊細だったり、桐谷はデキそうでいてお坊ちゃまのせいか家事も整理整頓も髭剃りも下手くそで、生活力がなさそうだったり…そんなギャップにきゅんきゅんさせられてしまったのでした。
ストーリーは、刑事ものっぽくかなりスリリングな展開でした。冒頭、怪我をした由利が桐谷の部屋に転がり込んでくるところから始まってるん -
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第3巻(下)を読破。
上巻を読み終えて、すぐさま下巻に取りかかりました。
何者かに殺害されたダリ髭の堂条社長。
いったい誰が彼を殺害したのか、なぜ社長の遺体をわざわざカプセルの中に入れたのか。
私もツイッターで予想やにわか推理をしつつ読んでいたのですが、ひとつもかすりもしなかったなあ。
苦笑
前回のラストでアリスの元同僚さんが刑事さんに連行されてしまいまして。
今回の始まりは彼の供述シーンからで。
社長が愛用していたカプセルって本当に心地いいのかなあ?
なんだかちょっと気になりますね。
今も運用されているのかしらん?
さて、連行された元同僚さんですが、彼は殺害は否定してい -
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第3巻(上)を読破。
今回は上下巻ということなので、下巻が発売されるまで読むのを控えていました。
どうせ続きを読みたくてじたばたするのが目に見えてますからね!
笑
アリスの脱稿祝いと、火村の誕生日祝いを兼ねてレストランで食事をしていたアリスたち。
彼らはダリ髭がトレードマークの宝石商社長・堂条秀一氏を偶然見かけて。
ここでアリスが、ダリ社長の連れに少し興味を引かれていて、おや? もしかしてアリスくんに春?? とか思った私であります。
そうか、アリスはあんなタイプの人が好みだったのか……とか。
今回は三人称視点と恒例のアリス視点との二パターンで物語は進んでいきます。
というか登