あらすじ
めったに贈り物など受けとったことのないルポライター浅見光彦に、初恋の女性から姫鏡台が届いた。浅見は彼女の嫁いだ豪邸を訪ねるが……さまざまな鏡をめぐり、浅見が名推理を披露する表題作ほか2編を収録。
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2勝1敗の敗はどっちでしょう?
短編の割にはどれも引き込まれました。
作者があとがきで2勝1敗だと書いてますが、同じことを思いました!作者と自分が同じものを指しているのかは、もう知ることはできませんが、、短編も悪くないと思います!
Posted by ブクログ
これには鏡が関係した短編小説が三話、入っている。
やっぱり一番印象に残ったのは、タイトルにもなっている「鏡の女」。
読んでいて、「これってオカルトか・・・?」と思わせるよな怖い話である。
最後まで読んで種明かしされても、やっぱりぞっとする。(汗)
二話目の「地下鉄の鏡」も、ちょっと怖い。
この話の中で、札幌の地下鉄の某駅に、自殺を思いとどまらせるために線路の端に鏡を置いてるという話が出てくるのだが・・
夜中、ひとけのない時間帯にその鏡を見たら、何か映っていそうな気がして怖かった(--;
三話収録されたうち、内田康夫は「二勝一敗」と称しているのだが、果たしてどれが「一敗」だったのか、、それは作者のみぞ知るんだろうな。