木下けい子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
タイトルどおりスローだと聞いていました。
でも、じれじれキュンが好きな自分としてはむしろ本望!とばかりに購入。どんなじれったい話なんだろうと、ワクワクしながら読みました。
確かにスロー。もどかしいばかりにゆっくりな恋模様が、一人称の受け視点で語られます。
…でも、これ好き嫌いが分かれるかなー。
これをじわじわと読むのかノロノロと読むのかで評価は分かれると思います。私は合わなかった。
ストーリー自体もゆっくりな歩みですらなく、結局その場で足踏みしてたのにやっと気づきました、という感じ。
最後には、受けのあまりの煮え切らなさにイラっとしてました(笑)
木下さんのイラストが繊細で綺麗なのが救い。 -
Posted by ブクログ
大正ロマンに軍服に和服、眼鏡教師、年下攻に木下さんの絵柄と萌えが詰まっている筈なのに、何故かそこまで萌えきれなかった…期待し過ぎたのかも。プラトニックな時代ならではの二人の気持ちが近づいていく様子はよく分かるし、木下さんはえっちに至る経緯で萌えさせてくれる作家さんなのですが、ちょっと二人の関係がサラっと描かれ過ぎな気もしました。むしろその時代だからよかったのかな?
糸井先生は生真面目ながら英国帰りで自由な思想の持ち主で大変魅力的なのですが、う〜ん個人的にはもう一癖二癖くらいあった方が萌えたかも。純粋で可愛い人なんですけどね。キスをキッスと言う辺り時代もあっていいですね!そして攻のお兄様の軍服姿 -
Posted by ブクログ
新刊で読んでたら評価が上がったかもしれないですが、これが既に新装版なんですね…その頃のおっさんものって先駆的だっただろうな。あ、でもその頃は、やまねセンセぽい非現実的なドラマチックBLが好きだったから、きっとこういう地味なおっさんが攻のリーマンものには、食指が動かなかっただろうな…なので、やはり評価は一緒かもです。
普通のリーマンが普通に仕事で苦労して、普通にコンビニで赤飯おにぎり買って…
ところが、恋をしたのは同性♂だったというストーリー。
じゃ、同性に恋をするのは普通ではないことなのか?そんな問いかけがストーリーの始まりから最後までずっと発信されています。
常識的に生きてきた宗憲と、マイ