あらすじ
学歴は読書で凌駕できる!
あの渡邉恒雄主筆に見いだされて読売新聞社に入社。その後、三菱商事、ボストンコンサルティング社長を経て、55歳でドリームインキュベータを起業。カリスマコンサルタントとして名を馳せる知の巨人は、幼い頃から“本の虫”だった。さまざまな本を戦略的に読むことで目標を達成し、自己実現をしてきた。そんな著者の人生に、仕事に効く読書術を初公開。本を武器に学歴さえ凌駕してしまう戦略的読書術の真髄を解き明かす。
どこそこの大学卒だから学歴が高いという風潮、つまり大学受験における偏差値で評価する日本の学歴の捉え方は、諸外国とは大きく異なっていることを知っておくべきだ。だからといって諸外国の学歴に対する認識が正しいとは、私はこれっぽっちも思っていない。
「学歴なんてクソくらえ」ということが本書を読み進んでいくことによってわかってもらえると思う。
――序章より
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Posted by ブクログ
《基本情報》
2015年12月15日初版
《感想》
情報化社会になった今でも読書は必要なのか、よく分からなくなって、モヤモヤしていたが、読み終わってからそれがスッキリした本。職場のトップは、学歴偏見主義で、嫌な気持ちになる事が時々あったけれど、この本を読んだ事で、前向きに、自分のペースで知識を深める事が出来るなと思った。
《本文メモ》
☆ 諸外国における学歴とは、バチュラーなのか、マスターなのか、ドクターなのかで、日本のような、どこの大学卒なのかという偏差値で評価することではない。
☆ 生物学・歴史・軍事学・哲学が必読ジャンル。
ビジネス書4割(経営、経済、マーケティングの専門家が書いた本)・小説3割・その他(上記、ノンフィクション、エッセイ)3割
☆ 観察力を身につける
☆ 良いなと思ったところには付箋を貼っておく
Posted by ブクログ
中々面白かった。
20代までは年間100冊読むこと。
隙間時間を使って読む。忙しいは言い訳にならない。
生物学、歴史、軍事学、哲学がビジネスマンにとっては必須。
最初は差がつかないが、クリティカルマスを超えると一気に仕事力が上昇する。特に哲学は即効性はないが気付けば役に立っているという感じ。
目的を持って本を読む。
ビジネス書:小説:その他=4:3:3
小説は感受性を高めるために必要。ストーリー構築力も高められる→プレゼンが上手くなる。
感受性が高いとわずかな差異に気付くことができる。この能力は起業家にとってもコンサルタントにとっても必須。