大塚英志のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
数年前にサークルの部室でたまたま見た以来、記憶から半分忘れ去られていた漫画。
この度古本屋で運命の再会をしてしまったので、そのままの勢いで3巻まで購入。
死体の声が聞けるハゲを中心に進むお話。
宅配便の仲間も死体のダウジング、宇宙とのチャネリング、ハッキング、エバーミングと個性が豊か。
死体の願いを叶えて報酬を得たり得なかったり。
確かに人って心残りなく死ぬっていう方が難しいと思う。
その連載当時の社会ネタもテーマに入ってたりして、いろいろ考えさせられる作品。
絵は少々グロデスクだけれどそれに耐えられる人なら話は面白いので満足できるはず。
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ロリータ℃の素敵な冒険
- カート
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試し読み
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Posted by ブクログ
ネタバレ戦後80周年なので、戦争関連の本を読みたくて
コロナ禍の「新しい生活様式」という言葉。筆者は違和感を覚えると言う。なぜか?戦時下で、同じような言葉で、戦争が人々の生活に入り込み、それを積極的に推奨し、(政府が、または、メディアが、政府が推奨した時、一般市民は遅い、とまで感じたという) 総力戦となった。
新しい生活は、それが新しくて先進的で素晴らしいものですよ、という顔をして、もてはやされて、かっこいいものになる。
そう言う空気に、日本国民は左右されやすいと国民気質だと思う。
戦時下、戦争が激化するにつれ、一般市民から、自粛、という空気が広まった。節約=自粛=戦争国家への貢献
ミニマリストがもてはやされた。それが戦争への貢献だった。ミニマリストにより、さっぱりとしたゆとりのある心地よさまで言及されて、内面をもこうあるべし、が示された。
こうやって、プロパガンダは戦争の色をせずに、婦人雑誌などを通じて、浸透していった。
戦争も佳境に入ると、毒ガスマスクの普及が急に徹底的になされる。実際は焼夷弾の方がメインの攻撃に使われたのに、毒ガスマスクは一見ギョッとするし、怖い。だから恐怖心を煽り、戦時下体制に向けて国民を総動員しようとする心理的工作であった。
この本を読んだ後、コロナ禍で氾濫した言葉は、いかに戦時下とに通っていたのかに気づく。
医療従事者への感謝(=兵隊さんに感謝)、非常時・有事、自粛、断捨離ブーム、パンケーキブーム、国民皆マスク、同調圧力、、、
戦時下に生活に潜んだファシズムを知っていれば、これらへの違和感も生まれていたのではないか?
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購入済み
話の規模がデカくなりすぎ!
他の方も書いていましたが、途中からは話が壮大なものになってきて「なんじゃこりゃ」と騙された気分にはなりました。いや、面白くはありましたけど。
初めから想定していたルートなのか、途中から分岐したルートなのか。
まあ、連載もので途中からガラッと作風変わっちゃう作品も昔からあるっちゃありましたけどね。
っていうか、店主の疾走した奥さんて貴女ですか!これ、笹山が『ゆりかもめ』に行った時に驚愕するのでは。ちょっとそこだけ見てみたかったですね。
大掛かりなお話になってしまいましたが、とりあえずは大団円のハピエンですのでご安心ください。 -
購入済み
無知が多いとデマが即拡散される
今回は東日本大震災時がテーマになっていますね。
当時の“放射能(放射線=X線)ヒステリー”とも呼ぶべき事態は本当に酷かった。精神的な過敏症と言ってもいい。
皆が放射能について無知すぎてデマに踊らされていた。
学者や医者なら「いや、何言ってるの?」と呆れる話。
要は量の問題であって、少しでも害なわけではないし、そもそも人間は毎日自分の体の中で放射能を自動生成する仕組みになっているから、内部被爆していない人間など存在しない。それ抜きにしたって、医療機関で放射線使った検査や治療してるじゃない。レントゲン撮った事がない人なんて極わずかでしょう?でも今まで生きているなら、もうそれが答えじゃない。
自分で考える知能がない人は本当に厄介です。こちらがどれだけ正論で諭そうとしても、自分の信じたいものしか信じないから。 -
Posted by ブクログ
こんにちの日本のマンガは「鳥獣戯画」から「のらくろ」を経て手塚治虫の「新宝島」、そしてそれに触発されたトキハ荘グループによって基礎が作られた・・・というのが一般人のざっくりした理解だろう。
私もそう思っていた。
しかし鳥獣戯画と手塚治虫のディズニー風絵柄の間には凄まじい隔たりがあるし、間に「北斎漫画」を入れてワンクッション置くとしても「のらくろ」からして既にディズニー風(と言うかミッキーマウス風)なのは明白だ。
鳥獣戯画との間に断絶があるとは言わないが、結局日本のマンガは手塚治虫や田川水泡だけでなく同時代の今忘れ去られたマンガ家達も含めディズニーの強い影響下にあったと見るのが妥当だろう。
本書は「日本固有の文化」として大きな顔をしているマンガが実は日本古来と言うよりは海外文化の猿真似に端を発しているという不都合な事実を突きつけてくるのだが、それに加えて先の大戦による思想統制が漫画に大きな影響を及ぼしているのも事実で戦時下とその影響を引き摺った戦後世代にページの半分以上が割かれている。
「マンガは日本古来の優れた文化」と主張する人達にとっては目を背けたくなるような内容だが、事実は事実として受け止め「臭いものに蓋」な態度を取ったり知らぬ存ぜぬで押し通すべきではない。
そんな事をしたら「米国人にとっての核兵器」同様不都合な真実から目を背け被害者(=日本人)を無視し続けるという極めて不誠実な連中と同じ事になってしまう。
私は左翼だとかそんな理由とは関係なく大塚英志が嫌いだが、この本は読んでよかったと思う。
と言うか例え趣味の同人誌とかでもマンガを描いている人間なら一度は目を通しておくべきだ。
ただマンガを「消費」しているだけの人達にはそこまで求めないけれど。