大塚英志のレビュー一覧
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昔、古本屋で全巻買って読んでしまいましたが
ようやく作者の方々にちゃんとお代を支払えるかなぁ?
中年の中二病にとても良く効くマンガです。
衣谷遊氏の描く美麗な絵も魅力的
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すごくおもしろい!!!!!
絵巻物を漫画の手法で再解釈し、現代人にも読みやすく「まんが訳」したもの。
美術館などで展示されている絵巻物を見たことはあるものの、詞書は崩し字で読みづらく現代語訳が併記されたものも少ない。絵も登場人物の誰が誰やらさっぱりで、なかなか絵巻物を「読む」ことは現代人には敷居が...続きを読むPosted by ブクログ -
炊事や衣服、4コマ漫画などの気楽な娯楽からも翼賛を染み渡らせる工夫があったことを丁寧に分析。花森安治って朝ドラに出てきてたよね?レベルの知識だったため、本書で彼の才能が翼賛にも大活躍だったと知り驚いた。
確かに、コロナ禍、そして今のロシアのウクライナへの一方的な攻撃がある現在、憲法改正、”新しい生活...続きを読むPosted by ブクログ -
黒鷺死体宅配便28巻読みました。コミックは出版社で在庫なしとの事で取り寄せしました。電子書籍もいいのですが、本でも残して欲しいです。Posted by ブクログ
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少女まんがとミュシャの関係を、明治時代にさかのぼって、紐解いています。
ミュシャ って少女まんがっぽい、いやいや、少女まんががミュシャっぽい。
経験として知ってきたことのうらには、おじさん文人と少女読者の共依存?共犯?関係があったとは。ちょっと気持ち悪かった。
ただ、大塚さんの分析は析対象を客観的に...続きを読むPosted by ブクログ -
絵巻を漫画本の要領で読めるように編集した、面白い試みの作品。
酒呑童子絵巻のほかに道成寺絵巻(清姫と安珍)と土蜘蛛草子(源頼光と渡辺綱)が収録されている。
作品のあらすじや雰囲気をスピーディに捉えるのに最適だった。Posted by ブクログ -
想像していた内容と全く違った。
手塚治虫以降現代までの漫画の歴史をダイジェスト的に漫画でやわらかく説明するものを想像していたが、手塚以前を中心にした漫画の歴史を学ぶための「学習漫画」だった。
小学校の頃、よく学習漫画を読んで、漫画と違ってつまんないなと思っていたが、この学習漫画は面白かった。
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大塚英志による日本マンガの歴史をまんがで解説した本。
大塚説では、現在の日本マンガの起源は鳥獣戯画ではなく、ミッキーマウスと、少女マンガについてはミュシャとしているところが非常に興味深い。それらを原典の画像も引用しながら説得力のある論理で説明しているので、非常に納得感が高い。マンガ好きには必読の書で...続きを読むPosted by ブクログ -
AEDで死体まで蘇らせてしまうとは。AED男と唐津が同時に死体に命?を吹き込むシーンがかっこよかった。
パッシブがかわいそうで。。
黒鷺のメンバーって地獄少女みたいなこともしているのね。
沼田がダウジングしている理由もなかなか深そうです。Posted by ブクログ -
新入生のお話が好きです。
死後結婚の話は本当にありそうで怖かった。
菊池さんと唐津がいい感じで佐々木が嫉妬しているのが面白い。Posted by ブクログ -
よかった.
筆者の体験を踏まえて,大学4年間での学びをこのようにしたという話が書かれている.
話が行ったり来たりして,ついていけないところもあるし,
うんちくが地の文に書かれていて,
アニメーションや漫画のことを知らないとすっと読めないかもしれないけれど,
本質はそこではなくて,
大学の教育につ...続きを読むPosted by ブクログ -
もう20巻にもなるけど、安定して面白いまま。
毎回都市伝説的な話が入ってくるのが楽しい。
でも今回は小人さんぐらいかしら・・・。
こういうコミックは巻数重ねるほど「最初から読んでないと通じない話」が出てきたり、長編の話が入ってきたりするんだけど、黒鷺死体宅配便はほぼ短編のみでずっと続いているのが...続きを読むPosted by ブクログ -
その名も…黒鷺死体宅配便。死体を…運ぶ?
ある共通点を持った者達が大学で出会う。そして、黒鷺死体宅配便を立ち上げる。
バラエティーに富んだ能力を持った主人公達が死。に関わっていく物語。
死体を操ったり、死体を見つけたり、死体を綺麗にしたり。果ては宇宙と交信する能力を持っていたりとその特異な...続きを読むPosted by ブクログ -
映画「劇場版 零」の原作小説。ゲーム「零」とは異なるのだけれど。かなりいろいろなエッセンスは詰め込まれていて、シリーズファンとしてはこれは好みです。
女学校に伝わる「女の子だけがかかる呪い」。それにまつわる不審死事件。儚く危うく、だけど力強い少女たちの物語は美しく、恐ろしく、哀しくて。映画とも多少違...続きを読むPosted by ブクログ