奈良千春のレビュー一覧
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この作家さん、伸びると思うよ!って、何様?(笑)でも、そう思います。
今、大洋図書のサイトに掲載中のオンライン小説も、結構イケてます。月一ぐらいの更新なんですが、待ちきれません。もっとサクサク更新して〜。これも最終的にノベルスにまとめるんでしょうけど、出たら買うな、たぶん。
野生的な攻めとイマドキで小綺麗な受けっていうのが、この作家さんのテンプレなんでしょうけど、いいと思います。楽しませてくれさえすれば、テンプレどおりだっていいんです。とっぴな話や凝った展開が良けりゃ、そういうジャンルの本買いますから。
萌えさせてくれぃ!それが必要十分条件。 -
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あらすじ:「連はいずれ俺の存在が脅威になると思うんだよね。だから秘密は共有しようぜ?」ある朝、飼い犬の散歩に出かけた湯本は、森の脇道で近所の高校生・連がひとり自慰に耽る姿を目にする。見られてはならない姿を見られて絶望する連に、湯本は言いようのない欲情を覚えて関係を迫るのだが…表題作『巧みな狙撃手』、義父と義息の不道徳な関係を描いた『堕ちていく』『掴み取れない』ほか、暴力と不条理と劣情が混在する松田美優の珠玉の作品集登場。
表題作『巧みな狙撃手』、義父と義息の不道徳な関係を描いた『堕ちていく』『掴み取れない』ほか、暴力と不条理と劣情が混在する松田美優の珠玉の作品集登場!
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あらすじ:「眠れる獅子を起こすのが、あなたの仕事です」世界屈指の優良企業、ウェルネスマート。その法務部に所属する弁護士の梶谷英令は、契約問題で上海出張を命じられる。しかし、上海の表と裏社会、両方の頂点に立つレオン・リーという若い男は、ウェルネスの上海出店になどまったく興味を持っていなかった。「でも、傲慢でプライドが高そうなあんたには興味がある」。レオンは、ウェルネスと契約をする代わりに梶谷に屈辱的な要求をしてくる。レオンに抱かれることと、決して裏切らないという覚悟の証に、その身体に刺青を入れること―。仕事の領域を大きく超えるレオンの要求だが、会社に逆らえない弱みがある梶谷は、苦渋をのみ…。
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樹生かなめといえば、理不尽。理不尽な愛情、理不尽な論理、理不尽なギャグ。淡々と紡がれるそれらはわたし達の目に、ある種の無機質さを伴って滑稽に映る。彼女の作品がなんだか癖になってしまうのはその滑稽さ故だろう。理不尽さが生み出すユーモア。これは樹生かなめの強みだ。しかし、彼女は時として残酷な物語を描く。珍しく穏やかに始まる今作は、そこから想像もつかないほど陰惨な真実を徐々に晒していく。理不尽な執着、理不尽な愛、理不尽な暴力、理不尽な嘘――読者は主人公司とともに彼の過去に対面し、絶句することだろう。渓舟からの愛情という救いはあるのだけど、あまりにも惨すぎる。恐ろしすぎる。一時は表紙を見るのも恐ろしか