高野登のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
講演会に参加した際に、講演者がリッツカールトンのサービスを褒めていたため、興味本位で購入。
実例を多く取り上げることで、わかりやすく、そして面白いため数時間で読み終わることができた。
BtoCの業界とはいえ、BtoBの仕事にも役に立てられることが多く書いてある。
営業やサービス業のみならず、一人間としてのおもてなしの心が学べる一冊。
以下、備忘録
・情報収集力、蓄積量、展開(共有)する力が備わっているホテルである。
情報収集力は会話から来るもの。気軽に話しかけ、そこから趣味嗜好等の情報を得る。
そしてそれは、データ化される。(その日だけのデータではなく、一生残しておく)
そして、お客様が喜 -
Posted by ブクログ
以前勤めていた病院で講演があり、その名前は知っていた。残念ながら、その講演には欠席せざるを得なかったのですが。
今回改めて高野さんの本を読んで、ホスピタリティがなかったと反省。
私は患者さんのために働いているのであって、売り上げを伸ばすために看護を提供しているわけではない。周囲の売り上げの声に流されて、肝心要の患者さんがどうしたら喜んでくれるのか、が言葉では言ってはいても、抜けていたのではないかと思う。
まだまだ、理解したとは言えないレベルだけど、何度も読み込んでいきたい。そして、その高野さんが7つの習慣をしっかり頭に入れてあることもわかり、とりあえず、自分が手にした本の系統は間違ってはいなか -
Posted by ブクログ
ネタバレリッツ・カールトン元日本支社長の著者の経験、知識から語られる、一人前を超えた一流のプロフェッショナルたるための想像力の重要さ。
洞察、分析に留まることなく、お客様の状況や反応を想像すること、不測の状況まで想定しておくことによる、単なるマニュアル通りを超えた、その場に合わせた対応力の素晴らしさ。
とても素敵なエピソードを交えて紹介されるので、分かりやすいと同時に、嬉しい気持ちにもさせてもらえる。
自分も大切に磨きたい力だと感じる。
また、白か黒か、成功か失敗かという捉え方ではなく、グラデーションで想像力を働かせる考え方も参考になった。
13-100 -
Posted by ブクログ
高野登さんの書かれた本からはいつも多くの学びをいただいていますが、今回もその"期待を裏切らない"感動的でかつあらゆる業種の仕事にも生かせるビジネス書だと思います。
仕事のプロとして「考える」ことを常に意識し、どんな状況であれマイナスをプラスに転換できないかを考えてみること、それが仕事を楽しむことにもつながるという点が特に心に響きました。
まず「心がける」こと、そして実際にどのようにして「言葉がけ」をしていけばいいのか、それを具体的な事例を通して学ぶことができます。即、実践してみよう!私にもできることがあるに違いない!そう思わせてくれる何度も読み返したい1冊です。 -
Posted by ブクログ
“「美味しいものを提供する」は受け身の仕事。「美味しく物を提供する」と考えることで積極的に主体的に舞台創りに関わらざるを得なくなる。ただ提供するだけでは商品というだけ。それにふさわしい形で提供して初めて夢や物語が始まる。「考えること」は心のトレーニングで磨くことができる。心の筋肉の成長を。”
サービスの提供者としてあるべき考え方だと思いました。
サービス力の源泉は、「思いやり。配慮」だと思っていました。ただ、自分で考えるだけではダメで、チームみんなで共有し全員がお客様を幸せにしたいと思うこと。これによって最高のサービスが提供できるのだと認識しました。(チームのみんながお客様に配慮した言葉がけ