あらすじ
十五歳の夏、渓は兄のように慕っていた貴之への恋を意識して、拒絶された。その冬、貴之は渓の前から去っていった。それから三年──。祖父の山小屋を継ぐことになった渓の前に、何事もなかったかのように、再び貴之が現れた。大切なひとをもう失いたくない、その思いから弟のように振る舞うことを決意する渓だったが、腕が触れるたび、目が合うたび、意識してしまうのは止められなくて!? 兄と弟のような関係から恋人になるまでを描いた期待の新人・いちか凛、デビュー作登場!!
...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント /
※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
デビュー作ながら、文章表現に引っかかるところもなく、素直な気持ちで読めました。
お気に入りの作家さんになる予感!?
山荘や山岳救助隊の大変さもよく書き込まれていて、命の重さを感じるとともに、勉強になりました。