【感想・ネタバレ】スローリズムのレビュー

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購入済み

2020年02月25日

ゆっくりとゆっくりとお互いの気持ちが近づいていく感じです。まさにスローリズム。読んでいてとても心地良かったです。エッチは少なめですが、満足出来る素敵な作品です。

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購入済み

タイトルどおり!

2017年06月05日

ゆっくり心に染み込んできて何度も読み返し、切ないけどホッとするお話でした。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年07月11日

良い話。濃くてでも純粋で上質な映画を一本観終えたような話だった。
最初から最後まで矢萩の水森に対する愛が深く感じられる。途中からは水森が矢萩に対する愛も感じられて、幸福に浸れた。
押し付けがましく巻くて相手のことを尊重している姿勢の無償の愛。行き違いにもなるけど、それも二人にとっては大事なことで読ん...続きを読むでいるとため息をつきたくなるくらい羨ましい関係だと思った。心情的には堀田くんに近いかも。
告白の場面はドキドキしたし、変化していく二人にもドキドキして、とにかくいい作品だった。掘り出し物だった。

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Posted by ブクログ 2012年02月15日

初めて読んだ杉原さんの作品です。
木下さんの挿絵がとても作品とあっていました。
ゆっくりとどこか淡々と進んでいくようなストーリー。
でもそれが逆に嘘がない感じで面白かったです。
絡みのシーンはもうちょっとだけスパイスが欲しいかな。
他の作品も読みたくなった作家さんです。

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Posted by ブクログ 2011年01月24日

スローリズムの音楽を聞いてるような物語
気づいても気づかなくても、あるものはそこにある。心配はいらない、隠れる必要もない。
杉原せんせいが書いている恋のもどかしさ・心地良さ・胸がほんの少し疼くような甘酸っぱさが大好き。

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Posted by ブクログ 2009年12月23日

少し不器用な大人の遠回りだけど、確実に寄り添っていく二人の気持ちが見事に表現されていると思いました。

大きなハプニングも、のたうち回るような甘いセリフもありませんが、読んでいて二人の空気に引き込まれました。


木下けい子さんの挿し絵がまたピッタリ。


読後はその後の二人を想像して、ほっこりと温...続きを読むかい気持ちになれました。


こんなカップルには性別問わず憧れます。


お気に入りの一冊になりました。

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Posted by ブクログ 2009年12月18日

幸せな気分になれた。疲れてるときは癒されそう。何の変哲もないリーマン。受けがウダウダ考えるけどやる時はやる「漢」だ!そこがいい!ゆるい攻も徹底して大事にする頑固さがいい!

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Posted by ブクログ 2009年11月19日

…最高でした。杉原さんは初読みだったのですが、2人の心情変化がリアル。木下さんの挿絵ともマッチしています。以前のフェアの際の後日談の小冊子と併せるともっと幸せな気持ちになるw

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

【あらすじ:水森に毎週2回必ず電話をかけてくる矢萩は、高校のときからの付き合いで一番身近に感じられる友人。だが、高校生の頃、ゲイである事を告白した矢萩はすました顔をして「安心しろよ、おまえだけは絶対に好きにならないから」といい放った。あれから12年。その言葉どおり水森と矢萩はずっと友達でいるが…。】...続きを読む

先を急ぎたくなるのをこらえるので必死。

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Posted by ブクログ 2014年09月07日

ジレジレ感満載の話でした。

攻め:矢萩智彦
受け:水森

中学から知っている矢萩と高校時代から連み始め、社会人になっても未だに一緒にいる。
矢萩はゲイと公言しているが水森のことは好きにならないと言ってくれてるので安心して付き合えるのだ。
でもその空気感が微妙に揺らぐことがあって、その度にお互い必死...続きを読むで元に戻そうとする。その微妙な感覚に蓋をするように。
何度も同じ危機感を乗り越えて、それでも感じる違和感。このままでいいのか、でも、という行きつ戻りつする感情の羅列。
とにかくジレジレしました。自分の気持ちって分からないものなのね?受け子ちゃんがあまりにも天然の鈍感だから、攻め君が今まで隠して接してきたんだよ?的な。
やっと二人が出来上がってホッとした。

でも、書き下ろしは新たなジリジリ感満載の話になってて。矢萩が水森を好きすぎるあまり、先回りするからいけないんじゃ無いか?と思ったけど。
水森が少しずつでも自分の気持ちをちゃんと伝えなきゃと思うようになったので、これからはなんとか、今までよりか幸せな感覚で付き合えて行くのではないかな、と安心しました。
二人とも、幸せになろうね。

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Posted by ブクログ 2014年03月22日

何が切っ掛けで買った本だったのか忘れたんですが………
ゆっくりしたペースで進んでいく想いの描写。
ゆっくりして、イライラするかと思ったんですが、すごく読みやすかった。

特に大きな事件も無く、落とし穴も無く、、なんですが、気持ちをゆっくりなぞっていくのが、二人の気持ちをじっと暖めながら見ているような...続きを読む感じで、よかったです。

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Posted by ブクログ 2012年04月11日

同級生モノ。長年お互いを想うあまり、核心の周りをぐるぐるぐるぐるジレジレジレジレと気遠くなるようなスローなリズムで刻んでいくお話です。大きな事件はありません。でも好きだな~・・・こういうの。作中に『年をとるごとに、たいした悪さをしているつもりはなくとも、呼吸をしているだけで薄汚れていくものはあるのに...続きを読む』という表現がでてきて、なんか胸がザクリとなりました。何もしなくても、生きてるだけでも、自分は薄汚れていくけど、心の奥にお守りみたいに大事にしている、何にも汚されない想いみたいなモノ、自分にもあるな~・・・と。実際使われている文脈のニュアンスとは少し違うんだけど。杉原さんの作品には時折心をかっさらわれるような表現が出てきます。結構好きな作家さんです。木下けい子さんの描く普通のサラリーマンのイラストのなにげない空気感も好き。

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Posted by ブクログ 2011年07月16日

繊細…というか愛しているからこそ、壊れたくなくて臆病になってしまう恋。そんな話のだったけれど、鈍感な彼と臆病でほんとの気持ちを言えない彼に少しイラッとした。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年06月20日

木下けい子さんの挿絵に惹かれて購入。

スローリズムのタイトル通り、ほんとうにもどかしいくらい微妙な関係がゆっくりとでも確実に進んでいくかんじ。

本当に何が起こって急展開という感じでもないけれど、読んでいてだるさはなくてなんだか心地よい。

二人の幸せを見守りたくなるあたたかい作品でした。

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Posted by ブクログ 2011年04月17日

タイトル通り、ゆっくり進む関係。
雰囲気が自然で、ちょっぴりほろ苦くて、例え恋仲にならなくてもいいなあと思わせる関係でした。

杉原さんが描く二人の距離感が好きです。

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Posted by ブクログ 2011年03月07日

木下けい子の表紙に惹かれたんだけど、内容も木下けい子が描きそうな感じ。十年愛。中編二つなんですが、続編が良い。ずーっと好きだったから両思いになれて嬉しいのに、不安になったり卑屈になったりしちゃう攻めが切なくて、受けはなんで攻めが悲しそうなのかとかわかんなくてでも好きだから必死で、もうそのへんぼろぼろ...続きを読む泣きながら読んだ。好きです。

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Posted by ブクログ 2010年06月08日

挿絵が木下けい子さんだったので購入。
でも、内容もよかった。
どちらの気持ちの揺れも迷いもわかるし・・・葛藤がよく描かれていて感情移入ができました

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Posted by ブクログ 2009年11月17日

びーえるはぜんっぜんくわしくないけれど、びーえるのいいところというのはきっと屈折してるところなんだ、とわたしはおもう。
この卑屈さは少女漫画とかにはない!
少女マンガの登場人物のあのまっすぐな考え方とかひたむきすぎる行動とかもう私は途中からくやしくなってきてしまうのだ
ああ、なんか結局正直でまっすぐ...続きを読むなおんなのこは応援したくなってしまう。まんがでも現実界でも。
彼女たちの公明正大な恋愛トークとかひたむきさとか、ひねくれもののわたしには絶対にまねできない、まねしたくない。でもうらやましい、どこかで。ああでもなんて公明正大なのだろう!

正直者は得をするのはわかっている。だけど99%の照れと屈折と誤解のなかの1%のほんしんをみいだしてほしい、というひねくれもののひねくれた期待。現実界ではかなわないけど。たぶん
びーえるではかなってくれるんだなあ。
とにかくびーえるの屈折具合は共感、とまではいかないけれど共感に似た何かをかんじるのです
もう無駄なところで意地はるのとか、傷つきたくないのとか、関係壊したくないのとか、猪突猛進のガールズたちとはちがうんだ

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Posted by ブクログ 2009年11月05日

「お前だけは好きにならない」
きっと、好きと言って距離を置かれるよりかは、友人として主人公を好きでいたかったんだろうな…。
でもその言葉が両想いのお互いの気持ちに歯止め…というか壁を作ってしまっていて、もどかしかった。…でもそれがいいw
タイトル通り、スローリズムなお話です。
木下けいこさんの絵が凄...続きを読むくお話に合って良かったです。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

まったりとした展開の実によい本だった。ずっと片思いをしてそれを押し隠している臆病な攻がよかった。受の男性らしい(失礼かもしれないが)デリカシーのなさというか、鈍感ぶりもw

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Posted by ブクログ 2009年10月07日

08/4/20
題名の通りゆっくりと恋愛関係になっていきます。12年もの。
スローな具合がとても良かったです。ゆったりした気分のときに読むとさらにジンワリ。
『おまえがゆっくりとゆっくりとふれてくれたから、俺はいま、こんなふうにおまえが好きだっていえるんだ。』271P

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購入済み

ゆっくりと穏やかに

2014年07月30日

タイトルズバリなお話です。杉原さんらしいと言っていいかな?華美な設定や奇抜なキャラ個性はないのですがお話の中で「ちゃんと生きてて」つい引き込まれますね。しかし12年てね、時間かかるにも程があるわ!と1人ツッコミ入りました。BLに多い設定な気がする、この無駄にロングランな片恋的な(笑)お話自体は優しく...続きを読む時に切なくもあり良かったかな。ただね水森がキツイと言われてるほどキツくい訳でなく割と単に色々無関心なんじゃない?とか、矢萩が見目良く受けがいい猥談好き(?)と謳うわりに印象は気の弱いヘタレだったりとキャラに若干違和感が残ったので総評は☆3で。

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Posted by ブクログ 2014年04月18日

まあ、面白いんだけど、なんだかたるいな・・って感じで進んでて、最後でちょっとぐっときた。

イラストが良かったかな。
BLって、イラストでかなり左右される。
すごく好きな話でも、苦手なタイプの絵だと半減。

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Posted by ブクログ 2013年12月10日

タイトルどおりスローだと聞いていました。
でも、じれじれキュンが好きな自分としてはむしろ本望!とばかりに購入。どんなじれったい話なんだろうと、ワクワクしながら読みました。
確かにスロー。もどかしいばかりにゆっくりな恋模様が、一人称の受け視点で語られます。
…でも、これ好き嫌いが分かれるかなー。
これ...続きを読むをじわじわと読むのかノロノロと読むのかで評価は分かれると思います。私は合わなかった。
ストーリー自体もゆっくりな歩みですらなく、結局その場で足踏みしてたのにやっと気づきました、という感じ。
最後には、受けのあまりの煮え切らなさにイラっとしてました(笑)
木下さんのイラストが繊細で綺麗なのが救い。

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Posted by ブクログ 2013年04月15日

中学時代からの幼馴染でリーマンもの。
こういうの好きなはずなんだけど何故かはまらず。文章が合わなかったかも。

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Posted by ブクログ 2012年06月21日

水森に毎週2回必ず電話をかけてくる矢萩は、高校のときからの付き合いで一番身近に感じられる友人。だが、高校生の頃、ゲイである事を告白した矢萩はすました顔をして「安心しろよ、おまえだけは絶対好きにならないから」と、言い放った。あれから十二年、その言葉どおり水森と矢萩はずっと友達でいるが……。単行本未収録...続きを読む作品&書き下ろしで待望の文庫化!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年03月25日

杉原さん初読みでした。私の大好きな木下けい子さんの絵と凄くマッチしていて良かったです。矢萩の、水森にだけは臆病である姿がなんとも痛ましく、切ない。必至な二人がとてもよかったです。

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Posted by ブクログ 2010年01月08日

【あらすじ】
水森に毎週2回必ず電話をかけてくる矢萩は、高校のときからの付き合いで一番身近に感じられる友人。だが、高校生の頃、ゲイである事を告白した矢萩はすました顔をして「安心しろよ、おまえだけは絶対に好きにならないから」といい放った。あれから12年。その言葉どおり水森と矢萩はずっと友達でいるが…。...続きを読む単行本未収録作品&書き下ろしで待望の文庫化。

【感想】
作家買い

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Posted by ブクログ 2009年12月31日

攻めがずーっと大切にしすぎて(というか受に告白して振られたら立ち直れない性格で、ある意味、自分大事?)、手を出せないの。で、受はなんとなく自分の事を好きなのかなって感じてるんだけど、攻が「絶対にお前だけは好きにならないから。」という言葉を信じて、全然攻の態度にも応えないの。(というか一歩を踏み出さな...続きを読むいよう気づかないようにしてきたのか。)1は、間男が出てきて、やっと気づいたか受…。という感じ。2は結構いい。攻がどんな思いでこれまできたかとか、受が成長して、攻に好きだよ。って言えててほんわりです。最後は作者も自分でよく書けたという通り、幸も不幸も二人で歩んでゆこう。という感じで書かれていていい感じの終わりでした。

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