香月日輪のレビュー一覧

  • 妖怪アパートの幽雅な日常10

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    ネタバレ

    この10巻に至る2~3巻は停滞気味かな~と思っていたが、10巻になり、一気に物語が加速した。夕士の英雄的行動、でもそれをたたえるのではなく、英雄的行動の対象となった長谷や周りの人々の苦悩にフォーカスを当てているのが新鮮で受け入れやすかった。そうだよなぁー、助けられた方が苦しい、ってこと、あるよなぁー、と。

    そして、このシリーズを貫いてきた「人生は長く、世界は果てしなく広い。力を抜いていこう」のテーマは根底にありつつ、「運命はいつだって、ある日突然だ。俺はそれを受け入れよう」で締めくくり、多少ご都合主義的と思える(笑)登場人物たちのその後が描かれて、大団円。フールも戻ってきて...クリとシロも

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    2016年03月31日
  • 妖怪アパートの幽雅な人々 妖アパミニガイド

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    最っ高でした!!!!
    まさに妖アパのすべてがギュッと詰まった感じ。

    人物紹介では、ところどころ、クスってしながら見てたなぁ。

    夕士たちの番外編もとっても良かった!

    さいごの、香月さんへのインタビューのやつも心に沁みた。

    ただ、香月さんの、「~だ」とか「~なのだ」、「~である」、「~してほしい」とかの口調じゃなかったのが、唯一寂しいというか.....(笑)

    それでも、やっぱり、香月さんは香月さんでした。


    とっても楽しい妖アパガイドをありがとうございますッ!!!

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    2016年02月08日
  • エル・シオン

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    さすが香月さん。
    素晴らしかったですっ!!!

    はじめはポプラ社で出ていた本だと知って少しビックリしたけど、子どもに読んでもらうのも大切かなって思った。

    香月さんは、いつもいつも、大切なことを教えてくれる。

    それは、人と人との関わりだったり、自分のことだったり、時には、夢を持つことだったり。

    香月さんが本にして教えてくれたコトは絶対に忘れない。

    辛いこととか、悲しいこととか、いっぱい複雑なこともあるけど、香月さんの本を読むと、ほっこりして、泣けてくる。

    辛いことも、悲しいことも、大切な何かを知るための、大切なこと。


    香月さん、たくさんの素敵なコトバをありがとう。

    いつまでも大好

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    2016年01月19日
  • 大江戸妖怪かわら版5 雀、大浪花に行く

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    おもしろい~!西方様と東方様のやり取りがいい!コント見てるようだわ。3回くらいは読み返した。心のふれあいっていうか人情?がいいわぁ。

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    2016年01月12日
  • 妖怪アパートの幽雅な日常3

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    妖怪アパートシリーズ第3弾。
    今回は現実に出る人間の醜さから出る幽霊騒ぎがテーマ。
    救えるものがあれば救えないものもあるーという重い
    問題に夕士君が立ち向かうのはつらいこともあったのではと
    思いました。
    妖怪アパートの人々、長谷、るり子さんの料理に救われて成長してくださいと願わんばかりです。

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    2015年12月14日
  • 妖怪アパートの幽雅な日常2

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    妖怪アパートシリーズ第2弾です。
    長谷は気配り上手でクリにも懐かれ、皆から好かれる
    すごい人間だけど現実を見て弱みも見せる。
    夕士の魔道士修行と並行してそれが読めてよかったと
    思います。長谷、完璧な人間はいないよと言いたいです。

    夕士の魔道士修行はこれからどうなるんだろう・・・。
    学校が始まったらますますすごいことが起こるのではないかと思いました。3巻に続きます。

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    2015年12月08日
  • 地獄堂霊界通信(3)

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    横井のおじいちゃん、月代、哀しいね。小巻、元気になった? 流華、友達いっぱいになったね♪ 笹船に乗せてもらって帰って行く子も、明雄君もまた来年の夏にね……

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    2015年11月30日
  • 妖怪アパートの幽雅な日常(10)

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    香月先生が急逝されてから、そろそろ一年。また、巻数が二桁台に無事もとい当然のように乗ってくれたので、一ファンとして礼節を持って、感想を初書き
    これまで何人も、好きな漫画家や小説家が亡くなってしまったが、訃報を聞いた瞬間、膝から崩れ落ちて、仕事を休んでしまいたい、とガチで思った小説家は未だに、香月先生だけだな。恐らく、『創竜伝』や『アルスラーン戦記』の田中芳樹先生が亡くなっとなったら、ホントに会社を休むが、現時点でショックの大きさは香月先生が一番だ
    きっと、それは私の中で、香月先生が一番、ファンとして、努力が実って同業者となれた時に胸を張って会いに行きたい一人だったから、か
    先生の作品や、この『

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    2015年11月29日
  • 地獄堂霊界通信(9)

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    まず、感想を書く前に、黙祷
    ここまで、みもり先生の手によって漫画って形に変えられてきたエピソードの中でも、私はこの『高速の魔』が一、二を争うほど好きだ
    現代日本に蔓延る問題の中でも解決が難しい交通事故事情に光を当てている、三人組の子供らしいからこそ真っ直ぐで本気の正義感と「救いたい」って気持ちに胸を打たれる、私が最も好きなキャラクターである椎名が積極的に活躍してくれる、子を奪われた母の己の命すら捨て、無関係の他人の命まで奪うほどの、親であれば至極当然の怒りを読み手をゾッとさせるほど恐ろしく描けている、思想や行動以前に存在そのものは邪悪な死神がまたも登場した点など、お勧めする理由を挙げてしまうと

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    2015年11月22日
  • 地獄堂霊界通信(9)

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    死神との対決第二弾。

    子供であるだけに三人悪の正義は純粋でまばゆいばかりですね。こじらせてるのもいるけど(笑)

    正しいことを胸を張って正しいと言うことができることも、純粋な怒りを表すことができる彼らの姿ふぁまぶしいです。

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    2015年11月20日
  • 僕とおじいちゃんと魔法の塔 4

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    魔法の塔についての内容が少なくなってきて残念。1〜3巻は塔についてだから面白いのに。人生について考えさせられる内容になってきている。

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    2015年11月16日
  • 大江戸妖怪かわら版5 雀、大浪花に行く

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    ネタバレ

    読み終わりました!


    最初この本を手にとった時、帯に・・・
    「俺は帰るよ、自分の家へ。」と書いてあったので
    ドキッとしました。。(^_^;)
    もしかしたらと一瞬思ってしまい、ふと寂しくなりました

    だけどページを捲るごとに、色んな展開が待ち受けていて
    気づいたら夢中で読んでました(笑)


    物語が後半になるにつれて
    雀の葛藤が心情が見えてきて。。





    ラストは(良かったな。:゚(。ノω\。)゚・。 )と思える
    終わり方でした!





    今回も食欲をそそられる食べ物ばかりで
    物語り同様、新しい人物が出てきたり

    私も違う世界に別の私がいるのかなと思ったり
    色々と思わせてくれたり


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    2015年11月13日
  • 妖怪アパートの幽雅な日常(10)

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    千晶&青木、両教師が登場回の続きですね。

    青木みたいなのっているいると小説を読んでいた時も思っていたけど、こうしてコミックスになるとある意味では化け物だなとしみじみ。

    それにすがらなくては生きていけないような子がいることも事実だけど、こんな善人は嫌だなぁ。ここまでくると悪人よりもたちが悪いもんね。

    そして相変わらずのアパートの面々にるり子さんのおいしそうな料理の描写に、おいしいものが食べたいなぁとしみじみ。
    もうじき原作者の香月先生が亡くなられて一年ですね。

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    2015年11月10日
  • 地獄堂霊界通信(2)

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    てつし、椎名、リョーチン、竜也兄、みんな凄いよ。地獄堂のおやじやガラコには恐れ入ってしまうけど、みんなは本当にスカッとしててそれが楽しい。恐かったり哀しかったり、いろんな感情を少しずつ分かっていくのがいいね。

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    2015年10月05日
  • 地獄堂霊界通信(1)

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    アニメになってる?元は児童書?? う~~ん知らんかった!! 主人公が悪ガキ三人組だからと言えばそうだけど、それぞれの話は充分大人向けだと思う。三人組のワクワク感に浸りきることは出来なかったのは私がおばさんだからか?児童と呼ばれる年齢の時に出会ってみたかった。

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    2015年10月05日
  • 大江戸妖怪かわら版4 天空の竜宮城

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    2=異界より落ち来る者あり
    3=封印の娘
    4=天空の竜宮城
    一話ごとに付く違う視点からの解説と用語辞典が
    時代考証や言葉遣いの面白さを教えてくれる

    盆暮れ彼岸などのケジメをしっかりと生き抜き
    宵越しの金を持たぬと粋に暮らす庶民や
    日々朝晩欠かさぬ掃除洗濯とマメに精を出し
    襟を正して正月を迎える姿勢などを見るにつけ
    現代の暴力社会と比べてみても
    当時の人々が積極的に社会参加している様子が伺えて
    無益な戦争のない300年の平和を維持することの
    難しさを思い知る

    庶民の自発的な相互扶助に寺子屋に始まる文化が
    政治によって社会の安定と不安恐怖の少ない環境に
    支えられていたことを証明しているのではな

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    2015年08月08日
  • 大江戸妖怪かわら版1 異界より落ち来る者あり

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    江戸庶民の情緒満載
    妖怪宇宙は並行宇宙的存在だけれど
    人間界と一味違う所は
    人間味あふれる人情を失ったシガラミや
    理不尽な力関係による抑圧が無いところかな〜

    人間界の江戸も庶民の暮らしは今から思うと
    信じられないほどに人情豊かで
    憧れてしまうのだけれども
    妖怪の江戸はそれにも増して自然体の関係が
    忍ばれてホッコリとしている感じだ

    多様性もここまでくれば
    差別やイジメなど微塵もあり得ず
    云うことなし❢❢

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    2015年08月05日
  • ねこまたのおばばと物の怪たち

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    一人ぼっちだった女の子が幽霊と出会って変わっていくお話。
    辛い描写も多いけれど、読後感は爽やかで夏休みにぴったりなお話なんじゃないかな。さらっと読めるので、ちょっと気分転換したい時にもいいかもしれない。

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    2015年07月22日
  • 妖怪アパートの幽雅な日常(9)

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    文化祭に向けて盛り上がる夕士(ゆうし)たち! だが、英会話クラブでトラブルが発生! 新入部員・山本小夏(やまもと・こなつ)とのいさかいから青木(あおき)先生を巻き込んで大変なことに…。赴任してきた二人の教師、千晶(ちあき)と青木の性格の違いが人を信じることの意味を夕士に教える…!

    【感想】
    千晶先生の教育方針や考え方、そして行動。こんな先生に出会いたかったなあと思った。それくらい、かっこよくて素敵な先生。そんな千晶先生に対して、夕士たち生徒もそれに応えようと必死で考え、行動するところがまた、いいなあと思った。

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    2017年08月05日
  • ねこまたのおばばと物の怪たち

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    誰かと関わらないようにしている人が増えてきていますが、本気でぶつかり合う気持ちが大切なのではないかと気づかせてくれる一冊。

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    2015年06月29日