木下けい子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ男やもめの古書店店主・涼介が、万引き犯だと間違えた高校生と交流していく話。
万引き犯だと思って捕まえた高校生・波頭は、実は違っていて、「何かお詫びを」という涼介にどういうわけだか、だったら「飯を食わせろ」と言う。
そのまま、頻繁に食事をしにくるようになった波頭であるが、高校生がそんなに頻繁に人様の家で食事をしていていいのだろうか? また、こんなところにきて楽しいのだろうか? と疑問に思いつつも、すっかり馴染んでしまった波頭。
というような感じの話でした。
えーっとですね、物語自体は淡々と続きます。
それがこの人の持ち味で、それがとっても面白いところだと思うんですが、今回ばかりは -
Posted by ブクログ
2004年リーフノベルズ「切なさごと抱きしめて」の新装版です。
商社に勤める島田はある日突然同僚でもあり恋人の貴樹から別れを告げられ、新人で貴樹が教育係を任されている瀬谷と一線を越えてしまう。
瀬谷は地味目で大人しい印象だが、指導を怠り無理な仕事を押し付けられても黙々とこなし、その仕事ぶりは法務も完璧な出来栄えだと絶賛する程。
実は瀬谷には公にしていない事があるのだったが。。。
一夜の過ちと瀬谷を避ける島田に対して「心配で堪らない」と恋心を募らせる瀬谷。
初期の作品だからでしょうか、特に起伏なくゆったりとお話は進みました。
木下先生の絵だったのですんなり読めましたけれど。 -
Posted by ブクログ
終わり甘かった。編集と作家の再会もの。前半ドロドロか!と食いつき、後半え~王道ルートで進むの~エロ多いwとか思いつつ、最後でヨシヨシww
若気の至りって恐ろしい。一生気付かない自分の気持ちってあるかも。後になってやっと分かる。それも、振り返るチャンスがあったものだけ。
攻めが最低なヤツで、復讐に至る受けが痛々しくて応援してしまったww 修羅場で受けを選んだ時すら偽善ぶって全然反省してるように感じられない攻めwだったけど、書下ろしの温泉でのセリフと卒業までの最後の修二視点で少しだけ株あがったww
作家さん初読み。もう少し他のも読んでみたい…。