【感想・ネタバレ】ミュシャから少女まんがへ 幻の画家・一条成美と明治のアール・ヌーヴォーのレビュー

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Posted by ブクログ

少女まんがとミュシャの関係を、明治時代にさかのぼって、紐解いています。
ミュシャ って少女まんがっぽい、いやいや、少女まんががミュシャっぽい。
経験として知ってきたことのうらには、おじさん文人と少女読者の共依存?共犯?関係があったとは。ちょっと気持ち悪かった。
ただ、大塚さんの分析は析対象を客観的に切り込むだけでなく、『少女民俗学』とか『彼女たちの連合赤軍』などを発表してきたご自分の思考・指向にも向けられているように思う。
男性による少女文化研究として、白眉だと思う。

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2021年05月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

序章、終章を先に読む選択肢も

P8 『信貴山縁起絵巻』、『鳥獣人物戯画』=まんが表現の起源が俗説。
P72 "肩あげ"? このあたりに注釈無しというハードルの高さ。近代の文なんてすらすら読めません。
P212 「第二軍」?と思ったら、軍隊の編成でした。有名なのは、乃木将軍の第三軍かと。
P224 浅草パノラマ館 調べたら、結構本格的なものでした。確かに、死ぬことはないので、所詮は見世物ですけど。なので、いい例えでした。
P268 今までの一条推しは?
P305 絵における言文一致?と思ったら、P311で否定。
P342 『少女まんが史』の引用が、男が少女まんがを読めない理由なんじゃないかと。4段ぶち抜きの絵の扱いに混乱するとか。
終章 ちょっとページ数が少なくないですか?と。

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2020年02月10日

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