田中俊行のレビュー一覧
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この方の怪談、よくyoutube等で耳にしていました。話も面白く、呪物展をやったりして昨今のホラーブームを牽引する存在、人柄も個性的で愛すべきキャラ的な認識でした。
長編小説の合間の箸休め的感じで(失礼!)本を手に取り読み始めた結果、、、。
とても面白かった。
特筆すべきは一話一話のクオリティ高さ。
田中先生の人気の秘密、それは話のクオリティの高さだと認識を変えました。
短い話もしっかり怖い。怖さを伝えるのに最短距離かつ考え抜かれた構成、
愛すべきキャラではなく尊敬すべきホラーテラー!!
思わず紙呪もポチってしまいました。
次は箸休めでなくワクワクで挑読します。
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Posted by ブクログ
14歳のみんなに読んでもらおう!ということを前提に考えると、かなり真剣にホラーを楽しんでほしいという意思を感じて大変好ましい。学校生活が怖くなるような話ばかりで作者の皆さんの本気を感じる。梨作品とか、読んだら怖くて夜眠れなくなるんじゃないかな。少なくとも私は眠れなくなるような子供だった記憶がある。芦花公園作品に関してはこれ14歳が読んで大丈夫?トラウマにならない?という老婆心がわいた。怖すぎるんじゃないですかこの話。
ホラーに挑戦する機会をもってほしいという企画自体がすごくいいし、著者の面々がガチガチの豪華陣でいっそ笑っちゃうくらいだ。14歳のみんな、読んで震えあがろうね...... -
Posted by ブクログ
怪異を収集する2人が、それぞれ生い立ち、取材時の様子、所有する呪物紹介などを書いた一冊。2024年作品。
怪談とは縁が無さそうな、『週刊実話』の日本ジャーナル出版から刊行されています。
はやせ氏の文章と田中氏の文章とが、交互に掲載されていますが、海外取材や親子関係などに共通する部分もあり、途中から続きを読むとどちらか一瞬わからなくなるくらい、似た部分がある2人です。
自ら出演するYouTube動画内で、個人的な事をあまり隠さず話をする2人なので、読んで特に驚きがあるような内容ではなく、2人の人柄を愛おしみつつニヤニヤしながら読むような内容で、読み終わる時には本が終わってしまうのがちょっとさびしい気にもなりました。 -
Posted by ブクログ
ほぇ〜こりゃ中々面白かった!!
死期を予知する話が基本的に多いが、
その他の種類の予言も多々あり、めちゃ楽しめた!
個人的なおすすめは……
夜馬裕さんの『天女の願い事』です。
質素倹約で他人とは交わらない佐和子さんの
伯母さんにはある秘密が……
ここまで誰が予想できた事か?ってぐらいに
壮大で壮絶な話でした。
真相を知ってしまった時のトリハダは間違いなしの作品です!
その他にも安心、安定の面白さの郷内先生は
連作短編で読み応えバッチリ!
親子三世代に及ぶ何とも奇怪で悍ましい予言…
予言と一口に言っても色々な話があり
とても満足いく作品でした!!
とても面白かったです!
友人も言っていたが、未来なんてみたらロクな事にならない、確かに…(´-ω-)ウム
しかし、『虫の知らせ』に出てくる予知能力は欲しい。
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Posted by ブクログ
予言が怪談になるといえばやはり件とかかなーとワクワクしますね。
田辺青蛙『戦争を予言する柿』は一発目に先制パンチ級のものすごいはなしやなと思った。
予言は誰かが相手に伝えることでうまれるわけでそう考えると実話怪談とは相性がいいのかもしれないと思う。
吉田悠軌『赤いしるし』赤いものは不吉な象徴なところあるし予言が赤いのは納得。
雨宮淳司『骰子』これはぜひ検証したくなるはなしだった。骰子をふってなくても勝手に転がって勝手に予言してても見てなかったらそれはいきないのかどうかめちゃくちゃ気になる。
朱雀門出『青い獅子舞』赤じゃなくてもふだん赤いものが違う色なのは不吉ってことだ。
響洋平『インターフォン』こういう映像がともなう機械も怖い。例えばスマホでもあるんじゃないかとやはり考えてしまう。
幽木武彦『神勢調査員』予言者は忽然と姿を消した。こういう方がどんな世界を見てはるかめちゃくちゃ興味深いです。
ホームタウン『さざ波』同じ日を繰り返したのでは??と思いました。うる星やつらのように。
夕暮怪雨『カラスの来訪』地下フロアにたくさんのカラスが現れるとか怪異以外のナニモノでもない気がする。
西浦和也『虫の知らせ』予知のひとはやはりいてはる。とくにこの方は地震の予知みたいで明日5/11の太陽フレアについて伺いたいなと思う。
住倉カオス『予言に関する体験二篇』身体の悪いところが自分も痛くなるのとか別の仕事になりそうですよね。頭の上に文字が見えるひとも同じく。占い師になったら絶対儲かりそう。
田中俊行『鳥居さんの話』青い☓印。ここにも青が出てきました。
松岡真事『ひだりうしろ』もうすぐ亡くなるのがわかるって死神はいなくて自分自身が死期を感じてひだりうしろに立つとしたら右はどうなってるのかなと思う。
郷内心瞳『アサクラ』からはじまる全部がつながっててやはりこの方のはなしは面白いなと思う。もっと読みたくなる。
夜馬裕『天女の願い事』あまりにも理不尽。隣に元彼が元親友と結婚して住むとか、天女はひどい。山から離れるべきだったのでは?どうしてもそう思う。 -
Posted by ブクログ
竹書房怪談文庫のフォーマットの一つ地域限定怪談本の一つ。2023年作品。
著者の田中氏の初の怪談本単著作は、二見書房『あべこべ』ですが、田中氏出演のYouTube チャンネル『不思議大百科』では、一昨年くらいで『神戸怪談』執筆の話をしていたので、こちらを早く書き終えていたら、こちらが初怪談本単著だったのかも。
『あべこべ』では、ハードボイルドな文体にしびれましたが、こちらは普段の田中氏の語りをそのまま標準語にしたような文体が田中氏のイメージと違和感なく読めます。
『不思議大百科』の動画内知っていた話も多いですが、語りだけでイメージしづらかった話が、文章化でよりイメージしやすくなった話がいくつかあります。
強く印象に残ったのは、呪物怪談ともいえるような「公園の女」と、超自然現象なのか人怖なのかはっきりしないところに惹かれる「龍」。