堀紘一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
最近、「失敗」という言葉にものすごく興味があります。
これまでに読んだ本も、「失敗の本質」、「失敗学のすすめ」、「失敗の科学」とかがありますが、成功した話(大体は都合よく脚色されている)を聞くよりも、失敗した話を見たり聞いたりする方が、今後のためにはよっぽど有益だと強く思うのです。
成長そして成功のために、失敗は欠かせないものだと思います。
堀さんの本も何冊か読んでますが、本書は、成功への道は正しい失敗をどう積み上げていくかにかかっている、と言う堀さん流の前向きな失敗のススメだと受け取りました。(20代30代向けの本なのですが)
失敗のみならず、印象に残るエピソードも多かったです。
「これ -
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2025/02/18 堀紘一BCG「本物のコンサルを選ぶ」
平易ながら無茶苦茶レベルの高い本、Excellent!
1.クライアント企業の取り組み姿勢
コンサルティングを成功させるのは
①有能なコンサル+②クライアント姿勢
◎(良い)ホンダ・SONY・ヒロセ電機・ユニ・チャーム
✕(ダメ)日産ゴーン・JAL
2.営業力の違い 保険レディ①凄腕②普通③劣る
お客さんの欲していることを察して、それに合わせて話を展開できる
保険商品を売るのではなく、「不安の解消」を提案する
保険の本質は「安心を買う」こと
→マーケティング「ドリル」ではなく「穴を開けたい」
3.構想は大きく=時代の変曲点(184)
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「一流と超一流の差はどこにあるのか。それは洞察力があるかないかにある。」
まず、二流から一流になるにはどうすれば良いか。教養をつけることである。それはまず本を読むことである。
では、洞察力を身につけるためにはどうすれば良いのか。
それも読書である。しかし、ただ読むだけではない、洞察力を磨く読み方がある。その方法を記述した本である。
それぞれの方法が本質的であり、理にも適っているので、個人的にも実行して行きたいと思う。
完全に余談だが、同じ本を3回読むくだりで、同じ事を言っていた米内光政を思い出してしまった。海軍大臣、内閣総理大臣を歴任した非常な器量を持った人格者で、昭和天皇をして米内内 -
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今自分に足りないことが、この本もPJ毎に読み返そう
・一言にできるまで本質(最も大事なもの/こと)を追求
– 本質は試行錯誤をしながら近づくしかない
・相違点を深掘りする
– クライアントに質問し、相手の意見を丁寧に効く
”何が興味深かったのかを教えて下さい”
・一つのテーマを三つの視点で言い換える
– 別の言い方で表現する
・結晶化するまで考えて一行(おまけで二行)にまとめる
・相手の疑問や不安を丁寧に解消してあげる
– 説得ではなく納得してもらう
・意見をストレートに伝え過ぎない
– 自分だけの思い込みではないか客観的に考える
・会話術の根幹は「相互尊敬」
– 相手の視 -
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「コンサルティングとは何か」
堀紘一がコンサルティングを語る。
世の中には、コンサルティングと言う言葉が溢れ過ぎている。例えば、銀行の相談窓口から生命保険の営業職までコンサルティングと言う言葉が使われているし、金融以外でも、不動産コンサルティングや空間コンサルティング等、⚪︎⚪︎コンサルティングが沢山ある。
コンサルティングには相談の意味があるし、銀行や生命保険会社でも相談する事があるから間違いでは無い。しかし、コンサルティングと言う仕事が誕生した経緯を踏まえると、これらのコンサルティングは、殆ど本来のコンサルティングからかけ離れたものである。少なくともコンサルティングの本場アメリカや