内田康夫のレビュー一覧

  • 鏡の女

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    これには鏡が関係した短編小説が三話、入っている。
    やっぱり一番印象に残ったのは、タイトルにもなっている「鏡の女」。
    読んでいて、「これってオカルトか・・・?」と思わせるよな怖い話である。
    最後まで読んで種明かしされても、やっぱりぞっとする。(汗)
    二話目の「地下鉄の鏡」も、ちょっと怖い。
    この話の中で、札幌の地下鉄の某駅に、自殺を思いとどまらせるために線路の端に鏡を置いてるという話が出てくるのだが・・
    夜中、ひとけのない時間帯にその鏡を見たら、何か映っていそうな気がして怖かった(--;
    三話収録されたうち、内田康夫は「二勝一敗」と称しているのだが、果たしてどれが「一敗」だったのか、、それは作者

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    2011年06月28日
  • 「首の女」殺人事件

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    この物語を読むと、高村光太郎の智恵子への偏執的な愛(というべきか)や、光太郎の作品に興味を引かれる(^.^*
    また、この話の中に出てくる宮田という男の、真杉伸子へのねちこい?愛情がまた、光太郎・智恵子のに似て、「うぉぉ」と思う。
    智恵子の故郷が、福島の安達太良山を臨む二本松の辺りだとは知らなかった。
    安達太良は私の実家からもよく見えるだけに、その辺りの描写を読むと風景が思い浮かぶようでとても懐かしい気がした(^-^*。

    ・・・それにしてもこの話の中に登場する「真杉伸子」だが、光太郎に想われる智恵子に似てかなりの美人なのだろう。
    だけど、浅見とのやり取りの中で 妙に気を持たせ、じらすシーンがあ

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    2011年06月28日
  • 小樽殺人事件

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    これは、、、悲しい話だった。(T_T)
    読んでいて、浅見が無遠慮にどんどん真相に詰め寄ろうとするその行動が、今回は物凄く無神経に映った。
    それこそ今回のヒロイン「麻衣子」と同じく、「これ以上私達の大事な部分に踏み入らないで!」というような気持ちだった。
    犯人は、物語序盤でだいたい予測がついた。
    ・・・が、あまりにも悲劇を背負ったその人に、私も「真相を突き詰めるべきじゃないんでは・・・」とどうしても思ってしまう。
    ラストで浅見が「浅見は、麻衣子のために何かをしてやることが、この事件を玩んだ自分に課せられた贖罪の道だ、と思った」という部分に私は大いに頷き、「当然だ!」と思った。

    そんなわけでこの

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    2011年06月28日
  • 後鳥羽伝説殺人事件

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    「後鳥羽伝説殺人事件」は、浅見光彦が初めて登場する話である。

    読んでみて驚いたのは、前半は浅見が全然出てこない、ということだ。
    主に事件担当になった刑事の悪戦苦闘が続き、警察内部のお偉いさんの事件における権限行使に、イラついたりもする。
    (今までドラマしか見ていなくて最初から最後まで浅見が出ずっぱり?な場面に慣れていた自分には、なんというか違和感があって・・・事件の展開が物凄く鈍く、緩慢に思えた。)
    だが、後半になり浅見が登場すると、今まで手詰まりだった事象にまるで光を当てるが如く、鮮やかに解明が進んでゆく。
    また、ドラマでは終始にこやかに浅見に接し知識を与える母親は、原作(少なくとも浅見シ

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    2011年06月25日
  • 志摩半島殺人事件

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    ネタバレ

    美しい志摩半島で起こる殺人事件。
    あまり内容的にはインパクトがないけど、この物語を読むと伊勢志摩に行ってみたくなる。
    この物語では、極悪人が出てこない。
    ラストでは浅見が犯人たちに深く同情し、真実を黙殺する。
    「そうか、浅見はそういう結論を下したか~」と思わせる最後だった。

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    2011年06月19日
  • 琥珀の道殺人事件

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    浅見光彦シリーズを最近読み始めた。
    軽妙な文章で確かに面白いんだけど、結末がもやっとする作品がある。
    この作品もそうだ。
    何て言うかな…浅見が警察ではないことが原因だと思うが、犯人をスッキリと逮捕!ってことにならない作品もあるのな。
    個人の好みの問題だけど、僕はどうも好きになれん。

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    2011年06月11日
  • 中央構造帯(下)

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    6月-8。3.0点。
    銀行内の不審死から、将門の呪いへ主眼が移っていく。
    また、銀行から離れ、戦時中の事実も。
    最後は唐突に、真実にたどり着いたような感覚が。。
    徹底的な銀行叩きだったかな。

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    2011年06月10日
  • 中央構造帯(上)

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    6月-7。3.0点。
    エリート銀行員が、殺害される。将門の首塚近くの本店。
    将門の呪いか。浅見の同級生が、殺された銀行員と
    いい仲に。
    銀行批判が多い。下巻はどうだろう。

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    2011年06月10日
  • 箸墓幻想

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    5月-18。3.5点。
    古墳発掘と、戦中戦後の悲恋の物語。結構面白かった。邪馬台国論争に興味が湧いた。哀しい結末。

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    2011年05月31日
  • 鯨の哭く海

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    5月-12。3.5点。
    捕鯨問題。和歌山で起きた6年前の心中と、秩父での現在の殺人。
    結構深い。意外に登場人物が多く、似た名前もあり。
    まあまあおもしろく読めたかな。

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    2011年05月20日
  • 平家伝説殺人事件

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    ネタバレ

    2005/12 堀ノ内(航海士)役

    倒叙ものというんだ、と初めて知った。コロンボとかもこれだよね。
    犯人が追い詰められていく過程が苦手だけど、今回は萌子が憎たらしく書かれているのもあって、それほど不愉快ではない。
    佐和が萌子と対決するシーンがどきどきだった。
    自作解説によると、諸々の事情で、今回の浅見さんはずいぶん積極的。
    たまにはあってもいいよねー。
     ストーリーも面白い。最後はちょっとバタバタ感はあるし、犯人が唐突な気もするけど、楽しかった!

     ドラマの堀ノ内は、軽くてお調子者で、あの「浅見家」に庭に面したリビングから「お久しぶりです!」とあがりこむ。
    その役がなんとも新鮮でツボ。こん

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    2011年08月04日
  • 不知火海

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    5月-3。3.5点。
    廃坑になった、炭鉱を巡る物語。謎の男とモデルが駆け落ちし、男だけ行方不明に。浅見が捜査。
    意外な方向に物語が進み、ハッピーエンドに。結構面白かった。

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    2011年05月06日
  • 熊野古道殺人事件

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    補陀落渡海。観音浄土での往生を願い、死を覚悟で小舟に乗って熊野那智から旅立つ儀式。それが現代に再現されると聞いた内田康夫は、嫌がる浅見光彦を誘い取材旅行に出た。熊野詣での古い道を辿る二人が遭遇したのは、南紀山中での奇妙な殺人事件だった。犠牲者は渡海再現で僧に扮する男の妻だという。浅見の不吉な予感をよそに、渡海は決行され…。
    というあらすじ。3つの短編小説を合体させて書いた小説だそうです。かなりたくさんのエピソードが詰まった作品と感じました。頭の中を整理しながら読むとおもしろいと思った。

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    2011年05月04日
  • 蜃気楼

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    テレビでお馴染み、警視総監の兄をもつフリールポライターの浅見光彦のシリーズです。富山の置き薬を商っている薬屋が舞鶴で殺された事件が発端、その後ファッションデザイナーやその関係者が殺された事件を浅見光彦が解決していくという内容だ。

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    2011年05月01日
  • 貴賓室の怪人2 イタリア幻想曲

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    4月-13。3.5点。
    客船飛鳥、続編。船内ではなく、イタリアの田舎で起きた殺人事件。
    貴賓室の怪人の正体が明らかに。
    陽一郎、電話出演だが、相変わらず良い味。
    スケールがかなり大きい話に。

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    2011年04月20日
  • 貴賓室の怪人 「飛鳥」編

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    4月-12。3.0点。
    豪華客船飛鳥での殺人。浅見と同室の、癖ありの男が、被害者。船内に動機のある人物が複数。岡部警視が登場。
    海外ミステリーの名作とオーバーラップ。途中から何となく結末がわかる。
    大きな謎は次作に。

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    2011年04月19日
  • 赤い雲伝説殺人事件

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    あれ、また別の女性?と思いましたが置いておいて、原発誘致が根底にあり少しだけ考えさせられる面がありました。まああとは普通に2時間ドラマ的な楽しさでした。

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    2011年04月18日
  • 坊っちゃん殺人事件

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    浅見は漱石や子規の足跡を巡る松山取材に出かける。瀬戸大橋で出会ったマドンナと何度も巡り会うという偶然を重ねていたらマドンナが殺された。
    俳句がからむ事件。おもしろかった。

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    2011年05月04日
  • 鞆の浦殺人事件

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    ホテルで内田が知り合った間宮老人。浅見は鞆の浦へ向かうが、内田の知る間宮は間宮ではなかった。鞆の浦で起こる殺人。間宮老人と鉄鋼会社社員が殺された。

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    2011年04月10日
  • 幻香

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    久しぶりに光彦さんをよんだ。今回は香水について。この人ほんとネタに困らないでいろんなことから思いつくよなぁ。と思う。コメ問題だったり森林だったり。で、今回の話。マドンナは3人でいいのかな?いつもみたいにいい雰囲気になることがなかったのは意外だった。で、相変わらず携帯電話を持たない光彦さん。

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    2011年04月06日