堀紘一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
空気を読むことは必要だが、それだけでいい仕事をできるか?
めっちゃ要約するとそんな感じの本。
日本経済は、「空気を読む」ことによる社会全体のまとまりにより、空前の成長を遂げてきた。
だが、日本が世界のトップとなり、オリジナリティが求められ始めた瞬間、成長はパタリと成長を止めてしまう。
オリジナリティは、お互いの顔色を読み合うだけでは出せない。空気を知りつつ、そこにプラスアルファを出さなければならない…といった感じ。
俺自身もそれを心がけてきたつもりだけど、オリジナリティ求めすぎて見当はずれな方向に向かうことも少なくない…というのは、リアルタイムで俺を見てきた人ならご存知かもしれません(汗 -
Posted by ブクログ
著名な戦略コンサルタントである著者が、35年以上の経験を基に戦略とは何かを著した書籍。
「相手の懐に飛び込んで、相手が見せたくないものまで見せてもらう。見せてもらうからには、相手の役に立つこともする。そうやって立てていくのが、本物の戦略なのだ。」(P.24)
とあるように、単に教科書的に戦略を説明するのではなく、日本史や戦史、野球など昭和のオヤジが好きそうな話題でたとえながら、わかりやすく述べてくれている。たとえば、
「シェアトップの戦略と二位以下の戦略は根本的に異なる。業界による違いよりも、トップと二位以下の違いのほうが、戦略という面ではよほど重要なので、覚えておいてほしい。
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Posted by ブクログ
話し方の本質がどう話すかではなく、何を伝えるか?にあるというテーマを主軸に、話し方のテクニックが記載されている。
・話の中身を精査するマトリックスと黄金比に則って内容を構築すること
・聞く力を養うこと
・余計な形容詞などを取り払って話の内容を結晶化すること(要は何?を意識する)
・読書や人との会話から教養を蓄積すること
など多くの学びがあった。
定期的に読み返し、自分のスキルにコミットしたいと思う。
※「もっと早く、もっと楽しく、仕事の成果を上げる方法」に書かれていたプレゼンテーションのコツを身につけた上で更にスキルをブラッシュアップするためのテクニックに関する本