あらすじ
学歴は読書で凌駕できる!
あの渡邉恒雄主筆に見いだされて読売新聞社に入社。その後、三菱商事、ボストンコンサルティング社長を経て、55歳でドリームインキュベータを起業。カリスマコンサルタントとして名を馳せる知の巨人は、幼い頃から“本の虫”だった。さまざまな本を戦略的に読むことで目標を達成し、自己実現をしてきた。そんな著者の人生に、仕事に効く読書術を初公開。本を武器に学歴さえ凌駕してしまう戦略的読書術の真髄を解き明かす。
どこそこの大学卒だから学歴が高いという風潮、つまり大学受験における偏差値で評価する日本の学歴の捉え方は、諸外国とは大きく異なっていることを知っておくべきだ。だからといって諸外国の学歴に対する認識が正しいとは、私はこれっぽっちも思っていない。
「学歴なんてクソくらえ」ということが本書を読み進んでいくことによってわかってもらえると思う。
――序章より
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Posted by ブクログ
東大→ハーバードMBAの経歴を持つ著者が、学歴よりも読書だと結論付けて納豆感のある理由を説明してくれる。
必読のジャンルやその理由は、テクニック偏中タイトル重視の本が多い中で本選びを考え直すきっかけとなった。
昨今の外国人問題も、国民性の背後にあるのは宗教であり、思想が違うから分かり合えないのも納得できる。
箸休め感覚で読み出したが、久し振りに良い本だと思った。
Posted by ブクログ
とても読みやすく、著者の読書に対する考えが良く分かった。
読書は良いものだと私も漠然と思っているが、それをしっかりした主張で後押ししてくれる。
著者の考えで行くと、読書を丁寧に実行すれば一流の人間になれる。
私は起業など考えていなかったが、本を貪欲に読んだ先には、活躍の場が国内外に広がり一流とされる人々とお互いの考えをぶつけ合って刺激的で充実した人生もあるのではないか?と思えた。
Posted by ブクログ
面白かった。読書家の書く読書の本は、どうしてこうも面白いのだろう。著者の半生、読書との関わり、読書の効能など、全てが興味深くぐいぐいと読み進んだ。読書の量だけでなく、質も高めていきたいとの思いにかられた。教養ある思慮深い人になれるよう、日々前進あるのみ。今後、どんな本と出会って、自分がどう成長していけるのか。楽しみだ。
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氏の本を初めて読んだが、感銘を受けた。
後付けかもしれないが、ちゃんと自分の人生を振り返り、それぞれの意思決定の意味を把握し自分で語れるというのは大事だなと思った。
今からでも遅くないのでちゃんと読書を継続しようと思った。
Posted by ブクログ
これから読書を始めようかななんて思っていた時に、母からおすすめされた一冊です。
読書に方法なんてあるの??という思いでしたが、特に5章からはこれから読書を始める私にとって、とても良いアドバイスが書かれていました。
私が一番心に残ったフレーズは“最高の処世術は、妥協することなしに、適応することである”です。
生物学からこのようなことを学べるとは思ってもいなかったので、凄くびっくりしたし、生物学ってビジネスにも繋がっているんだと感じました。
Posted by ブクログ
全く本を読まない人生から一転。
読書が趣味の一つになって数年、
そもそも、俺は何で本を読んでいるのか?と疑問に思い読んでみた一冊。
もっともっと本が読みたくなってきました。
生物学、歴史、軍事学、哲学、まさに人間が生き抜いて行く上で必要な教養だと思った。
あとは、どういう人になりたいか、という命題に自分はやはり答えを持ってないと再認識してしまった。
Posted by ブクログ
ちょっと読んでて癖のある著者ですが、さすがに本を沢山読んでいるだけあって文章力があります。
読書のメリットを多くあげていてくれて、モチベーションも上がりました。読書を習慣化する事がどれだけの効果があるのかを明解な文章で教えてくれます。
著者のお気に入りの本を紹介してくれていますが、
もっと多くの良書を紹介して欲しかった。
Posted by ブクログ
当然に読書の魅力と効力について。
散々読書の効力を肌で理解しているが、たまにこういった念押しの1冊を読みたくなる。
またたまに、乱読に焦りを感じることもあるが、まだまだガムシャラに読書に耽っていいと再確認。
読書記録をつけていなかったのが人生の後悔と仰っており、私が当アプリをインストールしたきっかけ。
Posted by ブクログ
読書の大切さを示してくれる本。コンサルティングを少しでもかじってる人なら知らない人はいない筆者の知の源泉が読書なら、何が何でも真似したい。(幼少期からの体験もこの人には大いに影響してるやろうけど)
とりあえず30代になってしまったけど、年間100冊が目標かな。、
Posted by ブクログ
感想
最近自分は今大学生でコロナの影響で外に出ることができず、家で何かできることはないかということで、今までほとんど読んだことがない、本を読んでみようと思った。
本をほとんど読んだことがなく、何から手をつけたらいいかわからなかったのでまずネットで大学生のうちに読む本と調べ、この本を見つけ読み始めた。
感想としては本を読んだことなかったからこそ、この本を読んでよかったなと感じた。
自分は普段からいわゆる教養の不足で、周りの話についていけないことが多く、悩んでいたが、この本を読んでもっと本を読んでいろんなことを知ろうという気持ちになれた。
所々読書の効用などから離れた話もあったが、それ以外の内容はとても役に立ったと思う。
これからもstay homeを守ってたくさんの本を読んでいきたいと思います
Posted by ブクログ
著者本人が経験してきた、読書、学習歴の大切さがわかりやすく書かれている。
リーディングアサイメントは特に学生には効果的な方法だと思う。
大空のサムライは読んでみたい
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●読まなければならないのは、「古典」と「哲学」「仏教」「生物学」「歴史」「軍事」。
●読書スケジュールをきちんと立て、計画的に読書をすすめたほうが良さそうだ。
●乱読は禁止!
Posted by ブクログ
堀紘一さん,生物学・哲学・歴史・軍事学をビジネスマンの必読ジャンルと仰ってるけど,是非とも物理学・数学を追加してほしい。
種の起源も押さえるべきだし,そもそもこの世界の成り立ちも歴史と物理の観点から定性的にでも知ってるべきかなと。そして人間のあるべき姿と,争う本能,そして競争に勝つ為の戦略と戦術。
このご時世だから,何時何処でどんな知識が問われるシチュエーションにもなり兼ねない。
…ウォーキングデッドに多少感化されてる。笑
Posted by ブクログ
文字通り、財界人として有名な堀紘一がその読書術を指南する一冊。
「学歴よりも読書歴」というのはうなずけるし、それ以外も彼のような成功者が言うだけあって説得力があった。
Posted by ブクログ
氏はコンサル業界では伝説の人となっている。
45年生まれ70を過ぎても精力的に活躍されている。
このバイタリティーの源が【読書】なら、見習いたい。
氏は、金持ちでも、有名人の師弟でもない者が、人生で楽しく生きるには、読書しかない!と言い、
読書を通して教養をつけ、一流になれ!(どの分野でも)と喝破している。
私が仮に政治家だったら、教育政策(中高大学生向け)で次のこと行う。
【以下の事を継続すれば、3年後、継続者に1000万円支給する】
~3日で1冊、本を読み、400字以上のレビューを書く~
堀氏の言っている、教養を身につける上での読書の実行例はこれと同じです。
社会人であったら、
~1日1冊、本を読み、800字以上のレビュー書く~
読書の効用は、計り知れませんが、
続ければ続けるほど、その真価が実感できます。
お金はなくなりますが、知識は増えていきます。
個人的には、読書と金銭的な成功には因果関係がないと思っていますが、
人生運がよくなるとは思う。人生運を向上する上で、稀有なモノが読書だと思う。
だから、早いうちに、習慣化すれば、するほど、人生が良いものとなる。
Posted by ブクログ
読書、若いうちにもっとしておくべきだったと改めて後悔。昨年から、年100冊以上のペースで読んでいるが、これが15年前だったらと悔やまれる。
悔やんでも仕方ない。人生経験もてこに、より効率的で効果的な読書をして、人生を豊かにして行きたいと決意新たにした。
ビジネスパーソンが読むべきジャンルは、生物学、歴史、軍事学、哲学、であると著者はいう。偶然にも、近年興味を覚えてきたジャンルと重なる。巻末の本の紹介を参考にして、そしてそれを突破口にして、読んで行きたい。
Posted by ブクログ
《基本情報》
2015年12月15日初版
《感想》
情報化社会になった今でも読書は必要なのか、よく分からなくなって、モヤモヤしていたが、読み終わってからそれがスッキリした本。職場のトップは、学歴偏見主義で、嫌な気持ちになる事が時々あったけれど、この本を読んだ事で、前向きに、自分のペースで知識を深める事が出来るなと思った。
《本文メモ》
☆ 諸外国における学歴とは、バチュラーなのか、マスターなのか、ドクターなのかで、日本のような、どこの大学卒なのかという偏差値で評価することではない。
☆ 生物学・歴史・軍事学・哲学が必読ジャンル。
ビジネス書4割(経営、経済、マーケティングの専門家が書いた本)・小説3割・その他(上記、ノンフィクション、エッセイ)3割
☆ 観察力を身につける
☆ 良いなと思ったところには付箋を貼っておく
Posted by ブクログ
学歴ではなく学習歴こそ重要で、読書で教養を身につけて一流の人間になることこそ、人生を楽しく生きる方法だと説く本。
短期決戦の戦時の勉強法と平時の勉強法という考え方が参考になった。
戦時の勉強法は、読みながら不要だと思った部分はさっさと飛ばし、重要だと思う部分だけを選んで集中的に読めば、効率的に勉強できるというもの。
もう一つ役立ったのは、クリティカルマス、累積経験値の考え方。累積経験値が上がってくると、急カーブを描いてパフォーマンスが上がってくるというもの。文化や教養、仕事のパフォーマンスといったものは、ある臨界点を超えると一挙に花開くという性質がある。
Posted by ブクログ
以前読んだ同著「できる人の読書術」とかなり内容が似ていた。
少し癖はあるものの、スラスラと頭に入ってくる。
読書に対するアプローチなど、参考になることも多かった。
TODO
・1年で100冊読む
・生物学書を読む
・巻末おすすめ書どれかを読む
Posted by ブクログ
豪傑なお爺様の武勇伝を聞いているかのような本。自慢話を聞かされているようにも思えるけれど、大企業のビッグネームが実名で出てきて興味深い。
しかし本の冒頭で述べられている、人生を楽しく生きる3つの方法は1. 金持ちに生まれる、2. 有名人の子どもに生まれる 3. 読書で教養を身につけて一流の人間になるとあるが、何故この3つ?そもそも「楽しく生きる」ことをどのように定義しているのか?疑問に感じた。
そして学歴主義をバカバカしいと度々批判し、それよりも学習歴が重要と説いているけれど、高学歴の人は相対的に学習歴の質と量があるからこそ結果として高学歴なのでは?と思った。もちろん卒業後も学び続けているかにより差が出てくると思う。
著者が経営するドリームインキュベータのHPでマネージャーのプロフィールを見たところ、東大、東工大、一橋大、慶応大、京大…とおしなべて高学歴であった。高学歴だからといって一流とは限らないが、一流の人は高学歴であることが多いと理解!
色々突っ込みどころはあったけれど、文章に勢いやリズムがあり、どんどん読み進めたい気持ちになる本だった。ただ、良質な書籍は著者と対話しているかのような気になるけれど、この本は一方的に話を聞かされているような気になる。
アクションプラン:
◻︎ 生物学、歴史、軍事学、哲学など多分野の本を読み教養を高める
Posted by ブクログ
著者自身の読書人生を振り返りながら、人生の後輩達に向けて本との向き合い方を述べています。
金持ちや有名人の家に生まれなくても、読書を習慣化すれば一流の人間になれる、つまり、学歴ではなく、学習歴を高めることで、私たちは成功できるようになるそうです。
ただ、内容としては、特別なことが書いてある訳ではなく、読書の技法や考えについてもあまり中身がありません。
●ビジネスパーソンが読むべき4つのジャンル
1.生物学
2.歴史
3.軍事学
4.哲学
ビジネス書40%、小説30%、その他30%のバランスが望ましい
●著者おすすめ本
「愛するということ」エーリッヒ フロム
「実存主義とは何か?」サルトル
「種の起源」ダーウィン
「大空のサムライ」坂井三郎
「失敗の本質」野中郁次郎他
「武士道」新渡戸稲造
Posted by ブクログ
読書と名のつく本には自然と目がいってしまいます。どんなことが書かれているのか、わくわくしながら手に取りました。
不勉強で知らなかったのですが、著者は著名でとても優秀な方とのことで、ハーバードで日本人として初めて最優秀学生として称されたのだとか。著名なご友人についても本書で紹介されています。
本書では、読書がいかに語彙を増やし豊かさを与えてくれるものか、教養を身に付けさせてくれるものかご自身の体験をもとに書かれています。
興味深かったのは、おすすめジャンルとして紹介されていたのが「生物学」「歴史」「軍事学」「哲学」だということです。
人間や自然についてよく知るということは、日々の営みや経営に直結して活きそうですね。ついつい難しいからと敬遠しがちですが、良書はきちんと読んでおこうと思いなおしました。
巻末ではおすすめの本も紹介されており、早速何冊か購入しました。
実際によく思うのですが、本を読めば読むほど、人ときちんと話をしようと思えば思うほど自分の教養不足を感じます。読んでも忘れてしまうことも多いですが、忘れていても血肉になっているものはあるはずだと思うことから、これからもきっと読み続けます。
「読書は間接学習で学習歴を広げてくれるから、本から知恵をどんどん吸収していると仕事力はおのずと向上する」と書かれていたり、「環境を変える努力家の大半は、間違いなく努力家である」の言葉を目にしたせいか、今、すごく本が読みたくて仕方がない気持ちです。
Posted by ブクログ
中々面白かった。
20代までは年間100冊読むこと。
隙間時間を使って読む。忙しいは言い訳にならない。
生物学、歴史、軍事学、哲学がビジネスマンにとっては必須。
最初は差がつかないが、クリティカルマスを超えると一気に仕事力が上昇する。特に哲学は即効性はないが気付けば役に立っているという感じ。
目的を持って本を読む。
ビジネス書:小説:その他=4:3:3
小説は感受性を高めるために必要。ストーリー構築力も高められる→プレゼンが上手くなる。
感受性が高いとわずかな差異に気付くことができる。この能力は起業家にとってもコンサルタントにとっても必須。
Posted by ブクログ
著者の読書術のエッセンスが書かれています。
よくビジネス書以外も読んだ方がいいとは言われますが、
小説を読むとストーリー構成力が磨かれる等具体的理由が書かれていたのが
わかりやすかったです。
ビジネスパーソン必須のジャンルとして、生物学・歴史・軍事学・哲学の4つ
が挙げられていましたが、生物学という視点は自分にはなかったので、参考に
なりました。(「適者生存」でつながる。)
細切れ時間を使えば年間50~100冊読めるということは全くの同感です。
(冊数読めばいいということではないですが・・・)
累積経験値を上げてクリティカルマスを超える読書の積み重ねをしたいですね。
Posted by ブクログ
自分を変える読書術
学歴よりも学習歴が大切
地球上で人というちっぽけな動物が万物の霊長として威張っていられるのは言葉を身につけて、知識の伝承ができるようになり過去から学んで未来を切り開く学習経験ができるようになった。
学習歴の幅と深さと長さがその人の人生を決める
学習歴を身につけるには耳学問と読書
先人の失敗経験を頭に入れておけば、転ばぬ先の杖となって同じ失敗をしなくていい。
アメリカのウェストサイドの下層の日が使う語彙は3000語
これで世間話しができる
大学で学んだアメリカ人の語彙だと5万語になる
教養人だと10万語になる
語彙と言い回しの引き出しが増えれば、頭の中にあるイメージや考えをより的確に伝えられる技術が高まる
読書特に小説を読んでいるとストーリー構築力が養われる
自分の頭で考えることは既存の思考体系を組み替えて、その常識を超える超常識を生み出すこと。超常識がイノベーションを生み出す
30光年の星たち
10年でやっと階段の前に立てる。20年でその階段の三分の一まで登れる。30年で階段を上りきれる。上りきったところから人生の勝負は始まるんだ。その本当の勝負のためにこれからの30年間は存在する。
ビジネスパーソン必読のジャンル
1:生物学
企業は生き物と同じように環境の変化に適応して進化しないと生きていけない。
適者生存のルール
最高の処世術は妥協することなしに、適応することである。
2: 歴史
世の中は俯瞰してみると同じことの繰り返し。
3:軍事
4:哲学
ビジネスは突き詰めると選択の繰り返し
マーケティング
組織論
オペレーションマネジメント
Posted by ブクログ
本を読むことの大切さが主に書いてあった。ほかの方の感想でも書いてったけれど、途中堀さんの自慢話的な内容が入ってしまい、そこは余りいらないかなと感じた。
年間50冊は最低でも読めとのこと。
50冊くらいなら読めているけれど、ジャンルに偏りもあるので、幅広く読んでいこうと思った。