木下けい子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ▼あらすじ
恋人がいない歴=年齢の智紀は、SNSで出会った「ミチルさん」に恋をしていた。
優しくて、教養があって、ハンサムで、思いやりがある、ミチルさん♡(まだ会ったことはない)
そんなある日、街でミチルさんを見かけた智紀は、一生分の勇気をふりしぼって声をかけた!
そして、デートをすることになったのだけど……
かっこいいしスマートだけれど、なんだか意地悪で!?
腹黒王子×ど根性姫のラブストーリー開幕★
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ストーリーの完全度:★★★★☆
受けの純朴度:★★★★★
攻めの腹黒度:★★★★★
エロ度:★★☆☆☆
萌え度:★★☆☆☆
総合評価:★3.0
木下けい子先生の作品、めちゃくちゃ久しぶりに読んだのですが、うーん…。ごめんなさい、正直、イマイチ萌えられなかったです。
続きものみたいですし、次の巻を読んだらまた印象が変わるかもしれないのですが、いかんせん好感持てないキャラが多過ぎて…。
唯一、最初から最後までブレずに好感持てたのは受けの幼馴染のカナちゃんだけで、あとは全員、行動や性格に何かしら難があって読んでてモヤっとしてしまいました(-_-;)
特に受けは本当に酷くて、読んでてイライラするレベル。
面食いなんですけど、本当に笑っちゃうくらい顔しか見てないんですよ。クズ男に引っ掛かるダメ女の典型みたいなキャラで、中身は二の次、三の次。顔が良ければ全てよし、みたいな。
見た目が良いってだけで何されても良いとかどんな人でも構わないとか、とにかく見ていて危なっかしく、最終的には自らセフレ志願していて頭を抱えてしまいました。
100歩譲って面食いなのはまだ良いんですよ。良いんですけど、自分の体を安売りする所が私にはどーーーしても耐えられなくて、最後までモヤモヤしっぱなしでした。
これがね、頭も股も緩いビッチ受けな設定だったらそこまで抵抗はないんですよ。ビッチだったら顔重視で体大安売りしててもまだ納得出来るんです。
でも、この作品の受けはビッチとは違って手垢の付いていない地味で純朴な田舎っ子なんです。普通だったら良いように遊ばれた挙句、捨てられて傷付くのが目に見えてるからこそ、どうしても常識のあるカナちゃん目線で見てしまうというか…。
つい最近、私の日常生活でも友人が似たようなケースで相手の男に泣かされたので無意識に友人と受けを重ねてしまって余計腹立たしさを感じるのかも(笑)
まぁ、帯には王子様がお姫様をおとす物語じゃなくて、お姫様が王子様をおとす物語だって書いてあるから、最終的には攻めが受けに振り回されるようになるんだろうけど、少なくともこの巻だけ読むと自分には合わないのかなあ…って思ってしまったり。
正直、2巻が出たとしても買うかどうか迷いますね…。気が向いたら買うかもしれませんが、今のところ買わない可能性の方が高いです。決して面白くない訳じゃないんですけど、CPにハマりきれないとどうもね…。
ま、その時の気分って事で。すみません…(^^;) -
Posted by ブクログ
ネタバレタイトルもシンプル。内容もシンプル。
物語は、幼馴染み兼恋人同士の成沢水城と及川悦郎のお話。
水木の方が6つ年上で、悦郎の熱情に押されるように付き合い始めたことに水城は罪悪感を持っていた。
いつか手を離さなければならないと思う水城に対して、まっすぐに愛を告げてくる悦郎……
という年の差カップルのありがちな悩みをちょっとした悦郎の側の家族の問題を混ぜ込んだ作品。
でもなんでこんなに重たくならないのだろう……と考えたんですけど、登場人物に悪い人が一人もいないんだなあ……ということに気づきました。
もちろん、人間なのだから、すれ違いとかそういうのはあるんですが、それでもそのすれ違いを大げさに描くのではなく、きちんとあったこととして、冷静に描かれているのが穏やかな話になっている理由なんだろうな、と思います。
確かに人生はそんなに華やかでアップダウンが大きすぎると疲れてしまうので、だからこそわかりやすく読みやすい話になっているのだろうな、と思います。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ田舎から東京のアパートに引っ越してきた松田の隣人は、八乙女という名の無精ひげの怪しい男。
おまけに、子供が一人いるのだが、その子供は、八乙女のことを「パパじゃない」と言う。なにやら訳ありの家族に、松田は近づかないことにしよう……と思うのだけれど、端々で見せる八乙女の優しさや、弱さに次第にほだされていく……
という感じの話でした。
個人的には、子供を手放しちゃったりの山あり谷ありはあるんですが、もう少し、突っ込んだ内容でもよかったんじゃないか、と思ってしまいます。
表面をふんわり撫でて、そんなこんなで最後は丸く収まっているんですが、収まっている後のことも読みたいし……とか思ってしまうと、この一冊で終わりは、ちょっと惜しいかなあ……と。
まあ、BLはそもそもにして、一冊同じ話で通してくれることが少ないので、そうなってくれていた時点で、御の字なのかもしれませんが、やっぱり、個人的な趣味として、「いろいろ読みたい」よりも「しっかり読みたい」が優先されてしまうので、ちょっともったいなかった……と思ったりもします。
でも、充分に登場人物の心の動きとかそういうのは楽しめると思います。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ静かなBL。
突然、大学教授の父親を亡くした大学生の大和。
そこに現れたのが、とても印象的な男・小野寺と出会う。
小野寺は、とても印象的な男で、大和には忘れがたい男になった。
彼は、父の遺稿をまとめて出版するのを手伝ってくれる、というとこで、自宅に出入りを始める。
そこで交流をするうちに、彼は父親に密かに想いを寄せていたようで……
たまらなくなって一線を越えてしまった大和だったけれど、そのまま小野寺は行方不明になってしまう。
という話でした。
テーマとしては、不器用な交流……ですかね。
基本敵にはとても静かな話で、絵の繊細さも重なって押し付けがましい印象はまったくないです。
穏やかな月の夜に始まった恋がどうやって成就するのか、しっとり読む本でした。