堀紘一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
感想
最近自分は今大学生でコロナの影響で外に出ることができず、家で何かできることはないかということで、今までほとんど読んだことがない、本を読んでみようと思った。
本をほとんど読んだことがなく、何から手をつけたらいいかわからなかったのでまずネットで大学生のうちに読む本と調べ、この本を見つけ読み始めた。
感想としては本を読んだことなかったからこそ、この本を読んでよかったなと感じた。
自分は普段からいわゆる教養の不足で、周りの話についていけないことが多く、悩んでいたが、この本を読んでもっと本を読んでいろんなことを知ろうという気持ちになれた。
所々読書の効用などから離れた話もあったが、それ以外の内容は -
Posted by ブクログ
職業的な興味で読んでみた。「読書」行為一つとっても、いろいろな考え方や方法論があり、違いが面白い。
タイトルから「若い人が書いた本かな」と勝手に思っていたけど、かなり年上の方だった。
ただのハウトゥーにおさまらず、読書哲学がしっかりと背骨を作っている感じ。
平時の読み方と戦時の読み方とあるとおり、基本的には速読はしないというスタンス。しっかりと1冊1冊に向き合ってこそ、得られるものがあるということ。
いままで読書量でコンプレックスをカバーしようとしてきたけど、そろそろ変えようと思っていた頃。
そのタイミングでこの本を読めたということを、いいきっかけにしようと思う。 -
Posted by ブクログ
氏はコンサル業界では伝説の人となっている。
45年生まれ70を過ぎても精力的に活躍されている。
このバイタリティーの源が【読書】なら、見習いたい。
氏は、金持ちでも、有名人の師弟でもない者が、人生で楽しく生きるには、読書しかない!と言い、
読書を通して教養をつけ、一流になれ!(どの分野でも)と喝破している。
私が仮に政治家だったら、教育政策(中高大学生向け)で次のこと行う。
【以下の事を継続すれば、3年後、継続者に1000万円支給する】
~3日で1冊、本を読み、400字以上のレビューを書く~
堀氏の言っている、教養を身につける上での読書の実行例はこれと同じです。
社会人であったら、
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Posted by ブクログ
ネタバレ・企業目的は「生きがい(またはやりがい)」「成長」「収益」の三つ。そのトライアングルからなる
・たとえ二人の構成員のどちらの意見にもそれぞれ優れた点があったとしても、その折衷案を採用してはならない。一つの哲学、一貫した論理構成によるものを選ばなければならない
・ビジネスにリスクはつきものである。絶対安全な事業が仮にあるとして、それを選んで乗り出すのはビジネスとは言えない
・はるかに大きな影響を及ぼす資質が二つある。それが状況判断力と意思決定力である。 情報に接したとき、この情報はひょっとしておいしい情報なのではないか、もう少し詳しく調べてみる必要があるのかどうか、他の人に聞いてみる必要が -
Posted by ブクログ
ネタバレ《基本情報》
2015年12月15日初版
《感想》
情報化社会になった今でも読書は必要なのか、よく分からなくなって、モヤモヤしていたが、読み終わってからそれがスッキリした本。職場のトップは、学歴偏見主義で、嫌な気持ちになる事が時々あったけれど、この本を読んだ事で、前向きに、自分のペースで知識を深める事が出来るなと思った。
《本文メモ》
☆ 諸外国における学歴とは、バチュラーなのか、マスターなのか、ドクターなのかで、日本のような、どこの大学卒なのかという偏差値で評価することではない。
☆ 生物学・歴史・軍事学・哲学が必読ジャンル。
ビジネス書4割(経営、経済、マーケティングの専門家が書いた本) -
Posted by ブクログ
学歴ではなく学習歴こそ重要で、読書で教養を身につけて一流の人間になることこそ、人生を楽しく生きる方法だと説く本。
短期決戦の戦時の勉強法と平時の勉強法という考え方が参考になった。
戦時の勉強法は、読みながら不要だと思った部分はさっさと飛ばし、重要だと思う部分だけを選んで集中的に読めば、効率的に勉強できるというもの。
もう一つ役立ったのは、クリティカルマス、累積経験値の考え方。累積経験値が上がってくると、急カーブを描いてパフォーマンスが上がってくるというもの。文化や教養、仕事のパフォーマンスといったものは、ある臨界点を超えると一挙に花開くという性質がある。